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記事 22件
  • P子: 日本の将来明るすぎ。「騒音トラブル解決モデル」を高校生が作った

    2017-09-15 17:00  
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    ミラフツのピックアップ記事(?)その中でも子どもの発明・イノベーション
     高校生が日本初の「騒音トラブル解決モデル」を発足。周辺住民からの苦情も激減  

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  • 道路が倉庫問題は政治家に文句言え。

    2017-09-14 23:45  
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     前回、 「電動アシスト付ベビーカー」というおいしいネタに気づかない政治家たち  をとりあげて、政治家が取り組むべきとお話ししましたが、これもそうです。 “仮眠”トラックの長い列 一斉取り締まり(関西テレビ)  市場には絶対遅刻せずに到着しなければならないため、早めに来て近くの道で休憩しているという問題です。 警察としては法律にしたがって取り締まるしかありませんが、円滑な流通を維持して市民の生活が便利に回るためには、どこかにトラックの待機場所が必要です。いわゆるバッファーというやつです。道路が倉庫問題の一つです。トラックの運ちゃんが悪いと正論吐いたってなんの解決にもなりません。 で、これは政治家の出番です。なんでこのニュース作った時、政治家にコメント求めないんでしょうか。聞かないからといって、市民が「聞けよ」ってつっこまないからです。市民がこれは政治家がなんとかしなくちゃいけないと知らないからです。 この問題は、簡単に票に結びつかなそうな案件ではありますが、逆に地元の議員がこれを無視しているようなら、政治家として仕事してねえとネガキャン貼られるくらいの社会になれば、政治家たちは放置するようなことにはならないでしょう。 警察は法律に基づいて動いています。その法律がおかしいのであれば、政治家に動いてもらわなければなりません。 どんどん政治家に動いてもらいたいものです。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: まあでも、流通が効率化すればするほど、道路は倉庫ですよね。フツクロウ: ふむ。 

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  • [S] これが怖くて乗れない東京モノレール

    2017-09-13 23:15  
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     いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める記事[S]です。  「予定の調整する人絶えなかった」乗り合わせた男性、車内の様子を語る 東京モノレール停電(産経新聞) - Yahoo!ニュース   東京モノレールが立ち往生したそうです。 出張で頻繁に羽田空港は使っているのですが、これが怖くて、東京モノレールに乗れません。どうしてもフライトに間に合わない時以外は避けてます。 昔一度緊急時の避難について調べてみましたが、海上だと大地震のときみたいに自力でなんとかしなくちゃいけないような時はもうどうしようもないように感じました。 せめて海上は、レールの下に退避路とか作らないのかなあと思いますが、何か手を入れるくらいなら、そもそももっと輸送力のある普通の鉄道にならないのかと思います。 世界の玄関口なのですから。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 京急の蒲田駅が高架化してからは、京急周りもかなり時間が縮まって、モノレール使うのとそんなに変わらなくなりましたもんね。フツクロウ: ホッホ。 

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  • 「電動アシスト付ベビーカー」というおいしいネタに気づかない政治家たち

