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行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その1)
2015-12-29 23:4531ptミライ: みなさん、こんにちは。お久しぶりです。フツクロウさん、出番ですよ!フツクロウ: ホッホッホッ。久しぶりじゃの。ミライ: まったくです。最近ネタに困ってないどころか、ネタが溜まりまくってるみたいで、全然こっちに出番ありませんでした!フツクロウ: ホウじゃのう。いつもネタに困ったときに振られるからの。ミライ: ですね。ということで、今年ももうすぐ終わりです。ということで恒例「行く年来る未来」です。 といっても、今年は今日で最後です。また遅刻気味ですが。 毎年恒例ではあるのですが、去年はちょっと趣向を変えて、1年の記事の中から、「誰も信じない真実」を取り出して紹介しました。 天才起業家、ピーター・ティールが面接で必ず尋ねる質問:「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」 という記事で紹介されていた本の一節が発端でした。フツクロウ: ホウじゃったの。もう一年経ったのう。ミライ: はい〜。ということで、今年の「誰も信じない真実」は新年から始めることとして、今回は前回の「誰も信じない真実」を振り返ってみようと思います。フツクロウ: ホホウ。どんなんがあったかいの。ミライ: ふふふ。これです!
1. 限界集落に移住する若者が増える
2. 求められている人材はT型人材ではなく ∇型人間!
3. グローバルな仕事の人気は低く、持続社会を目指す仕事がウケる
4. 社会は共生共創主義である
5. 心の病にかかる人は減る
6. ロボットには心がある
7. 日本人はクリエイティブ!しかし、日本人は自身をクリエイティブと思っていない。だが、それでいい!
8. これからはバイラルメディアが主流になる!
9. 東京は一度衰退して再び大発展する
10. 事業はスピードではなくスロー度
11. 社会は大正時代に作られた価値観に縛られている
12. AIが人間のように経済活動を始める
+1. 日本は学習達成率99%になる
フツクロウ: ホッホッ。こんなじゃったかのう。ミライ: はい。こんなでした。どうでしょう。「誰も信じない」から変わったものあるでしょうか。フツクロウ: 「限界集落に移住する若者が増える」というのは、最近移住した人のブログが増えてきとるから、そう実感している人も多いんじゃないかの。実数はたいしたことないかもしれんが。ミライ: つい、最近も、こんなのありましたしね。 ITエンジニアの私が漁師の嫁になって離島に引っ越した結果...フツクロウ: ITエンジニアのままで離島ということで結構話題になったようじゃの。ミライ: ですね。フツクロウ: 「これからはバイラルメディアが主流になる!」は、ちょっとこのままじゃまずいかもしらんの。ミライ: 最近、あんまりバイラルメディア目立たないですしね。フツクロウ: ホじゃ。一時期の混乱期を経て、最近は落ち着いてきたようじゃが、メディアとして大きな勢力にはなっとらんの。 ソーシャル集客の参考に!国内バイラルメディア10サイトを解剖する業界アナリティクスミライ: 一番大きな「Spotlight」で37位ですか。勢いないですね。フツクロウ: ホウじゃのう。これを取り上げた時の主旨は、いわゆる今までのニュースのような内容より、他愛のない内容の方が需要があるということだったんじゃが、どうやら、バイラルメディア以外の今までのメディアが「他愛のない記事」も扱うようになっているじゃないかの。ミライ: 「他愛のない記事」が流れてきたとき、ソース見ると、とくにバイラルメディアというわけではないです。あ、後 Naver まとめ多くないですか?フツクロウ: 多いの。実はあれがバイラルメディアの最大のライバルかもしれんの。 -
都会のあれを地方で楽しむ方法(その3)
2015-12-28 23:4531pt都会のあれを地方で楽しむ方法(その2) の続きです。 都会暮らしのメリットは過去の話。今は田舎で十分享受できます という「繋ぎ屋」さんの記事にインスパイアされたシリーズです。都会の人が不安になる視点がコンパクトにまとめられていたこの記事の、それぞれの視点について、好き勝手に書いてみようと思います! バスや電車などといった交通の便が優れている?
