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記事 23件
  • 発想もめきめき20代からの右脳バランス 〜さそねっとブロマガ「未来の普通」右脳バランス総集編〜

    2013-12-31 11:01  
    419pt
    この記事は過去33記事を一度に掲載したものです。新書で140ページ分くらいあるので、同時にアップした電子書籍EPUB版をお勧めします。EPUB版は、この記事を購入するとダウンロードできるようになります。記事の購入は、この記事の下にある「ニコニコポイントで購入」から行えます。購入すると、右タイトル画像の上のにある「電子書籍」のメニューからダウンロードできるようになります。 PDF版が欲しい、ニコニコポイント持ってないけど欲しいという方のために、Gumroadからも購入可能になっています。 比較:ブロマガ(このページ): HTML,EPUB形式。クレジットカードだけでなく、携帯課金や電子マネーも使える。Gumroad:PDF,EPUB形式。クレジットカードのみ。発想もめきめき20代からの右脳バランス 〜さそねっとブロマガ「未来の普通」右脳バランス総集編〜
    はじめに これは、ブロマガ「未来の普通」2013年10月末から年末まで断続的に掲載された「右脳シリーズ」を集めた、題して「発想もめきめき20代からの右脳バランス」です。 このシリーズは感動的なプレゼンの宝庫TEDの中でも人気の一つ、 ジル・ボルト・テイラーのパワフルな洞察の発作  という動画に刺激されて始まりました。プレゼンターで脳科学者のジル・ボルト・テイラーさんは脳卒中で一時的に左脳が麻痺しましたが、そのご奇跡の復帰を遂げ、さらにはその間のことを克明に私たちに伝えることができたのです。 ジル・ボルト・テイラーさんは左脳に障害を持っている間言葉を失っていました。言葉でコミュニケーションしたり考えることができなくなっていたのです。それでもそれ以外の機能は維持していて、たとえば相手がどんな表情をしているのかといったことは問題なく理解できていたのです。 人間の脳は大きく分けて二種類の方法で情報を処理します。一つは左脳が得意な「逐次処理」で、ものごとを順番にこなしていく方法です。この方法は言葉で書き表すことができます。12×34という筆算をする時には、まず2×4をして、その答えと10×4の答えを足したものを線の下に書き、同じように12×3を計算したものを1けたずらして先の数字の下に書き、その両者を足しあわせると最後の答えが出るという感じです。言葉で説明できるので、学校などでの教育内容に向いていて、現在学習内容の大半は、この「逐次処理」で行うものが対象です。 また、順番に考えるので、過去ー現在ー未来のつながりを考えることができて、したがって「将来いい仕事につくために、今は遊ぶのを我慢して勉強をしよう」と計画を立てることができます。 一方、右脳は「並列処理」を得意とします。例えばこの絵で「赤い丸はどこにありますか?」と聞かれたら、