    2017-09-12 23:30  
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    (2017/12/11 追記: 元記事ではすべての電動アシスト大型ベビーカーが対象という意味に取れる内容でしたが、その後、ある電動アシスト大型ベビーカーについてそのように判断されたということがわかり訂正されたそうです。条件を満たせば電動アシスト大型ベビーカーも歩道を走行できるそうです。政治家が出るまでもない案件でした。情報をくださった方ありがとうございました。参考記事:電動アシスト付ベビーカーは「軽車両」になる場合も…車道を通行し、警音器を設置 グレーゾーン解消) 経産省、保育園の幼児車に「車道を走れ」と判断(国沢光宏) - Y!ニュース  保育園の大型ベビーカーに電動アシストがついたやつは、軽車両なので車道を通るべきという判断が経産省から出たそうです。 で、この記事はそれを非難しています。 でも、お役所は法律にしたがって動くところで、法律に照らしたらそうなりますという話で、それが国民感情に沿わなくても、今の法律がそうなっていることは事実で、それを経産省に文句言っても仕方ありません。 で、不思議なのは、なぜこれをまだ政治家が取り上げていないかです。 法律がおかしくなっているのですから、これは政治家の出番です。少子化とか保育士さんの待遇改善とかがホットな話題の昨今ですから、「これはおかしい、いますぐ法律を改正すべき」と活動始めれば、めちゃ目立てますよ? このくらいなら多分大して障害なく法律改正できて、名を上げられますよ? 根本的な問題は、これが政治家の仕事って世の中に知られてないことです。 元記事の著者さんは経産省非常識じゃね?と非難するだけで、政治家を一言も出しません。この著者はPV稼ぎにあえて触れてないのかもしれませんが、この著者さんもこれが政治家の仕事というのはご存知のはずで、最後に一言「政治家なんとかしろ」と言うくらいはしてもいいと思うのですが。 でも、一般の人は、これは政治家の仕事ということから、あまり意識にないと思います。経産省にこう言われた今、保育所の人は地元の議員に言うべきです。なんとかしてと。 それはこれからの話ですが、その前に、議員にそういうのが伝わってないのがなんだかなーと思います。市民から、あるいは経産省から、そういう情報が届いていないのか、届いていてもスルーされてるのか。 明日以降はすみやかに政治家たちは騒ぐのでしょうか? 取り組めばこんなに票を稼げそうな案件はなかなかないと思うのですが、実はそんなことないのでしょうか?  国民と政治家がまだまだ噛み合ってないなーと感じるお話でした。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: とりあえず東京で都民Fがポイント稼げそうですよね。フツクロウ: ホウじゃな。ミライ: 今まで知らなかったのは百歩譲って仕方ないとして、もうこうやって経産省の見解が出てしまった以上は、政治家も知らないとは言えないし、これからは意図的にスルーしているとみなされます。 

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  • 「夕飯何食べたい?」の本当の解決策

    2017-09-11 22:30  
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     こんな記事読みました。 「夕飯何食べたい?」が持つ理不尽さと、ベストな返答の考察  「夕飯何食べたい?」にまつわる、夫婦間のギャップをとことんまで分析した力作です。 著者は女性のようで、少しでも男性の理解が進むようにとの努力素晴らしいです。参考になりました。 しかし、この問題にはもっと根本的な解決法があります。 それは、夫もたまに「お三度」をやってみることです。 料理をする男性も増えてきたことかと思いますが、まだまだハレの日担当のことも多いのではないでしょうか。そうではなく日常の朝昼晩の食事を担当してみるのです。いちいち買い物になんて行ってられないし、家にある材料で、しかも ・栄養のバランス ・家族の食の好み ・家族の体調   ・自分の料理の腕 
    こういったことを考慮しなくてはいけません。 たまに担当すれば、それがいかに大変なことかよくわかるでしょう。その記事に書かれていること全てに納得がいくはずです。たまに担当していればそこに書かれているようにくっきりと「夕飯何食べたい?」にどう答えるべきか分析できてなくても自然とイライラされることはありません。 先日、次男だけパーティで夕方いないということがありました。さて夕飯どうしようということになります。帰ってきた時、自分も食べたいというかもしれないし、どんなメニューがいいだろうというわけです。私が「カレー?」と言うと、奥様は「うーん、じゃあタイカレー?」と滞りなく無事メニューは決まりました。私は特にこの夏休みの間、ポツポツお三度担当しています。ですから、次男だけ夕ご飯外で食べるという特殊な状況で、夫婦一緒に悩むことができたのです。 次男が帰ってきたとき、まだ家族は夕食中で、次男もわずかですがタイカレーを美味しそうに食べてました。 イクメン増えてきましたが、ぜひお三度もやってみましょう。 実はお三度をたまに担当するのは大変です。なぜなら、食材何があるかよくわからないからです。特に冷凍庫とかぴっちり入ってますし、お三度作るとなってから、家中確認していてはそれだけでぐったり疲れます。 あれ作ろうと思って、材料見たら、思っていたものが切れていた。野菜が多少違ってもそれ使えばなんとかなることも多いですが、キーになる材料がないときはダメージが大きいです。一からメニューを考えるか、あるいは創作料理の領域に踏み込むか。後者は失敗した時のダメージが大きいし、一からメニューを考えるのは「時間を返せ」と天に向かって嘆きたくなるし。 そんな苦労を妻に話してみるといいでしょう。毎日担当することも大変だけど、たまのピンチヒッターもそれなりの苦労があるとわかれば、「夕飯何食べたい?」とその答えの問題は、大きく緩和されることでしょう。 《ワンポイントミライ》(?)ミライ: いわゆる一つの「習うより慣れろ」問題ですよね〜。フツクロウ: ホウじゃな。 