都会は車なし生活ができて便利とされていますが、混むし、車の生活に慣れると便利だよ、と元記事では書かれています。 まったくもってそのとおりなのですが、車は事故が多くて、いつ自分が巻き込まれるのかとヒヤヒヤしながら運転しないといけないのも事実。 でもですね。 そこそこの地方都市であれば、自転車の範囲でたいていのものをカバーできてしまいます。 ですから、維持費のことを無視すれば、車はいるから車は持つにしても、ほとんどの用は自転車でできてしまうので、車に乗る頻度はかなり減らすことができます。 実際、福山に引っ越した直後は車に乗るのが怖かったので、自転車でかなり済ませられるのは本当に心強かったです。だんだん慣れるにつれ、いろんなとこに乗るようになりました。 もしももっとアグレッシブに行くなら、今急速に普及しているカーシェアリングを活用する手があるかもしれません。それがないときには仕方ないのでタクシーにしても、車を所有して維持費を払うよりは安くなるかもしれません。 なるべく自転車というのは健康にもよさそうです。 地方は車がないと、とは言われますが、地域や生活スタイルによっては、車を持たないという選択肢も十分可能だと思いますし、今後その範囲はどんどん広がっていくと思います。 その車だって、今に自動運転になりそうです。 近所付き合いを田舎ほど気にする必要はない
これ田舎でも関係ないですよ。
というの。これはまったくその通りです。 -
都会のあれを地方で楽しむ方法(その2)
2015-12-25 23:3031pt都会のあれを地方で楽しむ方法(その1) の続きです。 都会暮らしのメリットは過去の話。今は田舎で十分享受できます にインスパイアされたシリーズです。都会の人が不安になる視点がコンパクトにまとめられていたこの記事の、それぞれの視点について、好き勝手に書いてみようと思います! 美術館や博物館などといった文化施設が豊富?
元記事の人は年に1,2回行けば十分な方なので、さくっと通りすぎているのですが、これでは美術館や博物館が好きな人は、都会から離れてはいけないというメッセージになってしまいます。 そんなことはありません。 地方にはとんがった美術館や博物館がたくさんあります。 広島県福山市だととりあえず福山自動車時計博物館。ここには、様々なクラシックカーが、未だに動く状態で管理されていて、しかも、触りたい放題! シートに座って、ブンブーンってハンドル持って乗る真似できます! そういう博物館は都会には作れないですよね。 鞆の浦には知る人ぞ知る「鞆の津ミュージアム」があります。いつもめっちゃとんがった企画やってます。たまに茂木健一郎氏がトークに参加したり、とにかくとんがってます。これも多分都会じゃ難しい。 これらは車で30分程度の範囲。 車で数時間の徳島の鳴門市には、あの、大塚国際美術館があります。一日かけても回れないと有名な。こないだ1時間でダッシュで行きましたけど、一日かけていきたい・・・。そもそも鳴門の渦巻きが見たい。 それに中国地方はなんといっても城でしょう。最近真っ白になった姫路城!(近畿か)。最近国宝になった松江城! まだ行ってないけど、松山城、岩国城、丸亀城! 城は、すごいのは天守閣だけではありません。その周りの建物や石垣。そういうの細かく見だすとですね。あれ、今松江城だけど、ここんとこ姫路城はどうなってたっけ? 見てない!また見たい!ってなってエンドレスです。 建物だけではありません。そこに展示されている数々の展示物。目立つとこだと刀とか鎧とか。そういうの丁寧に見だすと、いくらでも時間が過ぎていきます。 以上、全部日帰り圏内です。まあ泊まったほうがゆっくりできますが。とにかく道や電車や行き先が都会のように込まないので、かなり遠くまで楽に行けます。 でもって、それほど詳しくないですが、ギャラリーもあちこちにいろいろあります。別に買わずに帰っても今のところ取って食われてません。気になったら入ってみると、ゆるやかな時間の流れを存分に楽しむことができます。 -
都会のあれを地方で楽しむ方法(その1)