    ヒトは一瞬で見つけることができます。丸の数が増えてもその速さはほとんど変わりません。ひとつひとつ丸を注視して赤か白かを見分けているわけではありません。左脳的な「逐次処理」ではない処理の仕方です。 あるいは会話をしているときに、相手がどんな感情なのかということも五感全てを使って、並列処理して感じ取っています。いちいち、「さっき言った言葉からはどう考えられるか」「次に表情はどうか」「体はどうか。揺すったりしてそわそわしてないか」「腕・手・指はどうなっていてそこからどう考えられるか」と順に考えたりしません。順に考えたら余計に間違えそうです。ものすごくそわそわしてもう会話を切り上げたそうなのが明らかな時に「まず言った言葉からどう考えられるか」なんて手順を踏む訳がありません。 しかし、この並列処理の方は、うまく言葉で過程を説明することができません。白い丸の中からどうやって赤い丸を見つけているのか説明しようと思っても「ここにあるものは、ここにある」としか言いようがありません。 もう一つ例を考えましょう。もし歯に何かものが挟まっていたら、「あー、歯にもの挟まってて気持ち悪い」と感じます。逆に特に大きなものが挟まっていないとき、挟まっていないことをどうやって感じているでしょう。別に左奥の上の歯の間から順番に右に向かって「挟まってないな」という感触を感じなくても、「うーん、今別に大丈夫」と一瞬で判断できます。これもどうして一瞬でわかるのか説明せよと言われていも、上手く説明できません。 こんな風に脳みそは、その過程を言葉にすることは難しいけれどうまく処理していることがたくさんあります。恐らく左脳的な逐次処理で考えることと同じくらいには、右脳的な並列処理でも考えています。 しかし、それは言葉にならないため、ほとんど意識されていなかったのではないでしょうか。ここのところは科学が大きく発達したこともあり、「言葉で説明できないものなどない」という価値観が受け入れられているように思います。しかし、このように実は頭の中は「言葉で説明できない処理」だらけだったのです。 念のため補足すると、赤丸を選ぶ仕組みも、脳科学的に言葉できちんと説明することはできているかもしれません。しかし、ポイントはそのように説明されていようといまいと、あるいはその仕組みがどんなものか知らなくても、私たちはその仕組みを利用できるし、しているということです。 このように、言葉ではうまく説明できないけれど、左脳と同じくらい膨大な処理を行っている右脳について、けれど、普段私たちはあまり意識していません。私自身もそうでした。 しかし2ヶ月以上前、ジル・ボルト・テイラーさんの動画を見て、右脳について考えたことを1日分の記事として書いたところ、後から後から右脳的な並列処理の世界が関わっているさまざまなことが気になり出し、1つ、2つと記事は増えていきました。 結果、二ヶ月とちょっとに渡って全部で33記事になりました。つまり、言葉を変えれば行き当たりばったりに書き綴られたものですが、大まかには以下のような構成になっています。 パート I /一時的に左脳を失った科学者の話が悩ましい  全てのきっかけになった記事です。一時的に左脳が麻痺していたジル・ボルト・テイラーさんの体験は神秘的でいわゆる「神を見た」という体験そっくりです。つまりこれらの体験の元は実は誰の中にでもあるけど、普段は言葉で考える左脳の影響が大きすぎて、特殊な状況でのみ見られるもののようです。神秘的体験の元である右脳が持つイメージについて考え始めた最初の記事です。 パート II /右脳バランス 次の二つの記事は、右脳的に生きるか左脳的に生きるかという二者択一な過ごし方ではなく、両者のバランスが取れた状態を考えて、そのようにバランスを取るにはどうすればいいか、またバランスを取ることが自分自身が豊かに暮らせることにつながる(雲を見上げるだけでも楽しくなる)だけでなく、ジル・ボルト・テイラーさんも提唱する世界がより平和になるのではないかという点について考えています。もともとここで終わるつもりだったのですが、あと30個も増えることになるとは。 バートIII /右脳を左脳で理解する試み 次は、8回に渡って、ときおり単独のコラムも交えながら、「右脳を左脳で理解する試み」という記事です。ジル・ボルト・テイラーさんの語る右脳の持つイメージが、自然界に生きる動物の価値観に似ているのではないかという点や、座禅など瞑想の極限で得られるイメージにも似ていることが分かったことから、右脳の持つイメージについて、左脳的な「言葉」でいろいろとその姿を捉えようとしています。子供は大人より右脳バランスが良く思えることについても考えています。