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行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その12)「日本中の森林が宝の山になる」
2016-01-20 23:4531pt行く年来る未来 2015 (その11) の続きです。ミライ: こんにちは! 「誰も信じない真実」シリーズ、(その12)です!フツクロウ: ホイホイ。ミライ: 「ホイ」は一回でよろしい!というツッコミ待ちな挨拶ですね!フツクロウ: ホッホ。ミライ: ということで、「誰も信じない真実」シリーズが続いてきましたが、今日は最後の10個目です。最後の「誰も信じない真実」はなんでしょうか。フツクロウ: 最後の「誰も信じない真実」は、 日本中の森林が宝の山になるじゃ。ミライ: 日本の国土の大半を占める森林。でも日本の木材は高くて売れないし、現在は決して活用されているというわけではないですよね。フツクロウ: ホノ通りじゃ。しかし、昔から豊かな森林と言われて、活用しておったし、あれだけ豊かなものが活用できないわけがない。単に現在の日本人の工夫や技術が足りんだけじゃ。ミライ: 森林にいると癒やされますけどね。フツクロウ: もちろんホウじゃが、そんな精神的な価値や、自然環境として保護すべきものだけではない。工夫すればしっかり経済活動できるようになるはずじゃ。一昔、太陽光発電は高価で実用性がなかったが今はどんどん広がっているように、いったん経済的に見合うようになれば、日本はものすごい財産を持っていることになる。ミライ: 確かにそうですけど、本当になるんでしょうか。フツクロウ: なるぞ。すでにこのようなレポートが見られるようになっておる。 これからは「林業」が儲かる。地方創生の目玉は「自伐林業」だよ - まだ東京で消耗してるの?
ぼくが住む高知県嶺北地域でも、自伐林業は盛り上がっています。若手で参加している人も多く、ぼくが入居している町営住宅の管理人さんも、ちょいちょい林業で稼いでいるそうです。着々と身近な副業になっているみたい。
牛舎のない牧場で生み出される「奇跡の牛乳」を飲む贅沢|ニッポン 食の遺餐探訪|ダイヤモンド・オンライン (P: 日本の広大な森林が宝の山になる日 で紹介)
中洞牧場には一般的な牛舎がない。話には聞いていたし、写真では見たことがあったけれど、実際に目にすると景色のスケールに驚いた。
牛たちは365日、山で暮らし、搾乳の時だけ降りてくる。植物生態学者の猶原恭爾博士が1960年代に提唱した山に牛を放牧する「山地酪農」というスタイルだ。
ミライ: 副業としてそこそこの収入にできるようになっているんですね。そして、中洞牧場の牛乳飲んでみたい!! 山を巡りながら生きている牛を想像したら本当においしそうですよね。フツクロウ: ホッホ。物語まで一緒に飲めるわけじゃな。ミライ: そうです! ところで、この話題去年取り上げましたっけ。フツクロウ: スパイダーEVの話があったじゃろ。ミライ: え〜と、蜘蛛みたいな格好した乗り物ですっけ。フツクロウ: それじゃ、それじゃ。ミライ: はい、ありました。これですね。 スパイダーEVの恐るべき可能性 フツクロウ: 電気自動車では、各車輪に直接モーターを取り付けられるから、そのような各車輪が大きく上下できる乗り物を作ることができる。ミライ: はい、動画すごいですよね。凸凹もなんのその。 -
行く年来る未来 2015 (その11)「非正規賃金がアップし、正規賃金との格差が減る」
2016-01-19 23:0031pt行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その10) の続きです。 ミライ: こんにちは! 「誰も信じない真実」シリーズ、(その11)です! フツクロウ: ホホーイ。ミライ: パターン変えてきましたね。フツクロウ: ホッホ。ミライ: 前回の「誰も信じない真実」は「情報は所有できるようになる」でしたが、今回はなんですか?フツクロウ: 今回は、 非正規賃金がアップし、正規賃金との格差が減るじゃ。ミライ: 最近、多いですね。非正規賃金と正規賃金との格差の話題。こないだもこんなのありました。 視点:正規・非正規雇用の分断こそ日本の弱点=エモット氏 フツクロウ: ホウじゃの。その記事にある、完全雇用と労働力不足の状況下では本来、このような改革に伴う社会的な痛みは小さく済むとも言える。
