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記事 23件
  • [S]超地熱、来る〜〜?

    2013-07-31 22:30  
     いつもとちょっと違う水曜、今回は短い記事[S]です。  世界初の技術である超地熱が期待されているようです。
     世界初の地熱発電が日本の原発を不要にする  通常の地熱発電より遥かに深く掘って「流体であるマグマのすぐ上にある層」の熱を取り出そうという延性帯涵養地熱発電。シェールガスなど、深く掘る技術ができてきたこと、通常の地熱発電が「外れ」があるのに対して、この方法は外れがないことから実用化が望めるそうです。従来の地熱発電は温泉との競合が心配されていますが、この方法は遥かに深くて競合しないなどの特徴があるそうです。 ただ、そのマグマが地表近くに来ている箇所が世界の中でもあまりなく、したがって他国での実用化例はないとのこと。 他にあまり情報がなくて、どれくらい実用化の見込みがあるのかまったく分かりませんでしたが、ぜひ挑戦してほしいです。世界に先例がないならなおさらです。 十年くらい前、エクセル

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  • 【馬】白熱教室というイノベーション。一歩未来を行く選択の考え方。

    2013-07-31 03:00  
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    この記事は後半【馬車目線】(?)でお送りします。
     先日、Eテレでアンコール放送が始まったアイエンガー教授のコロンビア大学白熱教室。「選択」というテーマについての講義で、第1回を見ました。  選択について、基本的な考え方について分かりやすく講義されたもので、長男(小3)と一緒に見ました。話の半分も分かってないと思いますが、一応最後まで見ていましたし、なにか思うこともあるようです。  途中ストレスの話が出るのですが、「俺君は何がストレスなん?」と聞いたところ、「ない!」と即答。見事な即答でした。全く何も考えてないのかもしれませんが、普段考えてるから即答なのかもしれません。内面は思ってるより遥かに成長しているのかもと思わされました。  このような講義がどんどん公開されるようになり、これから時代はがらりと変わるかもしれません。白熱教室は、元々大学院生向けの講義のようですが、小学中高学年くらいからばんばん見せていいと思います。他にも正義・自分・イノベーションなど、現代を生きる上で重要なテーマを扱っています。全部は分からなくても、それぞれのテーマについて、彼らなりに考えないわけがありません。同じ内容でたとえば中学・高校に進学するごとくらいの頻度で見れば、そのときそのときにまいろいろ考えることでしょう。 昔は、こういった学習は、読書を通して間接的に内省的に行われていたとは思いますが、それでは誰がどれくらい何を学んだかを共有することはできません。 しかし、世界有数の大学院の授業が公開されたことで、それよりも明示的に効率よく学習できるようになりました。さらに、それらがデファクトスタンダードになったことで、基本的な知識を共有することができます。  もし、中学や高校で一度はサンデル教授の正義の白熱授業を見て、歴史的な正義の変遷をかいつまんでいるとすれば、かれらが正義について考えたり話し合ったりするときの生産性は遥かに高いことでしょう。  かつて、私がアメリカで外国人向けの英語の講座に出たとき、中絶は認めるべきか認めないべきかでディベートしたことがありますが、各国の参加者が持ってる前提がばらばらで、議論がなかなか噛み合ず、歯がゆい思いをしたことを良く覚えています。  もしかしたら、今でも、学校の道徳や総合で、選択や正義や自分というものについての授業が行われているかもしれません。でも、その内容は恐らく学校・教師によって随分違うことが容易に想像できますし、したがって、その時はクラスメイトで授業の内容を共有し議論することができたとしても、進学すれば社会にでれば、その内容は誰とも共有できません。ごく個人的な体験に終わってしまうのです。算数を学べば、みんな九九を共有してるのとは雲泥の差です。  しかし、世界は白熱教室を共有するようになりました。正義がテーマであればハーバード大学のサンデル教授の授業を、選択がテーマであればコロンビア大学のアイエンガー教授のを見ることで、とりあえず共通の基礎知識を共有できます。学生だけでなく、とっくに社会人になった人も今から見れば、その共有に参加できます。元々は超エリート大学院向けです。子供騙しな内容ではありません。そのような極めて質の高い講義を出発点にすることで、みな効率よく議論を交わすことができるようになることでしょう。  このことは、学力を評価するという点で大きな転換期を迎えたことになります。今までは、入試と言えば、数学・国語・英語など学習範囲が明確なものが対象でしたが、これからはその中に正義や選択なども取り入れられる道筋ができたということです。いますぐにでも、これらの番組を見た上で臨むようにという試験や面接だってできそうです。  これが前回取り上げた「人間力」にあたるのかどうかは分かりませんが、今後の新しい大学や就職のあり方に大きく関わってくるのではないでしょうか。昔で言えば、この本とこの本とこの本は読んであることが前提みたいな世界です。どんな風に変わっていくのか、今から楽しみですね。〜〜〜  さて、世界最先端の社会問題を抱える日本ですから、アイエンガー教授の講義だけでは、現実の問題にはちょっともの足りません。いくつか補足してみようと思います。といっても、前半1600字余りに対して、後半3000字超えてしまっているのですが・・・。 選択できることの本当の意味〜イノベーション〜
     この講義は、運命・偶然・選択という3つのシナリオで、一つの人生を解釈しながら、選択では、より自身がモチベートされる、だから選択がいいんだよといったお話かと思います。  でも、イノベーションという視点から見れば、それは明らかに選択の力です。  なにか大きな発明があったとします。その発想そのものはアイエンガー教授のいうシーク教徒としての「運命」、つまり誰々と結婚せよという「定め」、社会により決められたこととは違います。新しい発想は予定で定めることはできません。  さらに、発想そのものは運命的な出会いや偶然だとしても、それをイノベーションにするには、発想の後、実現しなければなりません。それは自身がそれを生み出そうと「選択」してやり遂げてこそ達成されるからです。それも振り返って運命とか使命とかいうこともできますが、運命(定め)・偶然・選択の区別とは別の話です。  ですから、なにか新しいことをしたいのであれば、選択の力を信じるほかありません。 責任を全部負っているわけではないこと
     