2015-12-24 23:4531ptこのエントリにインスパイアされました。 都会暮らしのメリットは過去の話。今は田舎で十分享受できます 細かいところで不便を感じることはあっても、大都会、東京にいた頃よりも快適に過ごせているなーと日々実感しています。 一般的に東京のような都会に住むメリットとして様々挙げらますが、そのメリットって嘘だったんなーと、移住して改めて感じているので、この記事ではひとつずつ都会暮らしのメリットの嘘について書いてみます。
イケダハヤトさんのブログ「まだ東京で消耗してるの?」に投稿された、繋ぎ屋さんの記事です。 都会の人が不安になる視点がコンパクトにまとめられていたので、それぞれの視点について、好き勝手に書いてみようと思います! 店が多くて買い物に便利
というお題で、都会と地方の買い物について書かれていました。今回は地方で買い物を楽しむ方法です。 元記事で、ご本人はショッピングがあまり好きでない人のようで、そんな人には「イオン最強!」という言葉大変心強いのではないかと思います。 でも、それでは、ショッピングが好きな人にとっては、逆効果です。なにしろショッピングが好きな人にとってイオンほどつまらないショッピングの場所はありません。イオンは幅広くいろんなもの取り揃えていますけど、逆に言うと、ネットで買えるようなものしかありません。 しかし、地方にあるのは、イオンだけではありません。いろんな店がたくさんあります。でもって、都会の人が見たことないようなものを売っています。 東京ほどいろんな店が集中して集まっているところはありませんが、実は日本は狭いので、地方にいると行動範囲はかなり広いです。新幹線使ってよければ、福山と大阪は1時間です。まあ中国地方だけでなく、四国のかなりの範囲、近畿の西側、九州の上の方は余裕で日帰り圏内です。それくらいの範囲が自由に行けるとなると、どんなジャンルでも、相当周りがいがあることでしょう。 そしてなんといっても、東京と違って、列車も道路も店もあまり混みません。朝ふと思い立って、一度行ってみたかったショップに遠出するなんてことが、ストレスなくできます。出向いたショップも東京ほどは混みません(えーと、超話題の店は結構混むので、そういうのは避けたほうがいいです、まあショッピングが好きな人ならそのへんは間合いわかると思います)。 もう少し具体的に地方の店がどんなか、私の好きなジャンルで紹介しましょう。 私は「道の駅」に行くのが好きです。「道の駅」というのは、高速のSAとは別世界です。近隣の農家さんが、様々な工夫を凝らして、出荷しています。 そうすると、これはそもそも食べ物なのか鑑賞物なのかまったく想像もつかないようなものが並んでいたりします。 これは私には衝撃的な体験でした。伏線があります。 まだ東京にいた頃、ある日池袋で待ち合わせをしました。少し早く着いたので、地下道からそのまま、「デパ地下」を散歩しました。日本中の美味しいものが集まっている東京のデパ地下。そこには様々な食品が並んでいました。しかしどれを見ても、食べたことがあるか、食べたことがなくてもどんなものか想像できるものしかありませんでした。愕然としてかなり真剣に見て回りましたが、「わけのわからないもの」はありませんでした。私が東京を卒業したと感じた日です。 一方、「道の駅」には、あったのです。「わけがわからないもの」が。楽しすぎます。「道の駅」。 もうひとつ、都会にないものはリサイクルショップでしょう。なくはないですが、地方のリサイクルショップは行ったことなければ想像がつかないと思います。 東京で学生時代を過ごした私はそんなところ知らなかったのですが、アメリカに住んだ時にその面白さにどっぷり浸かりました。向こうは、似たようなのにいわゆる骨董品屋、アンティークショップがあります。アメリカは歴史が浅いので、骨董品屋といっても、そんなしかめっ面しているわけではなく、リサイクルショップみたいなものです。50年程度古いものはコレクタブルと呼ばれ、そういうところで奥様がシンプルなデザインのファイヤーキングのガラス器とかを手に入れてました。そういうのを日常で使ったりして、うわなんかとってもオシャレな生活だと幸せになりました。 