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  • 【ミラフツ大敗北】可逆と非可逆の境界、『灰色可逆』が生まれた日。

    2017-09-08 23:45  
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    ミライ: ミラフツ長く続けてるとこんなことも起こるんですね。フツクロウ: ホ? 中の人の本編はどこじゃ??ミライ: なんかイっちゃってて、キーボード打つのにも苦労してるくらいイっちゃっててwフツクロウ: ホウ。で何が起こったんじゃ。ミライ: これです。 東大、量子力学からの熱力学第二法則の導出に成功、「時間の矢」の起源解明へ | fabcross for エンジニア フツクロウ: ホウリィ、カーウ!!!ミライ: 日本語でおk。フツクロウ: いやいや、すまんすまん。つい。ミライ: というわけなんですよ。ほんとだったらマジ反省。フツクロウ: ふーむ。いやこれは・・、これを今までミラフツで予想してなかったのは、大敗北じゃな。ミライ: はい。少なくとも、この、可逆と不可逆の橋渡し問題があるとわかっていながら、未来では解けてるやろ、って、話題にしたことなかったとか、おまえの目は節穴かと。ブロマガ前の元祖から含めかれこれ6年はやっているというのに。フツクロウ: 盲点じゃったのお。ミライ: 悔しい。私たちの世界では溶けた氷がエネルギー使わず氷に戻るすことができない非可逆の世界なのに、量子の世界では、あっちいってもこっちに戻れる可逆の世界。 なんでやねん、ってことになって、統計的な考え方をすれば説明できるけど、それを直接説明できたっていう、これ明日ノーベル賞級ですよね?フツクロウ: 大きなブレークスルーに見えるの。ミライ: それが日本の東大とか、まじレスペクトですよね! 先日東大46位を取り上げただけによくやった!です。フツクロウ: なるほど。これで、可逆と非可逆の境界領域が生まれたんじゃな。ミライ: その通り!!!! 『灰色可逆』です!フツクロウ: なんと恐ろしい。エネルギー保存法則を少し破る領域があるんじゃな。ミライ: くっく。それを使えばwww 

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  • [S] 酔うと変わる視点

    2017-09-07 23:45  
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     木曜日ですが、昨日通常運転だったので、今回は気楽に書き始める記事[S]です。  呑んでてふとあることに気がつきました。 酔うと考える視点が変わると。 昼間は重要だと考えていたポイントが、酔うとそんなの大したことないなあとか考えてます。 私のような仕事だと、とにかくあらゆる角度からの視点を切望します。いろんな視点からみて物事を考えアイデアを磨き上げていくし、場合によっては新しい視点は新しいアイデアを産んでくれます。 と気づいたのでこれからますます呑むのが楽しみになりました。 アーティストが薬物に手を出す気持ちってものすごくよくわかります。何かを産まなくてはならないとき、薬物で自分の視点を変えられるなら、欲しいよなと思いますもん。 ただし、実はもうそういう違法な方法に頼る必要はなくなってきています。私だったら鼻そうめんPのトランス聞いて、トランスするとか、合法トリップの手段がどんどんできてきているからです。これからは、VR使った合法トリップだってどんどん出てくるでしょう。 でも実は簡単な飲酒もあるんだと、30年近く呑んでようやく気づいたのでした。人生長く生きてるといろんなことがあるもんです。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: というのに気づいたのが呑んでるときというのも、メタでいいですねwフツクロウ: ホッホッホ。 