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  • 【馬】「人間力」評価に見る大学の変化。〜エリートは必要か〜

    2013-07-29 22:30  
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    この記事は後半【馬車目線】(?)でお送りします。
     文部科学大臣の人間力発言でものすごい盛り上がっていますね。 文科相 人間力判断する入試を NHKニュース   例えば、 渡邊芳之先生@ynabe39の「大学入試が「学力のみの一発勝負」であることがどんなにすばらしいかということはもっと言わないとならないと思う。」   にも、いろいろ論点が出ていて取っ付きやすいです。 他にも
    90年代には、日本のエリートと欧米のエリートを比較して、「現代日本のエリートというのは、偏差値教育の中で上位に勝ち残ってきた、『お勉強ができた人たち』に過ぎない。だから、エリートにふさわしいノブレス・オーブリージュをもたない人が多い」といわれていたなあ…
    ― Mercato Nuovo (@bukrd405) July 27, 2013
     といったツイートが印象的でした。「知育体育徳育のバランスのとれたエリート」は欧米のエリートだけでなく、武士も時代もそうであったと。  武士の時代まで遡らなくても、昔昔の大学というものはもともとエリートが行くところで、仮に授業は今のように学問だけとしても、学校生活全体で身体や徳といった要素もバランス良く育てるエリート養成の場所だったのはないでしょうか。  その大学がどんどんひろがり大衆化したことで誰もが入れるようになり、高等教育が広く行き渡るようになりました。それは日本の高度経済成長に大きく大きく貢献したことでしょう。  しかし、大学という制度が大衆化し、広く一般に広まり、社会もまた高度成長期を終え、持続的な社会への移行をする中、今の形の大学入試で問われる能力というのは、陳腐化してきました。就職では学力の高さより、その他の能力の方が重視されているように見えます。大学受験もすっかり成熟し、対策が進んでしまったため、真の学問の能力を身に付けるより、受験テクニックに特化して学べば十分なようです。  社会も学生も親も今の大学の付加価値に疑問符を持つようになってしまいました。  なので、大学の入試制度について、なにか変えなければならないという意識そのものは、かなり多くの人で共有できるのではないでしょうか。  ただそれが「人間力」という言われると、いろいろ考えさせられてしまいます。  でも予感はあります。それが「人間力」かはよく分かりませんが、子供の世代が違うなあと特に思うのは、すでに、持続型で循環型の考え方で生きているということです。先日、トレイをリサイクルする工場の見学に親子で行ったのですが、「今は子供の方がよく知ってますが」と解説にありました。そう、もうそれで育っているのです。  それは子供だけではありません。震災の復興事業の入札が成立しないことが少なくなく、復興が進まないというニュースを今日もやっていました。技術者がいないと言われていて、震災直後からずっと続いています。どんどん技術者を育成すればいいようなものの、復興してしまえば需要はなくなりますから、なろうという人は少ないでしょう。 そのような問題は、震災復興の例外だけではなく、私の身近なところでは大学など研究の場にもあります。 日本がスパコン京(けい)を行き渡らせる人材を作るには  きっと世の中そこら中に同じ問題があることでしょう。箱ものだけ作ってもその後継続的なソフトの支援がないとうまくいかないとか。 すべて、いかにそこに関わる人が持続的に活動できるのかという点で問題を抱えており、人材不足が起こっています。目の前のニンジンだけで競争するような単純な人材は減ってきているのです。 「人間力」とかいうより、偏差値という一軸の評価点で個人個人が競争しトップから順にいい大学に入り、いい企業に入る、そういうモデルそのものが、時代遅れというか、上にあげたような持続的なシステムを作るのに適していません。勝ち負けそのものが刹那的で持続的ではありません。 大学も全入時代になりますから、偏差値だけで評価されたら、下からつぶれます。うちはこういう大学ですと個性を出して、生徒を集めるでしょう。試験も最低限の学力や、最低限の「人間力」を確認することや、大学の個性にあった能力を測るものになるでしょう。 就職も同様です。すでに「ギャップイヤー」という制度が産学あげて推奨されようとしています。 【馬】すでに今の普通「ギャップイヤー」の先   ギャップイヤーに行う活動は多様ですから、それを高く評価する企業もあれば、評価しない企業もあるでしょう。良い大学に入って良い成績をとった順に良い企業に入るという枠組みを崩せます。 「人間力」による評価という発言が直接意図しているかはともかく、大学入試、そして就職は、偏差値という単一軸からはだんだん離れていくことでしょう。それは今に始まったことではなく今もその努力をしていますし、これからどんどん見えてくるはずです。楽しみです。 さてそれでは、その中でも優秀な人材を集めて、欧米型とか武士時代のエリートを育てる必要があるのでしょうか。 