また、右脳のイメージが特殊な状況でしか得られない理由も考えています。 パートIV /迫り来る「右脳革命」に20代が備える方法 そして最後のパートは、全14回に渡って、やはりときおりコラムも交えながら、迫り来る「右脳革命」に20代が備える方法という記事です。 今まで神秘的な体験として言わば得体のしれなかった右脳のイメージは、既にその存在はゆるぎないものになってきました。脳波も手軽に測定できるようになってきていて(実機での測定もでてきます)、今後は右脳や左脳が働く様子を客観的に測定できるようになるでしょう。 となると社会は今まで中心的だった左脳的な思考法だけでなく、右脳的な思考法も意識するようになります。左脳的思考能力の開発は現状飽和状態で、大学入試・就職面接なども技術的対策をこなした人程有利な状況ですから、今後当面は右脳的思考力を伸ばすことが社会の中でも大きな意味を持つことでしょう。 よく考えれば、言葉で考えているのは左脳だけです。脳には右脳だけでなく脳幹や海馬といったところもありますし、その他体全体(たとえば胃腸)なども言葉を持つ訳ではありません。しかし、それらすべて言葉がなくとも気まぐれではなく一貫した機能を持って、日々生きています。それらの機能を言葉で説明しなくても、問題なく生きていけます。そもそも動物はほとんど言葉を持ちません。つまりまず自分たちの体はその大部分が「言葉で説明できなくても動いている」のです。 世の中も同じです。自然も社会も「言葉での説明があろうがなかろうが」動いているものだらけです。もしかしたら、なんでもかんでも言葉で説明できるのかもしれませんが、説明など知らなくても利用したり関わっているものが大半です。「世の中説明してないものだらけ」なのです。 それらのものとつき合う、あるいは理解しようするのに、無理に言葉で理解しようとせず、言葉は持たないけれど並列処理である右脳的思考の方がうまくいくこともたくさんあるはずです。つまり、「右脳革命」の第一段階は、「世の中に言葉で説明できないものはないはず」などとつっぱらずに、「とりあえず世の中説明できてないものだらけ」ことを受け入れること、そして第二段階はそのうちの一部とは、無理に言葉で理解しようとしないで、右脳的思考で対応していこうという方向性を持つことです。 しかし、右脳的思考力を伸ばすのには発想の転換が必要です。 この厳しい競争社会を生き延びるために、右脳的思考力を伸ばそうと思うなら、それはすでに左脳的発想です。右脳は競争社会なんて好きじゃないし、「共創」社会を望んでいるし、つまり右脳的思考力が伸びたら、その分より多くの人が豊かに幸せになることを望んでいます。そんな右脳と仲良くなるには、今までの常識的な切り口はかえって邪魔になります。 では迫る「右脳革命」にどのように備えればいいのか、現時点で考えられる点についてこのパートでは記事にしました。特に、右脳的な思考を目指すことで、目下現実的に目に見えそうな成果は発想が豊かになることです。その発想法について詳しく考えています。 これらの記事を通して、今まであまり意識してこなかったけれど、自分の体や脳の中に、とても豊かな右脳の世界が広がっていることを感じられると思います。たとえば、空を見上げ雲を眺めているとき、言葉としては漠然と「きれいだなあ」しか浮かばなくても、それは脳みそがさぼっているわけではなくて、全身で空や雲を楽しんでいると分かります。人によっては、何を今さら、それが当たり前と思うかもしれません。まさに「考えるな、感じろ」という奴ですし。その世界は、自然を堪能するためだけでなく、発想力など様々なことに関わっているのです。 その世界があると確信さえできれば、その世界と慣れ親しんで行くのは時間の問題です。既に右脳的思考力は手に入れたも同然です。発想力もどんどん豊かになることでしょう。 それでは、連載を通して、右脳の世界に気付いてから、徐々にその様子が見えてくる過程をぜひお楽しみください。一時的に左脳を失った科学者の話が悩ましい
     TED プレゼンの中でも有名な、一時的に左脳を失った脳科学者の話があるじゃないですか。 【感動必見】脳機能を失い、死に向かった脳科学者が見た「僕らの生命の秘密」「人生の意味」に魂が打ち震えるほどの衝撃が  実は、気になっていたけど、このテキストを初めて読んだのはほんの1ヶ月前くらいで、映像を見たのはつい先週のことなのです。 やっぱ映像のが全然迫力ありますね。映画のクライマックスみたいです。 でテキスト読んだ時もそれなりに感動したんですが、映像みたらなんというかいろいろ考えさせられました。 
  • 2013年 ゆく年くる未来 全261記事 総まとめ