というところが、まさに今回非正規賃金と正規賃金との格差が減る理由じゃ。ミライ: 興味深いですね。ミラフツでは、えとこの記事で賃金格差を取り上げましたね。 非正規賃金アップにつながる生協の調査 非正規労働者の時給がいくらであるべきかをきちんと調査したというお話でした。フツクロウ: ホじゃ、ホじゃ。その格差をなくそうとするのに、通常状態であれば、非正規労働者の賃金だけあげるわけにはなかなかいかん。非正規をあげるには、正規を減らさなくてはならんかもしれん。 そのような痛みを伴う改革はなかなか難しいの。一企業でやったら、優秀な正規労働者が転職するかもしれんし、仮に社会的に広範囲にやったとしたら、正規労働者の買い控えで一時的に景気が悪くなりそうじゃ。ミライ: 確かにその通りですね。フツクロウ: それが今まで賃金格差がなかなか解消されない原因だったんじゃ。 しかし、今は完全雇用に近く、労働力不足が起きている。そこで、もう正規雇用者の賃金はなかなか上がらないが、非正規賃金は上げるということが実際に始まっておるんじゃ。ミライ: え、そうなんですか!? -
行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その10)
2016-01-18 23:4531pt行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その9) の続きです。ミライ: こんにちは! 「誰も信じない真実」シリーズ、(その10)です!フツクロウ: ホホホホイ!ミライ: 順調に増えてますねwフツクロウ: ホッホ。ミライ: 今回8つ目になる「誰も信じない真実」はなんですか?フツクロウ: 今回は、 情報は所有できるようになるじゃ!ミライ: わあ、来ましたね! この話はすごくびっくりしたので、良く覚えています。 え〜と、これですね。 ビットコインの「ブロックチェーン技術」は私たちの暮らしを一変する フツクロウ: ホッホ。それじゃ、それじゃ。なぜ情報が所有できるようになるのか、説明してみてはどうじゃ。ミライ: はい! 「ブロックチェーン技術」を使うと、ビットコインのようなデジタルなお金を誰かにだけ所有させられるようになります。コピーして無制限に広がっていくことができません。フツクロウ: ホウじゃ。ミライ: なので、伝統的な紙のカードと同じように、ある電子カードを所有することができるので、仮にそのカードゲームのサービスが終わってしまっても、カードの情報は手元に残り、他人と引き続き取引出来たりするという例を紹介してました。フツクロウ: 完璧じゃの。ミライ: ありがとうございます〜。で、これ見て思ったんですよ。有名人のサインを電子化できるなあって。フツクロウ: ホホウ。ミライ: 最近出た、iPad Pro みたいなデバイスで、リアルなサインを有名人が描くんです。一個ずつ。それぞれちょっとずつ違いますよね。フツクロウ: ホウじゃの。ミライ: それぞれを「ブロックチェーン技術」で、渡していけば、そのサインはその人のものだけになるんですよ。フツクロウ: ホホウ! -
行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その9)
