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記事 19件
  • 数学が得意だった私が世界史が苦手だった私に教える試み(その2)

    2014-02-28 23:59  
    32pt
    世界史が苦手だった子に考える力だけで教える試み 目次 - NAVER まとめ 
    ミライ: ということで、……。このタイトル長いですね。なんとかしなきゃ、という「数学が得意だった私が世界史が苦手だった私に教える試み(その2)」です。フツクロウ: 「がだったががだったにえるみ」は?ミライ: くっ、ぷっ。……リズム良くて吹いたけど却下です。フツクロウ: 「がだった」ミライ: ……。考えときます。フツクロウ: ホッホホ。ミライ: ちゅうか、ほんまいきなり始めたし、タイトルはどっかで一辺ちゃんと考えたのにせなあかんのちゃうかと。フツクロウ: また、突然、なぜ関西弁!!ミライ: おほほ。それはともかく。で、前回はとりあえず日本の時代を縦に描いてみましたが、次は何をしましょうか。
    フツクロウ: ミライや。ミライ: はい、先生。フツクロウ: ホ? まだ「先生」なんかいの。ミライ: はい、このシリーズでは。フツクロウ: ホー。羽根の裏が痒いわ。ミライ: へー、フクロウにも人間に似た表現があるんですね〜。で、なんですか?フツクロウ: 縦の長さは適当にしたってゆっとったの。ミライ: はい! 「ザ・適当です」と。フツクロウ: 試しに何年前かについてログスケールで目盛り取ったらどうなるかいの。ミライ: !! なんか、理系アプローチ!フツクロウ: ホッホッホ。ミライ: ちょっとやってみますね。ほんまに今から。フツクロウ: ……。また関西弁……。40分経過……。ミライ: 先生途中だけど見てくださいよ。フツクロウ: どれどれ。
    フツクロウ: ぶホっ。「宇宙誕生??」ミライ: どうせ、ログるならそこまで行ってみようかと……。フツクロウ: ホー、理系脳じゃのう。ミライ: 中の人理系ですし……。 えと、年代はwikipedia「地球史年表」から拾いました。それから、先生面白いんです。  「5」が付く数字を目盛りに取ったのは、ログの年表他にあるかなとググったら、隠岐世界ジオパークというサイトの「地球史の基礎知識 ~地球を知るためのモノサシ~」がそうなってたんで、やってみました。 赤い字で示したとこが「5」の目盛りに近くて、覚えやすいんです。 

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  • 数学が得意だった私が世界史が苦手だった私に教える試み(その1)

    2014-02-28 00:30  
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    世界史が苦手だった子に考える力だけで教える試み 目次 - NAVER まとめ 
     なんの勝算もなんの準備もしないで、いきなり始めてみます。 前回の [S]台形の面積かリボの仕組みか  では、社会でまったく使わない知識なんか教えないで、リボの仕組みとか実践的なの教えてよというちきりんさんのお話を紹介しました。ある意味もっともな気がするのですが、残念ながら前提に「必要だったら自分で学ぶ能力」を持っていることになっています。その能力こそみんな持ちたくても持てなくて困っているものです。 この問題はいわゆる「できる人にはできない人の気持ちが分からない問題」です。ちきりんさんは理数系は苦手だけど、超級の「考える力」を持っている人なので、そこのところをさっと通り過ぎています。 そこが知りたいのですが。 その話を続けるには、そこに切り込まないといけません。 ふーむ。 あ、ここにいい被験者がいるではないですか。 私は世界史取ってましたが、とても苦手です。お話自体はとても好きで、授業も熱心に受けてましたが、成績はよくなかったですし、今まったく覚えていません。胸を張ってできない人の代表と宣言できます。一方で受験では数学はかなり得意でした。公式は自分で導き出せるので、必死に覚えなくていいじゃんみたいなタイプです。さて、そんな数学という科目は得意だった人が、世界史という科目が苦手な人を教えられるのか、面白そうではないですか。 ということで、そういえばとそんなときのために便利なキャラがいたことに、3行くらい上を書いている時に気付いたので、ここからはバトンタッチです。ミライ: という、ムチャブリどころではないボールが飛んできました、フツクロウ「先生」!フツクロウ: ホ?ミライ: 私、世界史が知りたいです、教えてください! フツクロウ先生!フツクロウ: ホ? 人間の歴史なんぞ興味ないから全然知らんぞ。ミライ: 知らなくても教えてください。世界史が分からない人が、考える力だけで分かるのかというお題のようです。フツクロウ: フォフォフォフォフォ。無茶ブリというか、無謀ブリじゃの。ミライ: ですねぇ。でも、進むのです! どうしましょう。フツクロウ: ふーむ。とりあえずロングテール理論を引っ張り出すか。ミライ: ロングテール理論!? 関係あるんですか?フツクロウ: やってみんと分からんが、世界史はスケールが壮大じゃからの。全体像だけ把握しようとしても雲を掴むような話じゃし、細かいエピソードだけおもしろがっても、世界史全体は把握できん。 