    2013-12-31 10:30  
    ミライ: みなさんこんにちは。今年もあとわずかとなりました。そこで、今日はまとめとして今年アップされた全261未来から、各記事からのキーワードを取り出して一気に紹介しようと思います。題して「2013年 ゆく年くる未来 全261記事 総まとめ」。気になるキーワードがあったら、クリックしてみてくださいね。(2012年版) 今年もいろんな未来がありましたねー。フツクロウ: ホじゃな。振り返ってその後どうなったか調べるとまた面白いことが分かって楽しいの。ミライ: そですね、あの動画シリーズが再開してたとか、あの削除動画が違い形で復活してたとか、1月
    ミライ: はい。さっそくまいりましょう。まず1月。人名のキーワードは敬称略です。ご了承ください。  エクセルギー、 スパコン京、 共同一次面接、 女性ビジコン、 ダイアログ・イン・ザ・ダーク、 新成人調査、 E-Inkスマホ、 直球表題ロボットアニメ、

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  • 迫り来る「右脳革命」に20代が備える方法(14)〜子供の教育にどう備えるか〜

    2013-12-30 07:00  
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    【ミラフツ、右脳バランス編 - NAVER まとめ】
     迫り来る「右脳革命」に20代が備える方法(13)〜子供の教育にどう備えるか①〜  の続きです。今までは社会によって成長するにつれ右脳の能力はむしろ凹んでいますが、それを防ごうとする動きがあるようです。 学校など授業の現場では、子供達を意欲的に授業に参加させるために、好奇心や創造力を刺激するために、工夫を凝らしているようです。好奇心や創造力を育むこと自体も目的なのかもしれませんが、なるべく多くの子に前向きに授業に取り組んでもらおうというもっと切実な目的の方が、うまく働いているように見えます。 つまり、国語や算数の教育内容そのものが変わっていなくても、より右脳的な刺激の多い授業になっているようなのです。 なかなか頼もしい変化です。 ポイントは、どれも子供の好奇心・創造性を刺激する間接的な手法です。直接高い創造性を発揮することゴールとはして

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  • [S]15-24歳の自殺率の推移(国際比較)

    2013-12-28 20:45  
     土曜日ですけど、興味深いグラフをツイッターで拾って、自分もいじったので短い記事[S]です。 90年代以降の若者の自殺(国際比較)という記事で、25〜34歳の自殺者数の国際推移のグラフがありました。WHO Mortality Database というサイトで自殺だけでなくて様々な死因のデータが得られます。 とりあえず15〜24歳の自殺率の推移が気になったので、元サイトと同じような感じでグラフ作りました。
     25〜34歳と同じような傾向のようです。 元のデータベースは、そこでグラフも作れるすごいサイトで、全年齢であれば、人口10万人あたりのグラフ作れてしまうのですが、年齢別だとできません。35歳以上は?とか他の国は?とかいろいろきになりますが、とりあえずこれだけ。 他の国の25〜34歳もざっと眺めましたけど、ロシア(と確かウクライナ)が飛び抜けて高い以外は日本ほど高いところはほとんどなかった

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  • 迫り来る「右脳革命」に20代が備える方法(13)〜子供の教育にどう備えるか①〜

    2013-12-28 00:00  
    32pt
    【ミラフツ、右脳バランス編 - NAVER まとめ】
     迫り来る「右脳革命」に20代が備える方法(12)〜右脳発想法③〜の続きです。豊かな発想を得るために、問題をたくさん用意してリラックスすると、右脳がのびのびと活躍し出します。  7 迫り来る「右脳革命」に向け、20代はどう子の教育に備えるか
     「迫り来る『右脳革命』に20代が備える方法」について、最後に子供の教育について考えてみようと思います。卵子老化の問題が広く知れ渡るようになり、20代から結婚や出産のことを意識する時代になりました。それは日本だけではないようで、 TEDプレゼンメグ・ジェイ: 30歳は昔の20歳ではありませんなんかも大変注目されているようです。 それはともかく、まだ結婚する相手も決まっていないのに、子供の教育について20代から考えてもしかたないじゃないか!と思うかもしれませんが、ちょっと我慢して最後まで読んでみてくだ

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  • 迫り来る「右脳革命」に20代が備える方法(12)〜右脳発想法③〜