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  • *六*参議院選挙当確的中率97.52%のニコ動アンケートが、世論調査の新時代を拓く

    2013-07-26 23:00  
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     先日行われた参議院選挙の「当確予測」で、ニコニコ動画が脅威の的中率97.52%ということで話題になっていますね。  <TVや新聞よりも正確!? ニコニコ動画が行った参院選の「当確予測」の精度が凄かった>   選挙区で外したのは新潟区のたった一人。比例区も+1が二党、-1が二党という正確さ。結果、計121人中118人当て、的中率97.52% (118/121)になったのです。 あと3年も国政選挙ないなんてつまんない、早く次の予測が見たい!! ということで、少し詳しく見てみました。もし、当確と次点の差が大差であれば、事前のアンケートで簡単に予測が付きます。実際、選挙区によっては何倍も開いているところもあります。その一方で当選ラインと次点が僅差の接戦区もかなりあります。(次点の得票数) / (当選ラインの得票数) で高いもん、つまり接戦順にいくつか並べると、97.7% (当選落選で5000票余りしか差がない!)  ◇宮城
    当  421,634 愛知治郎 <3>自 現=[公]
    当  220,207 和田政宗 <1>み 新
    ▽  215,105 岡崎トミ子 (3)民 現
    96.5% ◇神奈川当1,130,652 島村大 <1>自 新当  740,207 松沢成文 <1>み 新当  629,662 佐々木さやか <1>公 新当  461,006 牧山弘恵 <2>民 現▽  444,955 畑野君枝 (1)共 元
    92.6%
     ◇山形
    当  272,779 大沼瑞穂 <1>自 新=[公]
    ▽  252,040 舟山康江 (1)風 現=[社]
    91.8% ◇京都当  390,577 西田昌司 <2>自[町]現=[公]当  219,273 倉林明子 <1>共 新▽  201,297 北神圭朗 民 新90.2%
     ◇東京
    当1,064,660 丸川珠代 <2>自[町]現
    当  797,811 山口那津男 <3>公 現
    当  703,901 吉良佳子 <1>共 新
    当  666,684 山本太郎 <1>無 新
    当  612,388 武見敬三 <4>自 現
    ▽  552,714 鈴木寛 (2)民 現
    (データは毎日新聞の記事から頂きました。) と、こんな僅差のものも、ばしばし当ててしまったという。80%台も3つ,4つあるようです。外れた新潟区だと 80.9%で、つまりこれくらい離れていても外れることがある中これだけ当てるってのは、ちょっと出来過ぎではないかと思えるほどです。 これを投票締め切り直後に発表したのですから、テレビの選挙速報は完敗と言っていいのではないでしょうか。次は絶対ニコニコ生放送の開票速報見よう。 この当確予測、どうしてこんなに精度が高いのでしょうか。きっとそのアンケート方法にあるのだと思います。 アンケートは、ニコニコ動画を通して行われます。私はSOHOで、メインのMacを昼も夜も使っているわけですが、すると、視聴していなくてもどこかにニコニコ動画が開きっぱなしになっています。すると、突然、「アンケートにご協力ください」とニコ割アンケートが始まります。期間中三回くらい呼びかけられました。(もしかしたら参議院のアンケートではなかったのかもしれませんが) いつも仕事中にやってきて参加しなかったため中身は知りません。残念です。 このやり方で脅威の的中率を見せましたが、なぜでしょうか。・大量にアンケートできる。 実際の数は分かりませんが、普通のアンケートよりは安価に素早く大量にアンケートができます。従来の出口調査よりも集めたアンケートの数が遥かに多いのではないでしょうか。・受動的な人にも答えてもらえる。 ネット上のアンケートだと、積極的に答えたい人だけになりがちです。ニコ動視聴中に向こうからやってくると、まあウザくもありますが、しゃあねえ答えるかと受動的な人にも答えてもらうことができます。