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  • [S]台形の面積かリボの仕組みか

    2014-02-26 22:30  
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     いつもと違う水曜日、今回は気楽に始めてしかもとりとめのない[S]です。なぜか二回続けてちきりんさんのネタにインスパイアされました。 下から7割の人のための理科&算数教育 - Chikirinの日記 今日も議論紛糾は必至ですが、めげずに極論を展開してみましょう。
    ということで、ほとんどの人が使わない知識ではなく、「リボ払いを選んだ場合の利子の額」とか生きていく上で必要なものを教えてほしいなど、様々なアイデアが出されています。 確かに「リボ払いを選んだ場合の利子の額」とか数学の素晴らしい例題でもあるので、問題のための問題のような仮想の設定の問題は減らして、こういう生活に関係あるのを入れるとよさそうです。 特に、子どもが楽しく勉強できるようにという配慮だけでは、興味ない子には結局響かないので、こういう知らないと将来痛い目にあう系を入れると、少しは効果あるのではないてしょうか。 ところで、なにげ

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  • 「いいものを一生」は本当に死んだのか、あるいはビジネスチャンスか(その1)

    2014-02-25 23:45  
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     先日ちきりんさんのこんなツイートをきっかけに、いろんな意見が交わされていました。
    それと、「いいものを一生使う」という概念はもう終わりだと思う。安いものをどんどん買い替えていく、という消費スタイルのほうが、体型はもちろん、住む家、働く会社や場所など、いろいろ条件の変わる時代には合理的。
    ― ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2014, 2月 24
     たとえば家を買ってローンや場所に縛られるよりそのときの事情やライフステージに合わせて引っ越すのがいいといった例が上げられています。 そして、けんすうさんは、モノだけでなく知識や能力ですら一生ものではないのではないかというツイートをされました。
    最近は、知識や能力ですら一生もの、というのは難しくなっている気がしてたり。常に学習して変化についていける能力だけが重要なのかも・・・。 RT @InsideCHIKIRIN それと、「いいものを一生使う」という概念はもう終わりだと思う...
    ― けんすう / nanapi (@kensuu) 2014, 2月 24
     なるほど、変化の激しい世界ですから、モノも知識・能力も一生もんになんてならないかもしれません。 どちらも一理あると思います。私は博士号を取ったあとの16年間、アメリカで仕事を4つ、住んだ土地2つ、日本では兼業ばりばりで正確に数えるのは難しいのですが、仕事は5、6個、以前東京今は広島県福山市ですから、変化の量は人並み以上です。ある意味、どの仕事も「一生もの」とは思わずに変え続けているのですから、彼らの主張を実践しまくっている人生です。 でも、「『いいものを一生使う』という概念はもう終わり」という一文には、「へ?むしろ始まりじゃん?」と思ったのです。 中華鍋理論
     うちでは、一時期西友の500円くらいのテフロン加工のうすいフライパンを使っていました。結婚前は中華鍋派でしたが、結婚後料理を主にするのは妻で、重いのがしんどいということで、軽い鍋中心になったのです。 けれど、今では、すっかり鉄派です。テフロンのフライパンはないし、中華鍋、鉄のフライパン、鉄鍋、スキレット、さらにいくつかマイナーな鋳物もあります。妻の宗派替えっぷりには、気持ち良ささえあります。 私自身、その過程を通して、いかに中華鍋が快感かテフロン加工のうすいフライパンが不快かをがっちり経験することができました。 