そういうのを手がかりに、いわゆるリサイクルショップも随分行きました。こちらは、そんなオシャレな物が並ぶわけではないですが、新品と違って、それらの品々を通して生のアメリカの生活を垣間見れるのが本当に楽しかったです。 その楽しさが地方のリサイクルショップにもあります。ショッピングが好きな人なら、地方に馴染む一つの方法ではないかと思います。もちろんスーパーなんかでも、その地域の雰囲気は良くわかるのですが、リサイクルショップはさらに良くわかると思います。 でも、もともとショッピングしている人でないと、わかりません。東京でいろんなところでいろんなものがそれぞれの価格で売られているのを見ていてこそ、リサイクルショップという小宇宙でどんなものがどんな値段で売られているかを見ることで、東京とどう違うかをリアルに感じることができることでしょう。 そんなわけで、地方のショッピングも都会に負けず劣らずめちゃくちゃ面白いのです。 さて、最後に、「道の駅」で一番驚いた -
[S] TPPは一時の押し上げ?
2015-12-23 17:4531pt今日は休日ですが、水曜なので、気楽に書き始める記事[S]です。 この記事読んでてふと思ったのですが、 時事ドットコム:TPP経済効果、十数兆円=農業生産減少は千数百億円-政府試算 日米など12カ国が大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)について政府が、発効後に日本経済に10兆円超の経済効果をもたらすとの試算をまとめたことが22日、分かった。農産物・鉱工業品の関税撤廃・削減に加え、貿易・投資ルールの緩和を追い風に輸出が大幅に増え、国内総生産(GDP)を2~3%(十数兆円規模)押し上げると見込んだ。
TPPによるGDP押し上げって一回押し上げたら終わりなんでしょうか。 その記事の意味は、TPPによる貿易・投資ルールの緩和で今のところ70兆円強の輸出額が十数兆円増えて90兆円くらいになるってことですよね。一方で国内の農産物などは、一部輸入に取って代わられ、千数百億円ほどGDPを減らすと。相殺するとプラスに働いて、これはいわゆる、リカードの比較優位法則ってやつで、分業したほうが生産性が上がるよ!ってやつの効果なんでしょう。 が、TPPってこれだけ大騒ぎして、しかも国内の一部を犠牲にして、そういうたった一度、輸出額の底上げをする効果しかないのでしょうか。 そうではなくて、TPPによってより自由貿易に近づくことで、これから先毎年、成長率を0.1%下支えするみたいなことにはならないのでしょうか。 リカードの比較優位法則はどっかで歯止めが必要で、やり過ぎると、たとえば台湾で地震が起きたら、DRAMという半導体をそこでしか作ってなくて、全世界のコンピュータが新しくできなくなるなんてことが起こってしまいます(滞ったことはたまにあります)。そういった局在しすぎる状況はリスクが高くなりすぎます。 リカードの比較優位法則に従えば、たとえば日本の農業では、海外で高く売れるリンゴなどの果物などにシフトして、コメは全部海外から安く輸入する方が、全体の生産性は上がります。でも、それでは世界情勢が不安定になったり、あるいはコメの調達先が偏っていて、そこが不作になった途端食料が不足したりなんてことになります。 ですから、リカードの比較優位法則を否定する必要はありませんが、一方で局在させるデメリットを定式化してその両者のバランスで最適な分配を探る時代です。知るかぎりそういう理論が見当たらないのがなぜなのか不思議です。 ということで、TPPにしろ、まあもうその辺にバランスポイントがあるだろうというのが体感的なところで、でもその見返りが一発GDPの2-3%押し上げでは、なんか割にあわないというか、もっと持続的に効果のあるようなことに骨を折ることの方が大切な時代に入っていると思います。 -
P: 「もし◯◯が東京だったらマップ」わかりやすい
2015-12-23 11:1510pt -
あの「ダンボルギーニ」が本物と競演へ。どんなに "hungry" でも "foolish" であり続けたチーム