・セグメントを細かくできて、予測が向上する。 ニコニコ動画の会員に対してですから、会員のプロフィールを持っています。20代、30代……より細かくできるので、精度があがりそうです。つまり、単にとったアンケートで一番多かった候補が当確というのではなく、例えば年代と性別ごとに分けて、それを実際の人口分布に合うように補正すれば精度は上がります。 また住所がどこまで取れるかよく分かりませんが、同じ県内の都市部、周辺部くらいは区分ができれば、やはり精度はあがるでしょう。・セグメントごとに必要な量アンケートを集められる。 アンケートはニコニコ動画側から画面に出せますから、ランダムにアンケートを出すのではなく、各世代、男性女性同じ数くらい集まるように表示することも可能です。まあ、50代以上のユーザーは数%もいないようなので、その年代のデータを全ての都道府県きちんと揃えるのは、まだかなり難しいのではないかと思っています。 実際、上記の接戦区は山形以外は都市のあるとこなので、かなりデータが揃えられたでしょう。新潟県もそんなに小さい県ではないですが、外してしまったのは、高齢者のデータが脆弱だったからかもしれません。もしそれ以外の人口の少ない県で接戦があったら、結構外したかもしれません。 比例区でもほとんど当てているものの1議席取るとした党が二つ取れなかったのは、その辺が影響してるかもしれません。 世論調査新時代
     さて、この高い的中率を実現したということは、あるとんでもないことが実現できることになります。それは、 真に近い世論調査ができるということです。 今回予測し結果も出たことで、このアンケートを用いた予測は、ビッグデータを利用することでさらに精度をあげることができます。当確だけでなく得票数も公開されていますから、ニコニコ動画のアンケートから得票数まで予測しようとすれば、かなりいろいろできそうです。 たとえば、ニコ動を毎日見ている、週一回程度、月一回程度を中心に区分して、集計したとします。多分データとしては、毎日見ている人の方が数が多いでしょうが、ではその分週一回程度、月一回程度の結果をより重視することで、予測を実際の得票数に近づけられるかもしれません。このような傾向を捉え、補正をすることで、ニコニコ動画のアンケートの結果から、選挙での得票数をどんどん正確に予測できるようになるでしょう。 ちなみにビッグデータに関しては、最近革新的な開発がありました。 産総研:ビッグデータから新たな科学的発見をもたらす統計手法を開発  アンケートにより選挙結果の予測の精度は さて、もしこの補正を「世論調査」に適用したらどうなるでしょうか。 真の世論調査は大変困難です。無作為に固定電話に電話してアンケートとかいう手法がありますが、今時固定電話で届く人の答えだけ集めたとしても、国民全体の傾向を捉えているとは思えません。ネット上の単純なアンケートも、ネットのアンケートに答える人の答えだけ集めて、国民全体の傾向を捉えているとは思えません。 でも、もし、「消費税アップ賛成・反対」でアンケートをしたとして、選挙と同じ方法で補正したとしたら、もしそれを争点に国民投票をしたらどうなるかという点について、極めて精度の高い結果を出すことが期待できます。投票に行くかいかないかという点も含んでいるからです。 ですから、「カレーライスとラーメンどっちが好き?」というようなアンケートでは、相変わらず真の世論からは少しずれたものになるかもしれませんが、政治に関する問題であれば、ほとんど実際に投票するのと変わらない結果を得られる可能性があります。 たとえば、今後議論されるであろう憲法改正に関する世論調査では強力な存在感を発揮しそうです。 もちろんその「補正」の詳細はノウハウとして企業秘密になる可能性が高く、悪意があれば、好きなように結果をいじれることにもなりかねません。ですが、アンケートの直接の結果も開示しながら、選挙と同じ方法で補正したと説明すれば、ある程度の妥当性は第三者も検証できます。 世論調査なんてまったく信用できないと言われがちな世の中ですが、妥当らしいと信じうる世論調査がうまれそうです。このプラットフォームが今後どんな影響力を持つのか楽しみですね。ミライ: ここからは六葉未来点(?)です。 