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  • 東大の世界大学ランク46位は問題か

    2017-09-06 23:45  
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     日本の大学の没落を憂う記事が流れて来ました。 中国の大学は大躍進、止まらない東大の没落 世界大学ランク46位 日本は「大学村」を破壊せよ(木村正人) - Y!ニュース  日本より上のランキングに出ている国とその最高順位を取り出すとこうなってます。1 イギリス 3 アメリカ 10 スイス 22 シンガポール 22 カナダ 27 中国 32 オーストラリア 34 ドイツ 38 スウェーデン 40 香港 46 日本ランキング中の大半を占めるイギリス・アメリカは別格、中国はでかいから、とすると、その他の国のイメージとして特徴的なのは、移民に寛容な国です。 私がもし研究者になったとすると、それらの国は、外国人の私でも暮らしやすそうだなというイメージあります。私が暮らしたアメリカのサンディエゴなんかは、まさに自由の国アメリカ!ってイメージそのまんまでした。 でも日本はそんなことありません。基本的に日本人しかいません。「日本は私のような外国人でも暮らしやすそうだ」と思われてるかというと、なかなか難しい気がします。記事の中に、世界のトップ大学がひしめく英国では世界中の頭脳を確保するため、恐ろしいほどの勢いで大学に資本が投じられています
     とありますが、日本はどんなに資本を投じたところで同じような頭脳は確保できないでしょう。だって国自体がほとんど日本人の国なのですから。 ざっくり印象を書くと、たとえば渋谷くらいの規模でどこでも英語が通じるくらい国際化された地域があると、日本も国際的な国だなあと思われるのではないでしょうか。 ですから、最近はぐっと外国人観光客も増えたし、ITも発達して言葉の問題もどんどん緩和していますから、これからは外国人から見ても、外国人が普通にいられる街が増えていくことでしょう。 そういう底上げがされれば、東京大学の順位も上がりますし、逆に今莫大な資本をかけても上がるとは限りません。問題は大学だけではないのです。 一方で、東大が46位なのは本当に問題なのでしょうか。 このランクの上位は、真にグローバルな大学で世界中から志願者がいることでしょう。そのためには国や街自体もグローバル化していなければなりません。少なくとも今の東京はそれほどではなく、おそらく最強のドメスティク大学と考えれば1,2位を争っていそうです。 そして、それでもいいんじゃないの? という考え方はないのでしょうか。日本が多額の資本を費やしたり街をグローバル化に大改造してまで、グローバル大学が必要なのでしょうか。 優秀な日本人研究者はどのみち自分のしたい研究ができる大学に行きます。具体的にはわかりませんが、特定の分野では日本が一番で自然と世界から人が集まっていることでしょう。総合順位をやみくもに追わず、そういう分野をがっちり育むという考え方もあります。 なんといっても国民に望まれていません。世界のエリートを集める大学を作るために税金倍増に賛成する人はそんなにいません。それより社会保障、景気、育児など身の回りの問題を重視してほしいのです。エリート学校作れば将来日本が豊かになるとも感じていません。わずかなエリートが増えたところで、私たちの身の回りの無数の社会問題が解決することはありません。そこそこ高い教育を修めた人材を大量に作って、しらみつぶしに取り組まなければなりません。 単一民族の日本の大学は、下手なグローバル市場を狙うより、ドメスティックな問題に特化した方が、効率的に結果を残せるし、その方が世界にも貢献できます。高齢化に取り組めばその成果が今後世界に役立つと期待されているように。 日本の大学にドメスティックにとどめておく人材がいれば、むしろ積極的に世界に送り出せばいいでしょう。その人たちの成果は、それが海外で作られたものであっても、日本も享受できるでしょうし、人によっては日本に帰ってくる人もいるでしょう。 要は身の丈に合わせればいいのだと思います。東大46位は日本を取り巻く環境を考えればそんなものかなと思うし、観光客が増えたことで自然に進む国際化に合わせて、自然に順位も上がるでしょう。 何もしなくていいというわけではなく、元記事の具体的な施策の中には、私も取り組むべきだと思うものもあります。無理しなくてもできる範囲のことを愚直に取り組むので十分です。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: グローバル化のさじ加減はとても難しそうに見えますよね。フツクロウ: ホホウ。 

