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[S]日本の子供は砂糖摂り過ぎか気になった話。
2013-07-18 00:1538(お詫び:「採る」ではなく「摂る」でした。土用の丑だけに、余計砂糖乱獲みたいですね。ご指摘ありがとうございました。トップページまで巻き込んでしまい、申し訳ございませんでした。2013/7/22)いつもとちょっと違う水曜、今回は短い記事[S]です。 私はポテチ(ポテトチップス)が大好きで良く食べてたのですが、ある時からあまり食べてません。東京にいるころどこかの生協の塩だけポテチが余りにおいしくて、その辺のがあんまりおいしいと思わなくなっちゃったんです。でも引っ越して生協もやめたし。ああ。たま〜にうちで手作りされますが、手間だから、なかなか日常的には頼めないし、自分でもなかなかしないし。 とそんなこんなで、あまりポテチを買わなくなったのですが、気がつくと、コンビニや大学生協でのポテチの扱いが年々減っています。扱いがないとこまであったり。 若者のポテチ離れか?と思って、ぐぐったのですが、そういう -
【馬】なぜスーパーに38種類のカレールーが並ぶのか
2013-07-16 22:30110ptこの記事は後半【馬車目線】(?)でお送りします。
38種類。さっき近くのスーパーに行って数えたカレールーの種類の数です。ちなみにさらにフレークが4種、大きなサイズの業務用5種、チャツネなど後から加えるのが8種、カレー粉が4種並んでいました。ルーだけで40種近く並ぶカレー。あなたはこれを豊かだと思いますか? それとも貧しいと思いますか? 先週出張から帰ったところ、野菜カレーがありました。聞くと、なんと母親の指導の元、子どもだけで作ったそうです。始めてのことです。それはすごいと、夜食として少し頂きました。一口食べると実家の取れたて野菜から出たダシが薫り、すばらしくおいしい! やるじゃないか君たち。我が子の成長ぶりに心躍ります。 とここまではよかったのですが、野菜炒めて水足して、ルーを入れたそのカレーは、二口目以降市販カレールーの味が目立ってしまいました。普段作られるのは我が家の天才料理人によって、トマト缶足したりとかいろいろ加えられていますが、今回は野菜のダシは効いてるものの、ほぼ純市販カレールーレシピ。食べる度、ああ、あの味、ああ、あの味と舌がいいます。全国津々浦々、あらゆるレストラン、ドライブイン、食堂で出されるあのカレーの味です。残念ながらちょっと感動が薄れてしまいました。 話は少し遡りますが、昔私がアメリカのスーバーでびっくりした事の一つに、朝食用のシリアルがありました。コーンフレークとかあの手の奴です。日本だと最近「フルグラ」がヒットしたあれです。アメリカの朝食の定番だと思うのですが、その種類の多さと言ったら。日本よりも遥かに大きな店舗の中で、何十種類というシリアルがどこまでも並んでいます。 日本人としてその光景を見たとき、 -
地方は退屈迎えがいる?