    2013-12-27 00:30  
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    【ミラフツ、右脳バランス編 - NAVER まとめ】
     右脳バランスで人生を後悔しないを挟んで迫り来る「右脳革命」に20代が備える方法(11)〜右脳発想法②〜の続きです。 従来のアイデア発想法に右脳的な思考の考えを取り入れると、発想がより豊かにそして効率的になりそうです。
    2 右脳が働く環境を整える
     「右脳の力を意識しながら発想力を鍛える」ためにすること1番目は「イメージをいれてあげる」でした。2番目は「右脳が働く環境を整える」です。前回とりあげたアイデアのつくり方にはこんな一説があります。

    諸君はシャーロック・ホームズがいつも一つの事件の最中に捜査を中止し、ワトソンを音楽会にひっぱりだしたやり方を記憶されているにちがいない。実際家で融通のきかないワトソンにとってはこれはひどくいらだたしい手順であった。しかしコナン・ドイルはすぐれた創作家で創造過程というものが

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  • 【馬】ネガティブな情報とのつき合い方

    2013-12-25 23:00  
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     今日は水曜日ですが、気楽な[S]ではなく【馬車目線】(?)でお送りします。 ネットやマスメディアなど、日々メディアに触れていると、大量のネガティブなニュースに晒されます。テレビのニュースなど冒頭からネガティブなものが続き最後の方でちょっと季節の話題なんてこともあります。 もう、あまりのネガティブニュースの多さにうんざりもするし、もしかして世界は終わろうとしているのではないかと不安にまでなりますが、実際はポジティブなニュースもあるし、ボジティブなものが成果を出していくので、世界はポジティブに満たされています。(参考過去エントリ:「悪意は蓄積せず、ポジティブが世界を満たしていく」 ) 実際ソーシャルデザインサイト greenz.jp のようにポジティブな話題で埋め尽くされたメディアもありますから、個人個人で自分の興味に合わせてポジティブな話題の比率を上げることはできると思います。ここミラフツも大抵ポジティブネタです!! でも世界はポジティブで満たされているはずなのに、どうしてこんなにネガティブネタばかり溢れてしまうのでしょう。 確かにネガティブな情報はポジティブな情報と同じくらい重要です。しかも緊急性が高いものもあります。火事だ!津波だ!なんて情報は1秒でも早く伝わらなければなりません。動物も天敵に襲われそうになったら一目散に逃げ出さなければなりません。ヒトが動物がネガティブな情報に敏感に反応するのも一気に伝搬するのも当然のことです。 しかし、一旦ネガティブな情報に反応した後、その情報とどうつき合うかは、考えどころです。 

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  • 右脳バランスで人生を後悔しない

    2013-12-24 22:00  
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    【ミラフツ、右脳バランス編 - NAVER まとめ】
     迫り来る「右脳革命」に20代が備える方法(11)〜右脳発想法②〜の続きの前にちょっと寄り道です。 こんな記事を見かけました。 死ぬ前に後悔する7つのこと  
     他に「ナースが聞いた〜」のも有名ですよね。 ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5   7つのことの方では、次の項目が上げられています。
    1. 世間の目を気にせずに生きるべきだった
    2. 人生の目的をもっと早くに見つけていたら……
    3. もっとリスクを負うべきだった
    4. もっと自分を気遣うべきだった
    5. もっと人を愛してやるべきだった 
    6. もっと多くの人に関わるべきだった
    7. もっとよいパートナー/親であるべきだった

     どれも死ぬ前でなくたって思い当たるものばかりです。
     さて、なぜこれらのことを後悔してしまうのか、右脳バランスで考えると分かる気がします。私たちの人生、右脳と左脳の能力はどんな風に上がったり衰えたりするでしょうか。
     これは私の想像図です。ちゃんとしたデータないかちょっと調べましたが、いいのなかったので想像で描きました。 生まれてからしばらくは子供は両方の脳が育ちますが、教育によって左脳が優先的に増強されます。この期間私たちは、右脳と左脳のバランスが崩れ、左脳的な思考を優先して生きてしまいます。 やがて老いるにつれ、両方が衰えるに従って再びバランスを取り戻し、「ああ、もっとこうしていればよかった」と気付くのです。無我夢中に遊ぶ子供や歳をとって性格が丸くなった老人とか、そちらの方が脳のバランスが取れていて、人生の真ん中では崩れてしまっているのではないでしょうか。 右脳バランスが崩れ、左脳的思考が支配的になるとどんな弊害が出るのか。またそれらは、死ぬ前に後悔する7つのことにどうつながっているでしょうか。 一、今を生きない 左脳は逐次処理で過去ー現在ー未来で考えます。右脳は並列処理で今を全身で感じます。左脳的思考が強いと、過去に縛られたり、将来を気にしすぎてしまいます。 