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  • 浅田真央選手が証明した『時代は共感』

    2014-02-25 00:15  
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     長かったような短かったようなソチオリンピックも終わりました。 今回終わってみれば、メダルは長野を除いて最多と大健闘の上に、みんなを一番感動させたのはメダルが取れなかった浅田真央選手。 今回成績がふるわなかった人に対する批判が話題になり、先週 [S馬]「国費を使っている以上〜」  でも取りあげて国としては、「オリンピックは参加するだけで元が取れる」と書きました。 国としてはそれだけで元が取れていますが、それ以上私たちが期待すべきものはなんでしょう。 それを今回の浅田真央選手が見せてくれました。選手が「全力を出し切れる」こと。 上村愛子選手は悲願のメダルはなりませんでしたが、全力で攻める胸のすくような滑りで、滑り終わった後結果を見ることなく、涙を見せていました。メダルには届かなかったものの、決勝6人で最速のタイムをたたき出しました。自分でも納得のいく滑りだったようです。 スノーボードの女子パラレル大回転の竹内智香選手は、そのままでは負けるとかかんに攻め、結果転倒しましたが、そのチャレンジは清々しいものでした。 オリンピックのような極限の場で、選手達は様々なプレッシャーを受け、全力を出し切ることは容易なことではありません。応援する側として私たちの願いはオリンピックという大舞台で選手が全力を出し切れることではないでしょうか。 結果が一番響くのは選手本人です。世界中のトッププレイヤー同士で戦うのですから、全員が納得の行く結果が出ることはありません。思った結果が出なくて一番悔しいのは本人以外誰でもありません。私たちはそんな選手に寄り添って一緒に一喜一憂したいのであって、メダルが取れるかとかメダルの色が何色かということに本人を超えてまでこだわりたいわけではありません。 世界にだって、そんな人に溢れています。浅田真央選手の演技に共感した人は世界にも大勢います。葛西紀明選手の銀メダルも世界で讃えられています。 金メダルは一つしかありませんが、選手全員が全力を出し切ることは不可能ではありません。選手全員が全力を出し切る中で競われる競技は、結果がどうなろうと間違いなく心に響くものになるでしょう。 それはとても困難なことではあるかもしれませんが、私たち日本人も他国の人々もみんなでそれを望めば、より近くになるのではないでしょうか。 選手もそれを力にしています。これ、放送自身も見ましたが大変印象的な言葉でした。
    浅田真央 「このジャンプは、あの人のために、このジャンプは、あの人のためにって」 「今まで支えてくれた人達、一人ひとりへの感謝のジャンプだった」 「ジャンプ、一つ一つを、誰かのために跳ぼうって思えたんです、今回初めて」 #nhk #ソチ五輪
    ― tweet Ƹ̵̡Ӝ̵̨̄Ʒ meme (@natsume_yuuki) 2014, 2月 24
     全力を出せた選手がよりメダルに近いことは当たり前です。もちろんそれでも取れたり取れなかったりするでしょうが、今回も結果としてこんなにメダルも取れてました。支援する側は結果ではなくそこに意識を向けるのがいいのではないでしょうか。 というような青臭いことをいうと困るかもしれない関係勢力が二つほど思いつきます。マスコミとスポーツ組織です。 たとえば、マスコミ。メダルに絡まなければ、視聴率が取れないかもしれませんから、 

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  • ゼロから学ぶロングテール(その9)〜東大が推薦入試を始める理由〜

    2014-02-22 00:30  
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    ゼロから学ぶロングテール目次
    (前回、知識が正規分布したら、学校の試験みたいと言ったミライに、「フォッフォッ!」と叫び声を上げるフツクロウ。それこそが東大が推薦入試を始める理由ではないかと言う)ミライ: え、あ、そうなんですか?フツクロウ: それこそまさに東大が推薦入試を始める理由じゃなかろうか。ミライ: え、東大が推薦入試?フツクロウ: ホウじゃ。そのことを考えるために、ミライ、今から言うグラフを想像で書いてみるんじゃ。ミライ: はい。フツクロウ: 学校の入試問題の正解率を横軸にして、それぞれの正解率の問題がどれくらいあるかというグラフじゃ。ミライ: え、と。正答率が半々くらいの問題はたくさんあって、誰でも解ける問題や誰にも解けない問題はそれに比べると少ししかないですよね。フツクロウ: うむ。ミライ: だから、こんな感じですか?
    フツクロウ: ホウじゃな。そういう釣り鐘型になるじゃろう。