2015-12-22 22:3031pt「ダンボルギーニ」ついに本物「ランボルギーニ」と共演へ 復興に華添える 「ダンボルギーニ」と「ランボルギーニ」の2台は、東日本大震災の壊滅的被害から復活し、今月23日にようやくオープンを迎える宮城県女川町の駅前商店街に展示され、復興に華を添える。
なんていい話。 ここにしびれます。今野社長は「ダンボルギーニ」を製作した理由について、東日本大震災や過疎化で若者の流出が続く地元・宮城県石巻市桃生町で「こんな面白いことをやっている大人がいると伝えたかった。クリエイティブでかっこいい仕事は、都会だけでなく、地元でもできることを示したかった」と語る。
話飛ぶようですが、ジョブズの超有名な言葉 ”Stay hungry, stay foolish”、 なんとなくもっともらしい言葉ですけど、あんまりいい言葉ではないんじゃないかと思っています。 まず、今 "hungry" と言う状況でないとしたら、"hungry" な状況に自分から飛び込めるものではありません。 私が学生の時に良くお邪魔してた近所の居酒屋。そこでおっちゃんたちにしょっちゅう「おまえは苦労してないからいかん」と説教されました。そんなこと言われてもどうすればいいのか。自分からわざわざ今の恵まれた環境を壊さないといけないのかと悩んだものでした。 その結論は今ははっきりしていて、「心配しなくても今に苦労する」です(苦笑 別に自分から苦労に飛び込まなくても、向こうからやってきてくれます。絶望的な "hungry"。もう来なくていいってくらい。 ですから、若い人たち、もしおっさんたちに「おまえは苦労してないからいかん」と言われたら、すんませんって顔してニコニコ笑ってればオッケーです。 さらに、仮に今 "hungry" だとして、 ”Stay hungry" なんてできることでしょうか。もしご飯が出れば食べます。それをわざわざ食べないなんて、それこそ余裕のある左証です。すでに "hungry" と言えるでしょうか。 真に "hungry" な状況に留まっていることとは、望んでなることではないのです。 たとえば、自分の住む地元がなにか問題を抱えていて、なんとかしないといけないという "hungry" な状況。もちろん好き好んで抱えている状況ではありません。解決するなら今すぐ解決して二度とそんな "hungry" な状況に戻りたくなんてありません。 今野社長の地元もそうでしょう。でも、若者流出という "hungry" な状況を強制される中、彼らはそれでも "foolish" であり続けて、あの「ダンボルギーニ」という最高に「クリエイティブでかっこいい仕事」を生み出したのです。 彼らは、 どんなに "hungry" でも、"foolish" であり続けたのであり、それが 最高に「クリエイティブでかっこいい仕事」を生み出したです。 「ダンボルギーニ」という作品は、間違いなく "foolish" でなければできない仕事ですが、それゆえに瞬く間に話題となり、しかも、このように本物の「ランボルギーニ」と競演が決まるなど、さらに大きな成果へと発展しています。きっと、このまま終わるわけもなく、次にいったいどんなことをしでかすのか、今からわくわくします。 -
[S] 間違いなく未来の普通、葵染め
2015-12-21 21:4531pt水曜日ではないですが、先週やってないので、短い記事[S]です。 見てください。このはんなりした風合い。
とっさに撮った写真でその後ちゃんと取るのを忘れてたので、これしかなくてすいません。 先月、京都の絞りの工房「京絞り寺田」を見学する機会がありました。素晴らしい絞りの作品を多数拝見したのですが、その中で、今、葵という植物を使った絞りに挑戦しているというお話を伺いました。 葵とは、そうあの葵の御紋の葵です。葉っぱはあの形をしています。そういう由緒ある植物のせいか、いままで葵を使った染め物の技術は確立されていなかったそうです。 しかし、葵を使って染めてみたら、なんということでしょう! こんな素晴らしい染め物ができたのです。 -
P: 自動操縦の「空飛ぶ自動車」!