2016-01-15 23:4531pt行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その8) の続きです。ミライ: こんにちは! 「誰も信じない真実」シリーズ、(その9)です!フツクロウ: ホホホイ!ミライ: あれ、なんか「ホ」がだんだん増えてません?フツクロウ: ホッホッホ。ミライ: 笑ってごまかしいている……。ま、いいです。今回7つ目になる「誰も信じない真実」はなんですか?フツクロウ: ホイ。今回の「誰も信じない真実」は、 初婚年齢は下がるじゃ!ミライ: え。そんな話ありましたっけ。フツクロウ: 直接はないかもしれんの。ホレ、未婚男性の死亡率が高いという話があったじゃろ。ミライ: えーと、ハイハイありました! 未婚男性は生き延びれるのか 未婚男性は、有配偶者男性に比べて倍を軽く超える高さの死亡率です。
フツクロウ: ホレじゃ、ホレじゃ。自殺率が高いだけでなく、生活習慣病もべらぼうに高い。ミライ: 肉体的にも精神的にも辛いと。フツクロウ: ホウじゃ。今そういうことがわかってきたんじゃ。ミライ: 元記事にもありますね。
昔は、結婚は社会が強制していた→
結婚は自由になり、結婚しない人が増えた→
結婚しないと早く死ぬというデータが集まって来た < 今ここ
フツクロウ: 生きるためには結婚が必要と昔はわかっていたから「社会が強制」しておったが、自由な時代になって、結婚しない人が増えて、じゃあどうなるかということを壮大な社会実験で確認したわけじゃな。ミライ: 実験の結果、やっぱり結婚しないとまずいと。フツクロウ: ホウじゃのう。つまり、これからの若い人はそれを見て、考えを変えるじゃろう。結婚しないといけないと。大人になったら働かなきゃと同じくらいに。ミライ: それで、初婚年齢が下がるのですか?フツクロウ: 今までは社会人になって収入も安定してから結婚するのがいいのではないかという価値観があったんじゃないかの。じゃから、初婚年齢はどんどんあがる。 日本の婚姻率・離婚率・初婚年齢の推移をグラフ化してみる(2016年)(最新) の平均初婚年齢推移のグラフも右肩上がりじゃ。が、結局それだと間に合わんのじゃの。ある年齢を超えると結婚できる割合が急激に減るらしいしの。たちの悪いチキンレースじゃ。 でも、それは「結婚できなきゃそれもしかたないか」みたいな考えがあるからじゃ。でも「結婚しないとまずい」という考え方になれば、戦略も変わる。 未熟なままでも結婚して、お互い助けあって生きていくしかないという考え方が始まった瞬間、若いうちに結婚すればいいんだってなるよの。 -
行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その8)
2016-01-14 23:4531pt行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その7) の続きです。 ミライ: こんにちは! 「誰も信じない真実」シリーズ、(その8)です!フツクロウ: ホホイ。ミライ: 前回の「誰も信じない真実」は、「出生数は増加に転じる!」でしたが、今回はなんでしょうか。フツクロウ: ホウじゃのう。今回は、これでどうじゃ。 東京は一度衰退して再び大発展する ミライ: ああ、こんなのありました。同じタイトルで記事にしましたね。 東京は一度衰退して再び大発展する フツクロウ: ホウじゃった、ホウじゃった。少なくとも、地方移住はそれほど珍しくなくなってきとる。ミライ: はい。このシリーズ(その1)でも話題になりました。フツクロウ: 今の東京は不寛容が横行するほど、過密になりすぎておる。妊婦やベビーカーや高齢者が疎まれるくらい電車が混んでいるのに始まってな。地方移住の流れがこのまま続けば、そんな状況に耐えられない人はどんどん地方に移住するじゃろう。ミライ: そしたら東京の電車も少しは空くかもしれませんね。フツクロウ: イヤ、ホウはならんのじゃ。ミライ: ならないんですか?フツクロウ: それに耐えられない人が減った分、それに耐えられる人がまた増えるんじゃな。ミライ: ……。なるほど。フツクロウ: 今までは仕事の選択肢やらで、イヤイヤ耐えていた人たちが、いなくなっていく代わりに、混んでも耐えられる人が、都会の便利さを享受しようと密集する。ミライ: ふむふむ。フツクロウ: そうやって、東京はどんどん多様性を失うんじゃ。「耐えられて当然」な人が増えるほど、さらに、妊婦・ベビーカー・高齢者は疎まれるじゃろう。ミライ: あ、悪循環。フツクロウ: まさにホウじゃ。そうやって価値観の多様性が失われていけば、当然東京のクリエイティビティは落ちる。一方多様な人材は地方に広がり、どんどんイノベーションが生まれることじゃろう。そのとき、東京は色あせ、地方が輝いて見えるようになるじゃろうな。ミライ: ですね。フツクロウ: そして、地方も東京とおなじように魅力的だという認識を日本社会が共有したとき、再び東京は大発展を始めるんじゃ。ミライ: ごくり。フツクロウ: つまりじゃ。 -
