私は子供ながらにして顔のうぶ毛が濃く、口元を隠すためにマスクが手放せなくなったり友達には陰口を叩かれていました。母親から剃ることを止められていましたが、我慢できずに父親のＴ字カミソリで初めて剃ってみると、元々あった私の白い肌が見えました。そんな私に見兼ねた母親も協力してくれるようになりました。

20代前半に結婚した私たち夫婦。結婚当初は旦那と2人の生活が楽しくて、子供なんで全く考えていませんでした。やがて周りの友人たちが結婚適齢期を迎え、そのうち出産報告を受け取るようになり、自分も意識するように。子作りを開始しますができる気配もなく、とうとう婦人科に通う事にしたのですが……。

結婚をしたらすぐに赤ちゃんができるーー。そう思っていた私ですが、私たち夫婦は一向に赤ちゃんを授かることができませんでした。インターネットに錯綜する「妊活」についての様々な情報にほんろうされ、精神ばかりすり減る日々。そんな時、私の支えとなったものとは……。

夫の病気がきっかけで不妊治療をすることになり、私たちは苦境を強いられました。義両親との同居、義母や夫側の親戚からの執拗な圧力……。それでもなかなか子宝に恵まれない私は気が狂いそうでした。しかし、紆余曲折を経て、そんな状況から脱却し、今は幸せにのんびりと暮らすことができています。

私のコンプレックスは顔のうぶ毛です。女性でありながら人より体毛が濃く、特に顔のうぶ毛が目立ちます。そのせいでからかわれたり、陰口を言われたり…。悩んだ私は小学生から顔剃りを始め、脱毛クリームなどの方法を試し、様々な肌トラブルに見舞われました。解決法を体験談を交えていくつかご紹介します。