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この記事はミライの【馬車目線】でお送りします。
ミライ: 相変わらず連日トランプ大統領の話題で持ちきりですが。
フツクロウ: ホッホ。
ミライ: ちょっと気になる記事が。
イスラム入国禁止令の支持率49%!米国民の本音を在米歴10年の鈴木コメンテーターが解説
フツクロウ: ホウ。
ミライ: とても冷静な記事で巷の評価も高いのですが、どうしても次にひっかかってしまいます。
そもそもアメリカは「移民の国」です。アメリカは建国以来、移民を受け入れることで人口が増え、国力を拡大してきました。
アメリカは違う民族や宗教といった多様性を大切にする価値観を持っていて、これによって世界から尊敬を集めてきました。これをアメリカは放棄するのですか?とても残念です。
フツクロウ: ふむふむ。「いつまで?」じゃな。
ミライ: そうなんです。アメリカはとても新しい国でしたし、建国のときにはほとんど人はいなかったのですから、アメリカが建国以来、移民を受け入れることで人口を増やしたのは、ほぼ必然的な成り行きだったことでしょう。でも、それは持続的な構造でしょうか? 永遠に、移民を受け入れるというのは持続的ではありません。
アメリカにはすでにアメリカ人がたくさん住んでいるのです。
フツクロウ: その転換期になってきたということじゃな。
ミライ: そうです。アメリカにはすでにたくさんの人が住んでいるし、何世代にも渡りました。日本人と同じように、何世代にもわたってアメリカに暮らしている人がいるわけです。
そしたら、まあ、「普通の人」だっていっぱいいて、そういう人たちも、普通に暮らしていかなければならないわけです。
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