行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その7)
2016-01-13 23:4531pt行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その6) の続きです。 ミライ: こんにちは! 「誰も信じない真実」シリーズ、(その7)です!フツクロウ: ホイ。ミライ: 経済ネタが3つ続きましたが、5つ目の今回の「誰も信じない真実」はなんですか?フツクロウ: ホウじゃのう。これなんかはどうかの。 出生数は増加に転じる!ミライ: えー。フツクロウさん。なにをいまさら。もう転じましたよ。 出生数、5年ぶり増加…推計100万8000人 : 読売新聞
厚生労働省が1日付でまとめた2015年の人口動態統計年間推計によると、日本人の出生数は14年比4000人増の100万8000人となり、5年ぶりに増加に転じた。
フツクロウ: ホッホッホッ。ミライよ、このグラフを見てもそれが言えるかの。出生数の推移じゃ。
ミライ: う。フツクロウ: ホッホッホッ。どうじゃ。ミライ: おととしの減少がとても多いですね。去年はちょっと増加してるけど、2010年からの減少のトレンドに乗っているというか。フツクロウ: ホウじゃ! じゃからこの年頭の「増加に転じた」という記事は、ぜ〜んぶ信用ならん。2010年ごろからのトレンドに変化がなければ、今年はまた微減じゃ。ミライ: 年頭の記事で2014年の大幅な減少を踏まえた記事はなかったですね・・・。フツクロウ: 全くじゃ。仮に今年また微減ということになれば、また「出生数は減り続ける」と考える人が増えるじゃろう。じゃからといって悲観することはない。ここミラフツで出生率を紹介したことがあったぞ。ミライ: え、あ、はい。えーと、これですね! 出生率グラフ探してたら、ちょっと明るい兆しがあるような気がした。 フツクロウ: ホッホ。ホレじゃ、ホレじゃ。このグラフを出したの。
ミライ: はいはい。はっきりとしたV字回復。フツクロウ: じゃが、この記事書いた去年は、ちょっと減少してしまったんじゃの。ミライ: そうですね。フツクロウ: じゃから、タイトルも「ちょっと明るい兆しがあるような気がした」みたいな歯切れ悪いものになったんじゃが。ミライ: ですね。フツクロウ: じゃが、2015年はまた回復基調が現れるんじゃないかの。2015年の出生率の発表が楽しみじゃ。ミライ: なるほどこの出生率の方で回復基調が再び出れば、いずれ出生数増加にもなるだろうと。フツクロウ: ホノ通りじゃ。ミライ: 出生率の発表が楽しみですね。フツクロウ: ホウじゃの。ミライ: でもどうしてこんなV字回復したんですっけ。フツクロウ: それは元の記事でも考えたの。 -
行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その6)