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  • ゼロから学ぶロングテール(その8)〜知識の構造〜

    2014-02-21 00:45  
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    ゼロから学ぶロングテール目次
    (前回、研究者は、バランス良く知識を身につける∇型人間を目指せというフツクロウに、それに納得したミライ、そこでフツクロウは少し話題を変えるようです。)フツクロウ: ホッホッ、優秀優秀。では、さらに、もう少し知識の構造について考えて見ようではないか。ミライ: 知識の構造? 「知の構造化」とか言うのですか? 難しい話だと思うんですが……。フツクロウ: ホウ、そうじゃな、その難しい話にはならんぞ、知識はロングテールという話じゃ。ミライ: ロングテール。フツクロウ: そうじゃ。知識もロングテールじゃ。じゃが、その話に入る前に、ロングテールを学ぶということは、こうやってロングテール性を見つけたり、その意味を考えたりすることじゃ。深く学ぼうとすれば、ややこしい式をいじる必要があるが、そこまでできなくても、ロングテールの性質を考えるだけでも、いろんなことが分かってくる。ミライ: その「だけ」も結構大変なんですが……。フツクロウ: ホッホッホッ。そうじゃな、今まで良く出ていた正規分布などとは根本的に違うからの。できるだけたくさん例に触れてみようぞ。ミライ: はい、お願いします!フツクロウ: ということで、前回取り上げた知識について、さらに考えてみよう。前回も言ったように、いかに天才と言えど、あらゆる知識を持つことはできない。しかし、 1億人が知ってる知識を1つ知ってたら、 1000万人が知ってる知識を1つ、 100万人が知ってる知識を1つ、 10万人が知ってる知識を1つ、 1万人が知ってる知識を1つ、 1000人が知ってる知識を1つ、 100人が知ってる知識を1つ、 10人が知ってる知識を1つ、という風にバランスで知識を持つことはできる。常識もあれば、専門的な知識も、そこそこ詳しい知識もあるのが前回話した∇型人間じゃ。たとえば1000人が知っている知識を全て知っているわけではないが、そんなことはできないし、それでいいんじゃ。 ニコニコ動画で例えれば、ニコニコ動画で全ての動画を見ることはできんどころか、再生数1000回くらいの動画がカバーするニッチな分野全てをカバーすることもできんじゃろう。でもニッチな分野からポピュラーな分野を幅広く楽しむことで、ニコニコ動画の世界を満喫することはできるわけじゃ。ミライ: むむむ。ニコニコ動画を楽しむように、世界中の知識を楽しめと。フツクロウ: ホッホッホッ、その通りじゃ。実際、個人個人が持つ知識はそもそも、∇型じゃろう。常識的なことから、ニッチな知識まで幅広くもっておるはずじゃ。ミライ: はい。そうだと思います。フツクロウ: とするとじゃ。これまで学んだことから考えれば次のことが分かる。つまり、世界中の知識について、もしそれぞれ何人知っているかを数えて、多い順に並べてグラフにすれば巨大なロングテールになる。 もし1億人が知ってる知識が1つあるとしたら、それに対して
     1000万人が知ってる知識は10個、 

