重度のアトピー患者の私。成人式の日に友人と会い、軽く触れようとしたところとてもショックな言葉を言われます。私は様々な場面でアトピーへの誤解で傷ついてきました。ある日、胃痛で内科を受診するとそこの医師からここでアトピーの治療をしないかと勧められます。これが私の人生を変えるきっかけとなったのです。

物心がついた時からアトピーに悩まされ続けている私。医療は日々進歩してもアトピーは未だに完治することはありません。特に私にとっては露出の多い夏が最もつらい時期。肌を露出する女性を見る度惨めになることもあります。24時間365日続くアトピーのこのかゆみや辛さを理解してほしいという思いで、お話します。

アトピー性皮膚炎の私は現在大学生ですが、アトピーは完治するケースが少なく、再発を繰り返すという病気です。手のアトピーから始まり顔にまで広がっていく様子など、この体験談ではアトピーの向き合い方や、処方された薬、学校生活で私が感じたことなどを書いています。

手にコンプレックスを持っていた私。その原因はアトピーでした。小さい頃からあかぎれに悩まされ、小学高学年の時は人前で手を出すのがイヤでした。アトピーに悩まされながらも大学を卒業し、やがて結婚もしました。でも、子供にもアトピーが遺伝するかも……と母に言われ心配になります。

私はアトピー性皮膚炎を持っています。完治したわけではありませんが、今では症状はだいぶ緩和され、かゆみもほぼありません。しかし、そこまで至るまでは当時の彼氏に「汚い」と言われるほどひどい状態でした。皮膚科に通ったり自己ケアをしたり、私がアトピーを改善した方法や経緯を語っていきます。

私は、小さいころからアトピーに悩まされてきました。常に体中がかゆく、夜も眠れなかったことが幼いころの記憶として残っています。年齢を重ねても、アトピーは治ることがなく、年々重症になっていました。外に出るのも億劫になり、必要最低限以外の外出は一切せず、引きこもりの生活を送るようになりました。