2016-01-12 23:4531pt行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その5)の続きです。ミライ: こんにちは! 今回は、前回の グローバル経済ではなく、ローカル経済が主役になるという話題の続きです。フツクロウ: 続きじゃ。ミライ: 「同一商品同一価格」の話でしたね。Android同士は価格競争で利益がほとんど出ないけど、iPhoneはブランド化に成功して、高くても売れているのは、グローバル社会で「同一商品同一価格」でない例だと思ったんですけど。フツクロウ: まあ、そう言ってもええんじゃが、普通は、その価格差には iPhone にはブランドの価格が入っていると考え、つまり Android が持たない付加価値を持っていると考えられる。同一価格でない客観的な理由があるわけじゃな。ミライ: なるほど。グローバル経済では「同一商品同一価格」に収斂してしまうというわけですね。フツクロウ: ホウじゃ。じゃが実際の経済活動はそんな単純ではない。コンサートのダフ屋が昔からあるように、同じ席でも、そのために「これだけ払う!」という金額は人によってまちまちなんじゃ。ミライ: ヤフオクなんかでも、同じものにいろんな値段が付きますもんね。フツクロウ: ホウじゃ。「同一商品同一価格」という価値観は、大量生産時代が始まった時に、広がっただけで、別に経済の原則ではない。地域にある様々なパン屋のパンの値段、いろんな値段がついておる。同じアンパンでも、大きさや味やレシピが少しずつ違って、値段も違う。ある程度は相互に影響するが、それぞれの基準の高低できちんの値段が調整される必要はない。この店の味が好きと言う人は、周りの店より少し高くても買うし、その理由を客観的に説明する必要はない。ミライ: それが自然な経済活動というわけですね。フツクロウ: ホじゃ。大事なことは、その価値の不均一がなければ、景気は良くならんということなんじゃが、これは一般にはそうは言われてないようじゃの。ミライ: ですね。「同一商品同一価格」のグローバル経済では景気は良くならない、なんて。フツクロウ: 今まではグローバル経済といえどいろんな歪みがあったから、大企業は利益を上げられたが、これだけITが発達してしまうと、歪みがどんどんなくなる。大企業はほんの少しの利益しか上乗せさせられないし、給料もぎりぎりまで下げんといかん。そのぎりぎりとは、従業員たちが生活に必要なものを「同一商品同一価格」で揃えられる、つまりぎりぎり生きていいけるという線に限りなく近くなる。どこにも余剰はなく、限りなく大昔の物々交換の時代じゃ。ミライ: なんか信じられない皮肉ですね。フツクロウ: じゃから、わしらも、景気を良くするには自分たちがやらなきゃいけないと覚悟しなければならん。政治の政策で魔法のように景気が良くなるわけじゃないんじゃ。ミライ: やらなきゃいけないこととは。フツクロウ: 人々がお金を出してでも買いたい!と思うものを作ることじゃ。それは誰もが欲しがるものでなくていい、ある人々がほしいと思うものを作る、それをその人が払ってもいいという価格で売る!利益がたくさん出るなら出てもいいんじゃ。ミライ: その利益が景気を産むんですね!フツクロウ: ホノ通りじゃ。今まさにそれを実践しているのが、イケハヤさんじゃの。ほれ。 まだブログ記事を「全部無料で公開」して消耗してるの?うちは有料販売に舵を切ります。 - まだ東京で消耗してるの? ミライ: 有料コンテンツいいから、積極的に有料にするって宣言されてますよね。他にも売れてるのが出てきてるってレポートが有りました。 Umekiさんが「3,000円の有料記事」を売りまくっている件。メディア界隈のみんな、これ要注目の事例ですよ。 - まだ東京で消耗してるの? フツクロウ: ホッホッホ。ようやく時代がわしらに追いついてきたの。ミライ: ですね〜。未来の普通が始まったのが、2011年の10月で、有料のブロマガになったのが 2012年11月。有料になったからももう3年ですね。フツクロウ: ホッホッホ。ミライ: でも会員数大したことないから威張れないですね。フツクロウ: ホッh……。ミライ: この波に乗って、増えるといいですね〜。フツクロウ: ホウじゃな。ともあれ、こうやって、みんながどうやったらお金を出してでも買ってくれるものができるかと工夫して作りだすことが景気の原動力じゃ。 実際、去年2000万円の売上があったという記事に書かれておることが興味深い。 収入2,000万円ってこんな感じか…。お金に困らなくなってわかったこと。 - まだ東京で消耗してるの? -
