• このエントリーをはてなブックマークに追加
春日太一の木曜邦画劇場 第562回「幼い頃、逢魔が時に見た本作が橋本忍の名を強烈に焼き付けた」『八つ墓村』
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

春日太一の木曜邦画劇場 第562回「幼い頃、逢魔が時に見た本作が橋本忍の名を強烈に焼き付けた」『八つ墓村』

2023-12-07 05:00
     おかげさまで、最新刊『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』は発売から三日で重版という猛烈な初動の売れ方となった。
     その生涯を追うほどに橋本作品に魅せられたキッカケは、子どもの頃の土曜日の夕方にテレビで観た二本の映画だ。
     一つは『影の車』。不倫相手の息子に殺されるかもしれないと考えるようになった男が、やがて妄想か現実かの境界を失っていく様を追った作品で、その悪夢的な展開に恐怖を抱くと共に、ひどく酔いしれて虜になった。この脚本を書いたのが、橋本だった。
     そしてもう一本が、今回取り上げる『八つ墓村』だ。 
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    入会して購読

    チャンネルに入会して、購読者になればこのチャンネルの全記事が読めます。

    入会者特典:当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。

    ブログイメージ
    週刊文春デジタル
    更新頻度: 毎週水,木曜日
    最終更新日:2024-04-26 18:00
    チャンネル月額: ¥880 (税込)

    チャンネルに入会して購読

    ニコニコポイントで購入

    この記事は月額会員限定の記事です。都度購入はできません。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。