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  • 地震予測サイト「ハザードラボ」の的中率が気になる

    2013-07-25 23:15  
     みなさん地震予測サイト「ハザードラボ」ご存知ですか? このサイトでは去年の10月頃から地震の予測を発表しています。M5クラスかM6クラス以上がくることを予測しています。予測するだけじゃなくって、ちゃんとどれくらい当たったかも検証しています。 地震予測結果検証 そこを見ると、今日のところは、的中精度 39.64% とあっさり書いてあるんですが、その下にある一覧表を見ると、いろんなケースがあることがわかります。 ・M5以上の地震が発生したが、予測できていなかった。 ・M6以上の地震が発生したが、M5クラスと予測していた(予測より大きいのが来た) ・予測的中 ・予想よりも小さい地震が来た(M6以上の予想でM5クラス、M5クラスの予想でM4クラス) ・予想したが地震が来なかった。上記の的中精度は、真ん中の「予測的中」だけを対象としていて、でも他のがどれくらいなのかも大いに気になります。ということ
  • [S][未来脳]ボカロ好きは長生きするぞ? 世紀の大発明「しねばいいのに」

    2013-07-24 22:30  
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     ボーカロイド楽曲を知っている人なら一度は聞いたことのあるこの曲、カイトの「しねばいいのに」。これは世紀の大発明です。これを知ってるのと知らないのとでは、寿命はかなり変わるはずです。私はこの曲のおかげで、もう何年か伸びたと思います。 え。この曲知ってるけど、そんな実感ないよという方。使い方があるのです。 世の中、いろいろ腹立つことあります。時に怒りが爆発してしまうこともありますが、感情的に怒りを爆発させたところで、いいことなんて大抵ありません。先日も2chのまとめで、コンビニのバイトしてて、ひどい客に腹が立ち、イヤホンしていたので思わず「しね」とつぶやいたら聞こえててクビになったなんて話を見かけました。 ですから、怒りが爆発しそうになったら、大きく深呼吸しましょうとか、3秒数えましょうとかいろんなライフハックが紹介されています。 でも、そんなときにはこれです。カイトの「しねばいいのに」で

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  • [未来脳]1日16時間心の中で何を考えるかが人生を分かつ

    2013-07-23 23:45  
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     未来に適応した脳を鍛える[未来脳]シリーズ、今回は1日16時間も費やしていることについてです。 日々の発言や行動は、その人の人生の進み方に大きく影響しますが、それよりも決定的に人生を分かつもの、それは1日16時間心の中で何を考えるかです。 人間起きている間、ずうっと何か考えています。1日8時間寝るとすれば、16時間起きていて、その間、何にもしなくても頭の中にはなにか言葉が浮かんでは消えています。昔読んだ本に、その大半は同じことの繰り返しとありました。確かにそんな気がします。 もし、いつも通る道に、なんか理不尽に赤信号長いとこあって、通るときに(あの信号、うざ)と思ったら、それをきっかけに、その後、新しい脳内話題もなく、(あの信号、うざ)(あの信号、ほんまうざい)(いつも思うけど、あの信号、付け方おかしい)(なに考えてんねん、あの信号)と無意識に延々考えてしまうこともあります。長めに5秒