行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その5)
2016-01-08 22:3031pt行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その4) の続きです。ミライ: みなさん、こんにちは! 行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜シリーズ今回は(その5)です。フツクロウ: ホイ。ミライ: さあ調子出てきましたね。どんどん行きましょう。4番目の「誰も信じない真実」お願いします。フツクロウ: ホウホウ。今回の「誰も信じない真実」は、 グローバル経済ではなく、ローカル経済が主役になるじゃミライ: 「GDP 0 成長が普通になる」「石油の価格がニュースにならなくなる」に続いて、経済ネタ3連続、グイグイ来ますね。フツクロウ: ホッホッホッ。ミライ: えーと、この辺で紹介した話ですね。 世界一わかりやすい経済活動の話(その8)〜まとめその1〜
国民自身の景気を良くするためには、ローカル経済の景気をどう良くするかという点に真正面から取り組まなくてはならなくなってきたのじゃ。
さらにグローバル経済が遠くなったスイスフランの高騰 グローバル社会に生きるとか、聞こえは良かったが、どんなに実力があっても一瞬先は闇のハイリスクな世界じゃ。昔は一度成功すれば、それをひきずって人生生きることもできたが、今は世界が加速しすぎて一度当ててもすぐしぼむ。成功しても走り続けなければならん。
フツクロウ: ホウじゃホウじゃ。じゃが、本題に入る前に、まず反省会をせんといかんの。ミライ: 反省会?フツクロウ: スイスフランの高騰の話のときに、わしはこんなことを言ったんじゃ。フツクロウ: ホじゃ、ホじゃ。じゃから、一気に損失が膨らむ、いわゆる保証金での取引は、もう一般の人には怖すぎじゃろ。今後現物取引はわからんが、Fxなど保証金取引は一気にしぼむぞ。
ミライ: はいはい。一瞬で何千万円も負債を抱えた人いましたもんね。保証金制度怖いなぁと。フツクロウ: ホウじゃ。でその後なんじゃが、特に保証金取引は萎まんかったんじゃな。ミライ: そうなんですか?フツクロウ: FX会社別預かり証拠金残高推移というサイトにFX会社別預かり証拠金の残高推移が載っておる。
これを見るとスイスフラン高騰のあった2015年の1月頃に特に変化はないし、その後夏に同時株安や急な円高が起こった時に一時残高が減ったが、また増え始めておる。 まだまだFxに資金を移す人が増えているという状況じゃ。ミライ: なるほどー。大外しですね。フツクロウ: ホウじゃなw まあ言われてみれば、一般の人でこのスイスフラン高騰を知っとる人は少ないじゃろうし、当時知っとっても、すぐに記憶は薄れるし、スイスフランなどという日本では馴染みのない Fx 対象じゃから、まあ関係ないと言えば関係なかったわけじゃの。ミライ: 当時はかなり衝撃的なニュースでしたけどねぇ。フツクロウ: ニュースになったものの、市民全体の投資行動を変えるようなものではなかったというわけじゃ。ミライ: 外して残念ですね! では気を取り直して、本題に行きましょ〜。これからはローカル経済が主役なんですか?フツクロウ: ホじゃな。経済成長が安定して、わかったことは、地域の経済が大切だということじゃな。地域でぐるぐるお金を回すことが、景気に大きく関わるということが実感されてきているということじゃ。地産地消が良く言われるようになったように。ミライ: はい。確かにそんな気はするんですけど、たとえ地産地消しなくても、日本や世界規模でお金はぐるぐる回ってますから、結局は一緒なんじゃないですか? 一方的に出て行くとかならともかく。フツクロウ: ホッホ。まずは、有名なコピペ
...そして町に一つしかないホテルに入ると、 受付のカウンターに100ユーロ紙幣を置き、部屋を選ぶために2階へ上がって行った。
ホテルの主人は100ユーロ紙幣をひっつかんで、借金返済のために肉屋へ走った。 ....