2013-07-12 23:30「ありそうでなかった、まったく新しい”地方ガール”小説です。」 という帯がついた山内マリコここは退屈迎えに来て 気になったので読んでみました。
地方都市に生まれた普通の女性たちの普通の物語。どこにでもありそうな平凡なものがたりたちなのですが、全ての物語がゆるーくつながっていて、しかも全編に仕掛けがしてあるので、のほほんと読んでると途中で、え、え、どうなってんだっけと少し慌てました。 世界観がすばらしくて、確かに今住んでいる地方都市の雰囲気が良く出ています。そうそう、こんな感じ。 私は、生まれ育ちは京都で、地方都市と言ったら怒られますが、中心地に住んでいた訳ではなく、「ここは退屈迎えに来て」の世界はそのまま自分の青年自体のそれとばっちり重なります。 というか、高校ぐらいまでは行動範囲も限られているから、首都圏に住んでいても、中心地でなければ、やっぱりこんな感じなのではないでしょうか。ロ -
サイバー大学が見せる10年後の大学
2013-07-11 23:15昨日参加したイベントの主催だったMIT-EFJの理事長で、サイバー大学の学長でもある川原さんにいろいろお話を伺うことができました。サイバー大学のお話を聞いていると、今ある大学の問題点が浮き彫りになります。珍しい形式ではあるので、実際に入ろうと思うと考慮する点もあるかもしれませんが、とりあえずは、この未来な大学の様子を紹介したいと思います。 最近、大学の将来については、 【馬】どうなってる? 10年後の大学 教育は無償化するのか。3つのポイント で取り上げました。 大学は費用が高い割に、その費用が回収できる程、より給料の高い仕事に就けなくなっているらしいことから、今後大学費用は価格破壊が起こるのではないかということ。大学の授業をまじめに受けることで身につけられる範囲以外の能力が社会で要求されていることなどを考えました。 さて、サイバー大学、授業は好きな時間にオンデマンドで受けることが -
[S馬]今週の馬車目線「日本人が〜〜な理由」
2013-07-11 00:1566ptミラフツ[S馬]今週の馬車目線 目次
今日は20数年ぶりに福岡に行ってきました。MIT-EFJによる 九州から世界へ!「新産業・新技術 ベンチャー育成フォーラムin福岡」というセミナーに参加するためです。 ここんとこネットでも福岡はすばらしいと大評判なのですごく気になっていたのですが、確かに素晴らしい街です。とても活気のある街で、歩いてるだけで元気がもらえます。食べ物もおいしい! 最後に薦められた鯛茶漬けは鮮烈でした。福山市のある瀬戸内では鯛はありふれた魚で食べ慣れているだけに、なおさらです。材料は手に入りそうですが、同じおいしさを再現できる気がしません。 本題では、MIT-EFJ の bpcc13 ビジネスプランコンテストに応募したいというチームもたくさん現れて、福岡、熱いです! あ、ちなみに、外は暑かったですけど川からの風で過ごしやすかったです。 さて普段とは調子の違う記事を載せる水曜日。水曜日の馬車目線[S馬]として、現代社会頻繁に言われているけど、ちょっと立ち止まって考えてみたいパターンを紹介します。 前回紹介したパターンは「〜しないと日本は滅びる」でした。 今回紹介するパターンは、「日本人が〜〜な理由」です。 このパターンには、二つ落とし穴があります。 一つは、安易な海外との比較です。たとえば日本人は単一民族で排他的と言われますが、注意が必要です。 たとえば、アメリカ人は、英語しか話せないし、海外に行ったことないし、ハワイを外国だと思っている人がたくさんいます。田舎に行くと白人ばかりのようなところもあります。そういう地域の人は外国人ともあまり接点もなく、排他的な人もすくなくありません。 一方日本でも六本木のようなところは外国人が大勢いて、外国人と日常的に接している人もたくさんいます。 結局地域や個人の差が大きく、平均的にどうかは簡単には分からないですし、分かったところで実践的にはあまり役に立ちそうにありません。 さて、今日のメインはもう一つの落とし穴です。 それは、東京には日本は東京だけでできていると思っている人が少なくないことです。 毎日毎日グローバル化グローバル化と叫ばれていますから、外国を無視する人はあまりいませんが、東京以外の「その他日本」が意識から完全に抜け落ちている東京人は結構います。 しかし、世界は外国と東京でできているわけではありません。 たとえば2010年のGDPによると 1位 アメリカ 1273兆円 2位 中国 521兆円 3位 日本 482兆円 ここ 日本から東京・神奈川・埼玉・千葉を取り除く 322兆円 4位 ドイツ 290兆円 …… 8位 イタリア 181兆円 ここ 東京・神奈川・埼玉・千葉の合計 160兆円 となります。