高校生になると、自分の顔へのコンプレックスはますますひどくなっていきました。ほかの女子生徒への妬みやヒ僻みから、性格もどんどん悪くなっていき、毎日のように泣き暮らしていました。

もともと明るい性格だったわたしは、ある日同級生に「ブス」呼ばわりされたことをきっかけに、自分の顔に自信がもてなくなります。陰湿ないじめは部活動から始まり、徐々に学校全体に。さらに奴隷のような扱いをされるまでになりました。それでも親のために学校を通い続けた私に優しい声をかけてくれる同級生に救われます。

一重まぶたにコンプレックスを持っていた私。中学のときつけられたあだ名は「きつね」でした。そんななか出会ったのがアイプチ。憧れの二重まぶたが手に入った私は天にも昇る気持ちでした。

品川美容外科の皮膚科部門、品川スキンクリニックを立ち上げた和田哲行先生にインタビュー。後進の指導にもあたっている和田先生が思う、美容外科医の資質や、信頼できる医師に出会うための秘訣とは？

自分の一重まぶたを嫌いになったのは小学校5年生のとき。隣の席の男の子に「おまえって目つき悪いよな」と言われたことがきっかけでした。それから、クラス中に一重まぶたをからかわれるようになり、ついに不登校になってしまったんです。

自分の顔にコンプレックスをもちはじめたのは中学生のころ。次から次へとできるニキビと、大きくてボテッとした団子鼻。自分の顔はなんて醜いんだろう……。そう思うと、性格もどんどんひねくれていっていまったんです。