のエピソードに見られるように、いったん地域に入ったお金がいずれ外のものを買って出て行くにしても、それまでに何人もの間をぐるぐる回れば回るほど、その地域の景気が良くなるということじゃな。 もちろんそれと同じだけ、外とのやり取りがあれば同じじゃが、ある地域で外に買ってもらえる商品の量や種類には限界があるからの、なるべく地元で回したいわけじゃ。ミライ: ふむふむ。聞いたことあります。フツクロウ: 地産地消の話のときにはセットで出てくる話じゃからの。 しかし、ここからが他では滅多に言われん話じゃ。 地産地消はローカル経済の話じゃが、一方のグローバル経済は、致命的な問題を抱えておる。ミライ: 致命的な問題?フツクロウ: ホウじゃ。それは、「同一商品同一価格」の原則じゃ。 -
行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その4)
2016-01-07 23:4531pt行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その3) の続きです。ミライ: こんにちは! 行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜シリーズ今回は(その4)です。フツクロウ: クホー、ホー。ミライ: と、突然なんですか。フツクロウ: いや、スターウォーズ流行っとるから、やってみたいじゃろ。ミライ: あ、ダースベーダーだったんですね。ホーのとことか普通にフクロウの鳴き声だったので、よく分かりませんでした!フツクロウ: フヌヌヌ。修行が足らんか。ミライ: ……。まずは、このセリフの練習からですよ! 「フォースと共にあらんことを」フツクロウ: 「フ、ホースと共にあらんことを」ミライ: ぶ。…、頑張って練習してください。フツクロウ: フヌヌヌヌ。ミライ: ということで、3番目の「誰も信じない真実」お願いします!フツクロウ: クホー、ホー、今回の「誰も信じない真実」は、 石油の価格がニュースにならなくなるじゃ。ミライ: 前回の「GDP 0 成長が普通になる」につづいて、またまた経済に関する話題ですね。フツクロウ: ホウじゃね。ミライ: えーと、このへんで紹介した話題ですね。 石油を取り合う時代が終わる時
これらの要素が重なっているため、簡単には石油の価格は上がらないでしょうし、たとえ上がったとしても、そのときは、石油がエネルギーの中心でなくなっている国が出来始めていることでしょう。
そうなるとどうなるでしょうか。
石油を取り合う時代が終わるのです。
COP21 脱石油競争が始まった日。
世界を支配するルールが変わったのです。
こうなったら、今度は、脱石油の競争になります。いずれ早くやればやるほど得だという方向性が確認され、各国が我先にと争うことでしょう。
フツクロウ: 今も象徴的な出来事がおこっとるぞ。 WTI原油が12年ぶり安値 時間外で一時32.1ドル :日本経済新聞 ニューヨーク先物市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油は7日の時間外取引で一時、1バレル32.1ドルと2008年のリーマン・ショック時につけた安値(32.4ドル)を下回った。03年12月以来およそ12年ぶりの安値を記録した。
ミライ: 年末あたりは一度盛り返そうとしてましたけど、ここ数日で一気に下がりましたね〜。フツクロウ: サウジアラビアとイランが国交を断絶したにも関わらずじゃ。ミライ: 1月4日のことですね。フツクロウ: じゃな。冷泉氏の記事なんかでも書いてあるが、断絶すれば社会が不安定になり、原油価格が上がれば都合がいいから、起こりやすいといえよう。 サウジ・イラン断交は原油価格上昇を狙った「一種のヤラセ」|冷泉彰彦|ニューズウィーク日本版 ミライ: ロシアもなんか血気盛んですしね。フツクロウ: ホウじゃ。断交直後は原油価格は上がったようじゃが、その後の中国の経済指標悪化を引き金に始まった世界同時株安で、石油もあっさり下落に転じてしまった。ミライ: 「僕達ケンカしてるんだよ! 見て!」って言ってそうですね。 -