2015-12-21 17:3010pt -
誰でも自動運転カーを作れる時代。コンテストはよ。
2015-12-18 21:1531ptついに、個人が「自動」自動車を作りました。 伝説的ハッカーが自動運転カーをわずか1カ月で自作、すでに公道走行済み - GIGAZINE 伝説的なハッカーとして知られるジョージ・ホッツ氏が、なんと1カ月で市販車を改造し、自動運転カーに仕立て上げました。世界中の自動車メーカーやIT企業がこぞって参戦している自動運転カーの開発競争に天才がたった一人で殴り込みをかけるとこうなるようです。
これ、個人が「自動」自動車作るって、ここミラフツで予言したはず! でも検索しても見つけられない。なぜ。絶対見つけて報告しようと思います。 それにしてもすごい天才がいるもんです。しかも、制作費たったの240万円。 感心するばかりではありますが、これとても大事なことがあります。それは、このホッツ氏は、この車が自分の生活圏でだけ動けばいいということです。それに雨や雪で動かなければ、ま、それはそれで構いません。 一方トヨタなどの大企業ではそういうわけにはいきません。基本的にいつでも日本全国どこでも走るようにしないといけません。まあ、豪雨、豪雪など例外は設けるでしょうが、ホッツ氏のような気軽さで作るわけにはいきません。 そこにイノベーションのジレンマが起こり、今後自動運転技術がどのように発展するのか、予断を許しません。 今日のところは天才ハッカーだからこそ作れた自動運転車ですが、この事件の意味するところは、5年もすれば、誰でもその気になれば自動運転車が作れてしまうということです。そのときには 240万円もかからないでしょう。 するとどうでしょう。たとえば、田舎で、運転が辛くなってきたおばあちゃんのために、孫が、家と病院の間だけ行き来できる自動運転装置を車に作り込める時代が来るということです。 まあこういうことを考えるとすぐに法律の問題がとか考えてしまいますが、少なくともちょっとした危険回避システムくらいなら、ちょいっとつけてしまえて、車検のときだけ外すかあ、くらいは、今でもかなり現実的なシナリオです。 車がないと生活が成り立たない地域での、高齢者運転は極めて重大な問題であり、そんな法律がどうだからとか言っている場合ではありません。ホッツ氏の記事を読んで、腕に自信のあるエンジニアたちは、よし俺もと腕まくりしていることでしょう。最初は自分の車かもしれませんが、その先には老いていく父母のことを考えているかもしれません。 重要なことは、その車は自分たちの生活の範囲だけで動けばいいのです。たとえば、ある道に対応できなければ、その道は通らないことにすればいいだけです。適切な条件を設定すれば、数百万あれば、自動運転にできてしまう現実がやってきたのです。 あるいは、地域のコミュニティーバスを作ってしまう人がいるかもしれません。こちらはなにしろ指定した道だけ走ればいいのですから、さらに条件は有利です。どっかのベンチャーが特区で始めたら、あれよあれよと他の自治体から及びがかかるかもしれません。大企業の大きな資本なんてなくても進んでしまいます。 というか、これはコンテスト始めないと! アメリカではきっと始まります。日本だって負けてられません。とりあえず、法律が邪魔するならコンテストで走らせられる環境を整えて、そこで思う存分やってもらえばいいのです。テストができる環境もなんとか。
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