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  • [S]佐久市もツイッター救援が荒ぶっていた

    2014-02-19 21:45  
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    ミライ: フツクロウさん、気軽に始める水曜日の[S]、今日は私たちが担当です。この間の続報なのです。フツクロウ: ホウ。この間というと、前々回のこれかいの。 *六*道路通行実績情報が甲信地方の雪でさらにリアルタイム性をあげて戻ってきた  ミライ: そうです、そうです。新潟県の泉田知事と内閣府(防災)の西村副大臣がツイッターで情報やりとりしながら、山梨県に迅速に除雪隊を出したという話ですが、長野県佐久市では柳田市長がとても上手にツイッターを活用して、救援を進めていたそうです。 大雪の佐久、市長のツイッター活用に称賛の声 - NAVER まとめ フツクロウ: ホウホウ、素晴らしいの。こういう実例を見ると改めて、ツイッターが防災のポイントを良く押さえていることがよく分かる。ミライ: ポイントですか?フツクロウ: ホウじゃ。もっとも印象的なのは、普段から使っているということじゃ。防災で備えとして災害が起きた時だけ使うものもあるが、何十年も想定した災害は起きず全く使われず更新だけしていては、どうしてももったいない気になるの。ミライ: そうですね、いくら万一のためとはいえ。フツクロウ: しかも、普段使っていないと、肝心の災害のとき壊れていて動かなかった!なんてこともけっして少なくない。ミライ: はい。ありがちですね。フツクロウ: その点柳田市長の場合、普段から使われているツイッターを利用しておるから、その点は安心じゃ。なにしろ日々「バルス」にも耐えとるしの!ミライ: 「バルス」ある意味防災訓練ですね。フツクロウ: ホじゃ。しかも柳田市長も普段から使っておるから、災害時にも必要な情報を報告したり市民と対話したり、といったことを的確に行える。写真も効果的に使われとるしの。これとか、どれだけ市民を安心できたか計り知れんじゃろう。
    自衛隊が、動き出しました。pic.twitter.com/tghUO1bpjF
    ― 佐久市長 柳田清二 (@Seiji_Ya) 2014, 2月 17
     こういったことを災害時に急にやろうとしてもなかなかうまくいかんじゃろうの。ミライ: 急に始めたからといって、情報が伝わるかもわからないですね。フツクロウ: その通りじゃ。普段からフォローして見ている人がいたからこそ、緊急時のメッセージもすぐに広まったことじゃろう。ミライ: しかも、激励したりとか、市民の感謝の声を役所に転送したりとか、元気になる話もたくさんありました。フツクロウ: さすが首長じゃの。ミライ: はい。そしてなんといっても情報収集がすごかったですね。「除雪が必要な場所を写真付きでツイートして」ほしいという。フツクロウ: まさに。その情報を元に、佐久市の持つ除雪力では足らないと判断して、知事に自衛隊の出動を依頼している。
    【情報提供のお礼・拡散希望】 Twitterで多くの皆様に拡散、情報提供を頂き、R142岸野~百沢、東小南側、岸野小~R142、新子田~志賀、大平団地第二周辺、下塚原に至る道等課題の確認が出来ました。 →佐久市の持つ除雪力では、不足と判断。阿部知事に自衛隊の出動お願い。皆様に感謝
    ― 佐久市長 柳田清二 (@Seiji_Ya) 2014, 2月 16
     

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  • ゼロから学ぶロングテール(その7)〜目指してるのはT型人間じゃなく∇型人間〜

    2014-02-19 00:15  
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    ゼロから学ぶロングテール目次
    ミライ: ゼロから学ぶロングテール(その7)です! 今回は……、「∇型人間」? フツクロウさん、なんですか、これ。そもそもなんて読むんですか?フツクロウ: その記号は数学で使われるもので、「ナブラ」と読むから、かっこよく読むなら「ナブラ」型人間じゃな。「T」の形に対して三角の形を示しているから、「三角」型人間と読んでもいいぞ!ミライ: Tの形と三角の形で何が違うんですか? フツクロウ: そこが今日のテーマじゃな。T型人間というのは聞いたことあるかの?ミライ: はい。えーと、狭く深く物事を追求する研究者に対して、それだけではタコツボな研究になる危険があるから、広く浅い知識も合わせ持ったT型人間を目指せという話ですよね。フツクロウ: その通りじゃ。I型でなくT型を目指せなんて言われ方もするの。さらには、二つ専門を持つΠ(パイ)型が良いとも言われるの。ミライ: はい。聞いたことあります。フツクロウ: じゃが、本当にT型でええんじゃろうか。ミライ: え?フツクロウ: 狭く深く最先端の研究をしとる研究者に必要なのは、あらゆるクイズに答えられるような大量の雑学じゃろうか。 ミライ: ……。うーん、いやちょっとそういうイメージでは。フツクロウ: じゃろ。たとえば、将棋の棋士なら囲碁もかなり強いし、人狼も強い、そして博学であるみたいなのがええじゃろ。ミライ: はいはい、そういうイメージです。フツクロウ: つまり、求められているのはT型の文字そのもののような、狭く深くと広く浅くの二つの組み合わせではないんじゃよ。ミライ: むむむ、言われてみれば。フツクロウ: 求められる知識の構造は、ずばり様々なレベルの知識をバランス良く持つ、次のようなものじゃ。 