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  • 迫り来る「右脳革命」に20代が備える方法(11)〜右脳発想法②〜

    2013-12-20 18:45  
    32pt
    【ミラフツ、右脳バランス編 - NAVER まとめ】
     迫り来る「右脳革命」に20代が備える方法(10)〜右脳の発想力①〜の続きです。イメージで捉えることで、右脳的並列処理が始まり、言葉で考えても分かりにくいことが分かります。グラフが比例関係かは一目瞭然ですが、表で見てもすぐには分かりません。 さて、この秋に行ったメンタリングでは、発想という点でも似たようなことが何度か起こりました。 中間発表のときにプレゼンのスライドを見た後スライドはしばらく更新されず、メールや口頭などでメンタリングが進んでいました。 さて、最終プレゼンも近くなって、発表資料の原稿が届きました。東京に出張中で、外出先でざっと資料をチェックしました。打ち合わせでの内容がプレゼンになっていて、作業は順調に進んでいるようでした。 その直後のことです。山手線に乗っていた時のことでしょうか。別に熱心に考えていた訳でもないのに、いつの間にかそのスライドのことを思い出していたようです。その中の一つ、最後のスライドは「環境とエネルギーを考える」という言葉と社名だけが入った、こんな感じのとてもシンプルなスライドでした(社名は変えてます)。
     兼ねてから、この事業で環境に貢献したいという思いはずっと聞いていましたから、締めのスライドとしては予想通りで、見たときとくに印象に残ったわけではありません。 しかし、山手線の中でこのスライドが頭の中に浮かんだとき、ふと「実際にどれくらいのCO2削減効果が期待できるのだろう」と思い立ちました。そのことをメンティーさんに尋ねると過去に試算したことがあるということで、さっそくプレゼンに加えられ、その結果、より聞き手に分かりやすくなったと好評でした。 この体験は自分にとって印象的で、なぜかというと、環境に貢献したいという話はずっと聞いていたし、議論もしていたのですが、「どれくらいの削減効果が期待できるか」という疑問が湧いたのは、プレゼンの原稿をもらってそれを一通り頭に入れた直後、電車でぼや〜としていた時だったからです。 例えば数ある発想法の本の中でも有名な古典(1975年)に、アイデアのつくり方というのがあります。この中でアイデア発想法は5段階で示され、ものすごく短く言うと
    1 情報を集める 2 情報を整理する 3 忘れる 4 アイデアの誕生 5 アイデアを具体化する
    とされています。この第3段階は良く知られたことで、1、2でとことん考え詰めるのだけど、そこでは何も出ず、その問題をいったん放棄した後にアイデアが出てくるのです。「アイデアの作り方」ではその瞬間のことを 

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  • 迫り来る「右脳革命」に20代が備える方法(10)〜右脳発想法①〜

    2013-12-19 22:15  
    32pt
    【ミラフツ、右脳バランス編 - NAVER まとめ】
     迫り来る「右脳革命」に20代が備える方法(9)〜右脳ペット化計画〜の続きです。右脳は言葉を持たないので、ペットのように接しようという話でした。 6-2 右脳の能力開発と右脳の望み
     そうやって右脳を意識して、右脳とも上手に接するとして、「景色を言葉を使わずに見られる」他にどんな効果があるのでしょうか。 右脳の開発について調べてみるといろんな方法が出てきます。たとえば、逐次処理の左脳に対し、並列処理の右脳ですから、いわば「計算機」としての能力アップができそうです。より人生を有利に進めるために、右脳をどう鍛えれば個人としての能力を高めることができるのか、そんなことも気になります。 ただ、ここで繰り返し見てきたことは、右脳は、その並列処理能力によって、「今を感じる」能力に秀でていて、その奥では自然との一体感を感じることができ、他人への共感力

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