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復刻版【夢と夕陽】52. 『100年残る音楽』 を生み続けるYOSHIKI.19 【ART OF LIFE -16】
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復刻版【夢と夕陽】52. 『100年残る音楽』 を生み続けるYOSHIKI.19 【ART OF LIFE -16】

2018-04-28 01:00
       2015年5月19日に配信されたブロマガ記事を復刻版としてお届けします
    オリジナルは http://ch.nicovideo.jp/tsudanaoshi/blomaga/ar793442 になります


     【 ART OF LIFE ⑯】

     さて、再び詳細な音楽解説に戻る。

     ピアノソロ後の勢い溢れる世界を見てみよう。

     
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      37.RIFF-38.Aメロ③ (24:19 〜)

     YOSHIKIの激しいドラミングから後半が始まる。

     この16ビートのほとんどを連打するDrumsリフパターンは、YOSHIKIがとても得意とするところだ。

     このような激しいYOSHIKIのドラミングが大好きな僕にとって常に謎なのが、その勢いとかっこよさが、どこから生まれているのか、というところだ。 
     
     厳密にいえば、16ビートすべてが埋め尽くされる連打のそれぞれは、正確なテンポに対して、僅かにズレている。
     
     つまり機械的にピッタリとしたリズムなのではなく、若干「人間らしいリズムの揺れ」があるわけだ。
     
     音楽の世界では、これを「グルーブ」と呼ぶ。
     
     まずはYOSHIKIならではのグルーブがこのような連打にはあって、その揺らぎがリズムに強い魅力を与えているのだろう。
     
     グルーブを波形で確認したわけではないが、僕の音楽的な耳と、過去YOSHIKIのDrumsについて分析した経験(「夢と夕陽」12. Xの音楽性〜YOSHIKIの速いドラムが聴いている人の心を熱くさせる理由 :参照)でいえば、その揺らぎは常に弧を描くように変化しているはずだ。
     
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