日本から首都圏を抜いても3位なのです。 東京の経済活動にとって、「その他日本」と海外とどちらが影響が大きいかといえば、間違いなく「その他日本」です。 なのに、普段グローバルばかり強調されます。 たとえば、東京にいる人が、あるウェブサービスに関するビジネスプランをまとめるとしましょう。最初は日本でサービス開始、その後海外への展開を目指すといったプランは良くあります。 しかし、東京で立ち上げたサービスが全国にくまなく広がるかがきちんと考察されていることはほとんどありません。「その他日本」は同じ日本だから意識しなくても大丈夫でしょうか? いえ「その他日本」は単なる「その他」ではありません。ウェブサービスなんて、同じ日本なんだからどこで立ち上げようと一緒じゃないかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。 たとえば「食べログ」。まあ都会でもレビューが信用できるのかといった問題があるかと思いますが、それはひとまず脇に置き、地方都市だとそもそもレビューが少ないです。うちの近所にもたくさん店はありますが、実に貧弱です。もちろんおいしいお店もあるのに。中心地の店でも、ビジネスや観光で訪れた人のレビューが目立ちます。都会に比べ、地方都市ではレビューを書くモチベーションが低いのです。(なぜなのかは感覚的には分かるのですが、今日の本題ではないのでまたいずれ) 逆に地方の人は都会を意識しないことはありません。テレビだって東京の話ばかりです。もしビジネスを立ち上げたら、東京も意識するし、海外も意識することができます。場合によっては東京をすっとばしていきなり海外にアプローチします。 もし東京で地方を意識せずに進めていると、事業の柔軟性という点で地方より不利です。 このように地方を意識することはとても大事です。少なくとも海外を意識するのと同じくらいには重要です。 でも、まったく意識されないことがあります。それは気付くと結構滑稽です。 具体例です。 -
*六*子育ての経験はなくても子どもを育てるのだ。
2013-07-09 22:3032pt妊娠したそのときに、それまでの新生児を抱いた感覚をはっきりと思い出すことのできる人っているのだろうか。新生児がどんなものなのか、泣き方、抱き方、あやし方、声のかけ方。知らないことばっかりだと思う。 少子化、核家族化、自分の周りに赤ちゃんがいたことが無い人が多い。当たり前だと思う。9歳はなれた弟のおしめを替えていたらしいけど、覚えてない。粉ミルクをおいしそうに飲む弟を「残さないかなあ」と見ていたけど、見ていただけ(残したらもらえた)。小さな子は比較的回りにいっぱいいたし、異年齢の集団で遊んだ経験はしっかりあるように思うけど、それでも、子育てのお手伝いをした経験と言えるのかな。 スリール株式会社の取り組みは、本当、ステキ! 「ワーク&ライフ・インターンシップ」を始めよう!ですってよ。家庭に入って、本当の子育てを経験して、仕事と家庭でがんばるご両親を間近に見るのです。素晴らしい〜。 自分の親が幼い自分を育てているのは見ることができない。幸運にも兄弟姉妹がいたとしても、血を分けたライバルでもあるので、冷静には見ることができないと思う。この「ワーク&ライフ・インターンシップ」なら、自分の年齢に近い夫婦が子育てに取り組む姿、仕事と両立させる努力を目の前に見られる。しかも自分は子育ての経験をしてアルバイト料を稼ぎつつ。 大学生だったら、必ず申し込んだだろうなって思う。 ん?思うか?? 現在、参加者の声として、掲載されている人は、どうやら意識の高い人や幼児教育などに関わっている人のよう。 私はカリカリした学生だったから、申し込まずにそんな暇ないって思ってしまうかも。バイト料だけみたら、塾講師や家庭教師の方がいい!とか言いそうだ。高校生の私なら行くかしら。 この取り組みがどんどん広がって行った未来では、そんなとき、インターンシップを経験して母親になった母が「あの仕事は人生で必ず役に立つから、行きなさい」とか言うわけですよ。雇う側の夫婦もインターンシップ経験者だったりして、喜んでインターンシップを受け入れるのですよ。人の役に立つ経験、いいじゃないですか。素晴らしい世代のつながり完成。 私の行っていた高校は、基本的にバイト禁止だったのですが、郵便局の年末年始のバイトは許可されていました。このスリールでのインターンシップも、許可して、推奨すれば、と思うのです。学校では経験出来ない、人生に必要な経験。なんなら家庭科の授業に組み込んじゃえとも思います。そんな簡単にはいかないかな。 ただ〜し、実際に育児をするときには、そうはいっても・・・っていう大変さがあるのかもしれません。そんなときには、こんなのを読んで癒されるのです。私のときにもほしかったなあ。 #本当の育児書ミライ: ここからは未来六葉点(?)です。すばらしい取り組みですね。フツクロウ: そうじゃな。一人暮らしも多くなって、学生時代から社会人になるまで、赤ちゃんにまったく接点がないという人もおるからな。自分が親になるところを具体的に想像するのが難しくなるだろうし、公共の場で泣いてる赤ちゃんばかり目にしてたら、嫌いになるかもしれんしの。 -