行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その3)
2016-01-06 23:4531pt行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その2とその3の間) の続きです。ミライ: こんにちは! 昨日はすこし脱線しましたが、ということで、今日こそ(その3)です。フツクロウ: ホッホ。ワシがおらんかったがの。ミライ: まだ言ってるw ささ、気をとり直して、「誰も信じない真実」の第2番目お願いします。フツクロウ: ホウするかの。2番目は GDP 0 成長が普通になるじゃ。ミライ: おお。全5回のシリーズでお送りした、 日本のGDPが増えなかった真の理由がわたしたちを豊かにする(その1) ですね。フツクロウ: ホウじゃ。ミライ: これは確かに信じてもらえないですよね。毎年 GDP が上がった下がったで大騒ぎしてますし。フツクロウ: ホッホッホ。しかし、もう実際成長しとらんからの。ミライ: はい、20年間、GDPと給与総額が変わっていないというグラフが印象的でした。フツクロウ: では、我々の暮らしが豊かになっていないかというとそんなことはない。 iPhone は新しいモデルが出ても、値段はほとんど変わっとらんが中身は恐ろしく進化しておる。 もし、世の中すべてのものが、値段を変えずに中身をどんどん進化すると、GDPは全く上がらないが世の中は進化するということになる。GDP 0 成長は、GDPという指標が増えないだけで、それだけで社会が豊かにならないというわけではないんじゃ。ミライ: 確かにモノの値段が変わらなかったからといって、同じ生活水準というわけではないですね。20年前と今で……。フツクロウ: ホノ通りなんじゃ。日本は、20年くらい前から、モノやサービスの値段をあげないという社会に移行したと言えるのではないじゃろうか。ホレ、これを見てみよ。
ミライ: えーと、「資料:GLOBAL NOTE 出典:IMF」で作成したグラフですね。アメリカ・ドイツなどが数%の物価上昇率で組みつほぐれつしているところを日本は0をうろうろですね。なんかすごい。フツクロウ: ホじゃろ? 日本は20年くらいモノの値段が上がらない、むしろ下がるという時代を経たんじゃ。それでも、まあわしらはそれなりに生きておる。 じゃから、「これはこれでいいんじゃね?」と考える時期に来たんじゃないかの。 そもそも、今の「ずっと成長し続ける」経済モデルは、持続的なモデルなのかの。ミライ: 毎年きっちり2%ずつ成長する、給料も物価も2%上がるとしたら、0成長とあんまり変わりませんもんね。フツクロウ: ホじゃ。我々の生活にとっては、むしろ物価が変わらないという前提の方がよほど将来が見通せ、つまり安心して暮らせる。ミライ: でも世界のモノの値段が上がったら変えなくなってしまいます。フツクロウ: それは輸入してしたものを国内で作ることになって、むしろ好都合じゃの。石油などの資源の高騰が困るが、資源の値段は自然エネルギーやリサイクル技術によって上がりにくくなっておるからの。じゃから、むしろ自国の通貨を安くしようという、通貨安戦争が起こっとるくらいじゃ。 じゃあ誰が困るかという話を「日本のGDPが増えなかった真の理由がわたしたちを豊かにする」のシリーズでやったんじゃの。ミライ: はい。それは、毎年一定の上昇があると、それを利用してもっともっとお金を増やせる仕組みがあるという話でした。フツクロウ: ホじゃ。日本はその仕組みに No! を突き付けとるというのが現状ではないかの。全体で一定の上昇があるなら、それをレバレッジにして、もっとお金を増やすことができる。じゃから、格差がどんどん増えるんじゃよ。 我々は社会をどんどん豊かにしたいし、そのために頑張っておるが、じゃからといって、物価を上げる必要はない。同じ値段でより進化させればいいだけじゃ。
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