先々月から、デビューから10年で書いた私の小説作品（全部で14作品）から、登場人物たちの名言（迷言）を抜き出し、その解説を加えていく「百田尚樹・小説名言集（迷言集）」をお送りしています。
今回は１３回目です。
テーマは今週から「人間・心」です。
 
 
「人間・心」パート１
　

●警視庁滝野川署が防犯カメラの画像を公開したことによって、窃盗事件の容疑者が出頭してきたというニュースがありました。
この事件は、高齢者が特殊詐欺でだまし取られたキャッシュカードで「出し子」とよばれる共犯者が現金を引き出したものです。驚くことに出頭してきたのは東京都内に住む14歳の女子中学生でした。彼女は画像を見た友人から連絡を受け、もう逃げ切れないと観念したのです。
　

先々月から、デビューから10年で書いた私の小説作品（全部で14作品）から、登場人物たちの名言（迷言）を抜き出し、その解説を加えていく「百田尚樹・小説名言集（迷言集）」をお送りしています。
今回は１２回目です。
テーマは今週から「世の中」です。
 
 
「世の中」パート２
　

●名古屋拘置所に収容されている男性死刑囚が、購入したパンに付いていた懸賞応募券の郵送を不許可とされたことで、精神的苦痛を被ったとして国を相手に賠償を求めていた裁判の控訴審判決が名古屋高等裁判所でありました。
　

先々月から、デビューから10年で書いた私の小説作品（全部で14作品）から、登場人物たちの名言（迷言）を抜き出し、その解説を加えていく「百田尚樹・小説名言集（迷言集）」をお送りしています。

今回は１１回目です。

テーマは今週から「世の中」です。
　

●本来、市民の生活を守るべき警察官の不祥事が相次いでいます。しかも、その内容がいずれもハレンチ事件ですので全くもって面目丸つぶれです。
　

先々月から、デビューから10年で書いた私の小説作品（全部で14作品）から、登場人物たちの名言（迷言）を抜き出し、その解説を加えていく「百田尚樹・小説名言集（迷言集）」をお送りしています。
今回は１０回目です。
テーマは今週から「小説と小説家」です。
 
 
「小説と小説家」パート２
　

●野球の世界一決定戦、WBC（ワールドベースボールクラシック）がアメリカの初優勝で幕を閉じました。
2大会ぶりの世界一奪還をねらっていた日本は、優勝したアメリカに準決勝で惜敗し、ベスト4で涙を呑みました。準決勝以降はアメリカ本土での試合でしたが、一次リーグ、二次リーグは日本の球場で行われたため、時差なしのテレビ中継で観戦することができました。その視聴率は15％を超えたら上出来といわれる現代で、軒並20％オーバー、25％を超える試合も数試合あったという驚異的なものでした。それだけ多くの国民が「侍ＪＡＰＡＮ」の戦いに関心を持っていたのです。