〜自律性を育むには〜 つづき。
2013-07-09 22:00先日の高校男子は父を嫌わなくていいのか〜自律性を育むには〜ではたくさんのコメントありがとうございました。主に子の立ち場としてのご意見が多く、それは10年後に子に言われるであろうことでしょう。今から心の準備をしておきます。 先日は、社会が今後どうなるのかさっぱり分からないので、本人の自律性を育てなければならないという点を考えました。自律性を直接育てるのは難しいかと思い、途中でとめることや、毎日やるというテクニックを教えています。 しかし、本丸の自律性について、もう少し考えました。単に親の考えに囚われずに自律的に考え行動できるようになれば良いというわけではなさそうです。 ちょうど象徴的なお話をFacebookで読みました。知り合いの20代の起業家の方のです。 「社長として、その前に社会人としてこうしなきゃ、ああしなきゃが強くて、結構苦し」いそうです。 そんなとき、お世話になっている方が、いつ -
貿易収支赤字で日本ピンチかと思ったら、利子でうはうはだった。
2013-07-08 22:00こんな記事を見つけました。 5月の国際収支、4カ月連続黒字 - 朝日新聞デジタル
財務省が8日発表した5月の国際収支状況(速報)によると、海外とのモノやサービスの取引や投資の状況を示す経常収支は、5407億円の黒字だった。(中略)
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は9067億円の赤字。
311以来、火力発電のための燃料費がかさみ貿易収支が赤字というニュースを繰り返し見てきましたが、経常収支は5,407億円の黒字とのこと。 ちょっと中身がどうなっているのか知りたかったので調べてみたのですが、なんというか気になることはことごとく表やグラフになっていないので、結局自分でいろいろ作ることになりましたので、載せておきます。 困ったのは、「収支」というだけあって、いろんな項目の収支はすぐ分かるのですが、内訳である収入と支出はなかなかわからないのです。 ということで、2012年の国際収 -
高校男子は父を嫌わなくていいのか〜自律性を育むには〜
2013-07-05 10:45
前回教育は無償化するのか。3つのポイントの中で、今、子どもに何を教育するかが難しいことに触れました。たとえば企業は新卒社員に「主体性」「規律性」「好奇心・チャレンジ精神」といったものを求めていますが、じゃあそれを鍛えておけば、将来安定した高給の職業につけるのか、誰も保証してくれません。 いったい何を育むべきなのか、二児の父としてとても悩ましいことです。「親ラブ族」
さて、そんな中、このあいだテレビで面白い話題を知りました。「親ラブ族」です。父親が好きな女子高生が増えているとのこと。詳しくはたとえばこのまとめ。 娘がパパに萌え萌え!親ラブ族の女子高生たち - NAVER まとめ 昔は、女性は血のつながった父の匂いを嫌悪するように定められてみたいなもっともらしい科学的根拠もあったような気がしますが、ダウトがかかっているわけです。夫婦の仲がいいことが関連したり、今の父親はバブル世代を通し -
教育は無償化するのか。3つのポイント
2013-07-04 11:55大学の教育費はもっと下がるだろうという話をしていたら、教育は無償化に向かうという話が出てきたので、さらに考えてみようと思います。 先日、【馬】どうなってる? 10年後の大学という記事で、大学費は価格破壊を起こすのではないかと考えました。 とihayatoさんがちきりんさんのツイートを引用しながら、教育の無償化についてまとめています。 子育て中のお父さんお母さん、安心してください。教育は無償化に向かいますよ 教育無償化の動きは着々と進んでおり、特にテクノロジーを用いた取り組みが熱いです。これは重要なテーマですので、改めてまとめてみようと思います。
果たして教育は無償化するのか、いくつかポイントをまとめてみました。0 素晴らしいコンテンツは昔から増え続け、これからも増える。
ちきりんさんとihayatoさんの紹介している内容の多くは、KhanAcadeny や東大の授業といった質の高いコ
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