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  • 【馬】考えてる? 「苦労対効果」

    2013-07-22 23:15  
    110pt
    この記事は後半【馬車目線】(?)でお送りします。
     先日、東京の青山で打ち合わせがありました。最寄り駅は表参道でしたが、15分程離れている渋谷駅まで歩きました。そこそこ暑い日で汗もかきましたが、その後の新幹線で飲んだビールは格別です。  品川のホームに売店がないことを忘れていて、でも階段戻って買う時間がなく、車内販売が来ることになる1時間後までお預けになったのでなおさらです。  たった15分のウォーキングで得られたこの幸せ、「費用対効果」ならぬ、「苦労対効果」は抜群です。  一方「苦労対効果」の悪いものもあります。私の両親は1969年生まれの私を連れて、1970年の大阪万博に行って、「月の石」を見せてくれたそうです。もちろん全く覚えていません。が、ものすごい混んだそうです。後から当時の映像を見たこともありますが、確かにものすごい、今ある混雑よりもすさまじい混雑です。  なので、親は、成長する私にことあるごとに「苦労して万博に連れて行ってやったんだぞ」と恩着せがましく言うのですが、有り体に言って、物心のついてなかった私にはなんの価値もありません(苦笑  余りの苦労に、何度も私に言わなければ、元が取れなかったのでしょう。苦労に見合った価値はあったのでしょうか。 もちろん「月の石」なんて当時滅多に見られるものではなかったですし、今でも国立科学博物館などに行かなければ見ることはできません。確かに、ものすごい価値があることですが、そのために苦労しすぎたと思うようでは、そこまでする価値はなかったということでしょう。もう少し価値が低くても、もっと楽な方法で高い「苦労対効果」が得られるものをたくさん楽しむのもアリではないでしょうか。 そうすれば、「もっと評価されるべき」ものが利用されることになって、社会はより豊かになりそうです。 では、現代版「苦労対効果」が低いものにはなにがあるでしょうか。また「苦労対効果」をあげるにはどうしたらいいでしょうか。またその社会的な効果は。 

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  • 新しいものをすんなり取り入れる方法。

    2013-07-19 22:00  
     前回は知らないことによって先入観なく楽しめる話が出ましたが、まったく新しいものをすんなり受け入れるのは簡単なことではありません。  うちの子達に、彼らにとって新しい食べ物を食べさせると大抵「変」という反応をします。 去年だったと思いますが、ニュースで電子教科書が紹介された時、当時小2の長男は、いっちょまえに教科書は紙でなければならない理由をとうとうと語っていました。  もちろん彼らの好奇心を直接くすぐるような面白いものには飛びつきますが、一方で、幼いながらにがっちり保守的な場面もあります。好奇心があるないとか、歳とかとはまた違う要素なのです。  初音ミク、今でこそ こなれてきましたから、今から触れる人はそんなに違和感ないでしょうが、初期の頃に触れた人には「キモっ」と拒絶反応を起こした人もたくさんいました。しかし、初音ミクはじめボーカロイドは一過性のものではなく、着実に社会に広がっています

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  • 知らない喜びが血肉になる。あるいは知ったかぶりを楽しむ方法。

    2013-07-18 23:45  
     大人気「あまちゃん」。特に最近のミズタクこと水口琢磨の最近のかっこ良さったらすごいですね。なんと一番かっこ良かったと評判の昨日は出張の関係でまだ見ていないのですが、今日もかっこ良かったです。最初余りの怪しさに「八戸のスパイではないか」とみんなに疑われていたのに、彼のかっこ良さを見抜いて惚れてた美寿々さん、さすがです。 でなんと、私はミズタクを演じる俳優さんが、松田優作さんの息子だということを今日知りました。というか、息子が二人俳優やってるということから今日初めて知りました。 でも、松田優作さんと言えば私の中でもっとも印象に残っている役者の一人。家族ゲームとかも好きですが、とにかく洋画見まくってた頃なので、その中で「ブラック・レイン」に出て、マイケル・ダグラスを圧倒する演技に「日本の役者、負けてなかったのか」と感無量でした。 もし、最初から彼松田龍平さんが松田優作さんの息子だと知っていたら

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