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  • *六*道路通行実績情報が甲信地方の雪でさらにリアルタイム性をあげて戻ってきた

    2014-02-18 00:00  
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     甲信地方の大雪被害、現地に入ることすらできず報道自体が少なかったですが、さっきNHKのニュースで群馬の孤立なども含め、徐々に報道が増えているようです。 そんな中、ホンダ×グーグルが帰ってきました。 [N] 【ホンダ】大雪被害が発生する甲信地方の通行可能な道路情報として「インターナビ」による道路通行実績情報を公開   甲信地方について、ホンダ「インターナビ」を搭載した車の直近4時間の通行情報が1時間毎に自動で更新されているそうです。ホンダ社自身による案内はこちら。  甲信地方の豪雪災害エリアの道路通行実績情報を公開
    Hondaは記録的な大雪により大きな被害が発生している甲信地方の通行可能な道路の参考情報として、「インターナビ」による道路通行実績情報を公開します。
    なお、本情報は直近4時間の情報を1時間毎に更新し、以下の"地図を表示する"ボタンをクリックしてパソコンやスマートフォンで確認できます。

     18:00頃キャプチャした画像がこちら。 
     NHKのニュースでは、「事実上山梨県全体が孤立状態」と言われていましたが、その様子が良く分かります。東京からの通常のルートである大月経由は完全に断たれています。一方で通行できる道も分かります。東京から大月経由はだめでも、高崎方面から幹線は通行止めが多いものの、なんとか到達できることが分かります。 予報では再び水曜頃大雪になるかもしれないということです。2chのまとめでは、現地の人がすでに大変な状況で次の雪に備えられないという実況も見られます。 暇人\(^o^)/速報 : 【画像あり】山梨県の現状を私情を交えて淡々と話すから  雪や道の状況は刻々と変わりますから、「直近4時間の通行情報が1時間毎」というリアルタイム性は今後雪が予想される中、大変心強いサービスといえるでしょう。ちなみに、水色は凍ってるみたいに見えるので、別の色でも良かった気がしますが……。 実はこのサービス、今回が初めてではありません。東日本巨大地震の時にもやはりホンダ×グーグルの連携で提供されました。 [N] Google x インターナビ「東日本巨大地震 - 自動車・通行実績情報マップ」   記事は残っていますが、このサービスそのものは、もう終了しているようです。 この手のサービスは、私が知る限り、この時が最初で今回が二回目ではないかと思います。この時は、前日の0時~24時の間に通行実績のあった道路を標示します
    と、1日遅れの情報でした。もちろん東日本巨大地震の時は極めて長期的な被害でしたから、これで充分効果的なサービスでした。 しかし、今回は雪の災害。状況は時々刻々と変化します。それに対して、リアルタイム性を高めて再びサービスを提供してきたというのは、本当にすばらしいことです。こんなの日にちが過ぎてから提供してもなんの意味もない訳で、しかしこういうことをタイムリーに実行するのは、民間ならではです。 災害時には、行政だけでなく、こうやって民間そして市民がそれぞれ知恵を絞って対応することで、被害はどんどん抑えることができるでしょう。必要な情報や協力のためのツールは、IT技術の発達のおかげでどんどん発展しています。 自然の猛威を変えることはできなくても、その猛威に立ち向かう術はどんどん発達しています。これからもどんどん対応の力をつけて被害を抑え、またその日本の対応力を海外でも生かせるといいですね。ミライ: あ、あ。聞こえますか?フツクロウ: ? 聞こえとるぞ。どしたんじゃ。ミライ: よし。フツクロウさん、久々の六葉未来点(?)です! 去年の10月以来、4ヶ月ぶりです。フツクロウ: ホ? そんなに経っとったかいの。ミライ: 経っとったですよ。覚えてますか? 六葉未来点。フツクロウ: そりゃ、もちろん、いつもその六つで考えとるからの、忘れようもないわ、IT - 誰でも化 / 共生共創 - 物から心 / 持続 - 循環の六つが未来の視点じゃ。 

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