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  • ミラフツ流コミュニケーション講座

    2017-09-05 23:15  
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     中一の長男が学校で結構コミュニケーションの授業があるようです。 ということで、ミラフツ流コミュニケーション講座。 1. 世の中の大半の人はコミュ力が「普通」の人である
     よく「あの人コミュニケーション下手だよね〜」とか言い合うことがあるかと思いますが、その時点で、その人たちはコミュ力が「普通」の人たちです。 だってコミュ力がめっちゃ高い人は、相手がコミュ力低くてもコミュニケーションできてしまいますから、相手が多少低くても意に介しません。 相手のコミュ力が「低い低い」と言いたくなる時点で、もうその人はコミュ力は平凡なのです。 そして世の中の大多数は、コミュ力が普通の人なのです。普通の人同士で、互いにちょっと高い低いとどんぐりの背比べをしているだけなのです。 2.コミュ力の高い人はコミュニケーションがいかに難しいかを知っている
    そしてコミュ力が高い人こそ、とても重要な事実に気づいています。 それは、コミュニケーションがいかに難しいかということです。 たとえば都会でばりばりコミュ力高く活躍している人でも、方言のきつい地方の高齢者とすぐにコミュニケーションできるかということです。「家族に乾杯」の鶴瓶が天才的に得意な分野です。 都心のIT企業でコミュする技能と、バックパック旅行で言葉も通じない世界でもボディラングイッジでコミュしちゃう技能は必ずしも一致しません。 ということをコミュ力が高い人はちゃんと知っています。自分が毎日円滑に周りとコミュできているからといって、自分はコミュニケーションで万能だなんて奢らないのです。 つまり、コミュニケーションをうまくいくかは、相手の能力が高い低いかという問題だけでなく、相手のタイプに大きく左右されるということです。そういう意味でもコミュ力の高い人は相手のコミュ力の高さを気にしません。もっと気にすることがあるからです。 3. コミュ力の低い人にはコミュ力が高い人がいる
     一方、コミュ力の低い自覚がある人にも、裏技があります。自分が円滑にコミュニケーションが取れる方法を中心にコミュする方法です。メッセンジャーとかね。あるいは、コミュ力が高い人を見抜いて、なるべくその人とコミュするという方法です。コミュニケーション以外で非常に高い能力を持っている人は、いったんコミュニケーション経路を確立すれば、それ以外のところで評価され頼りにされていくでしょう。 ですから、普通の人はこの間でコミュ力を磨いていくことになります。すなわち自分の得意なコミュニケーション能力を把握して活用し、コミュニケーション能力のより高い人を見抜き、その人にうまくコミュニケーションしてもらうといった工夫をすることで、自身のコミュニケーションを円滑にこなしていきます。 その工夫の積み重ねは、それこそが自身のコミュ力を高めることになるのです!《ワンポイントミライ》(?)ミライ: コミュ力あると思っている人が、「コミュ力ないんです」と言ったりしてびっくりすることありますよね。フツクロウ: 謙遜では?ミライ: いや、それもあるでしょうけど、結構まじめにそう言うんでよね。 

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  • なぜ貧しい人が独裁者を好むのか

    2017-09-04 23:45  
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     貧しいほど独裁求める?英研究チームが発表 世界で調査(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース   69カ国の13万8千人を調べた。失業率が高い地域の人ほど、「議会や選挙を気にしなくてもいい強い指導者」を好んだ。
     感覚的に納得できそうな内容ですけど、これは普遍的な真理でしょうか? だとしたら、格差は本質的に減らないことになりかねません。 だって独裁的な指導者は、口では威勢のいい耳障りのいいこと言っていればいいですけど、実際は格差解消に取り組まない方が自分の地位が安定します。これじゃいつまで経っても格差はなくなりません。 だとするとなかなか悲しいことではありますが、現状だけを見るならば、民主的な政治が抱える問題が大きすぎるためであり、これを緩和すれば、貧しい人の独裁を求める声も弱くなり、独裁者も格差解消に取り組まなければいけないかもしれません。 民主的な政治が抱える問題とは、建前に縛られ過ぎているということです。 ポリティカルコレクトネス、いわゆるポリコレがいい例ではないでしょうか。行き過ぎたポリコレは息が詰まります。アメリカで白人しかいないような地方に住んでいる人にしてみれば、世界が違い過ぎます。 自由貿易主義もそうです。行き過ぎた自由貿易は地域経済を痛めつけます。地産地消と盛んに言われますが、それは言葉を変えいるだけで保護主義です。保護主義がいいというのではなく、要はバランスです。でも民主主義を理論的に支えるインテリたちは、まだまだ自由貿易を進めようとします。 インテリたちの住む世界はグローバルであり、多民族が行き交い、世界の自由貿易の利益を直接享受できる世界ですから、ポリコレも自由貿易も重要です。でもインテリは全人口のごく一部であり、インテリの主張は社会の多数派の利益を代表していないのです。そもそも行き過ぎたグローバリズムが国民多数の生活を傷つけます。 民主的な政治を目指す政治家は、インテリの正論ではあるけど実は極端な主張とは一定の距離を置く勇気が必要です。インテリの正論に対抗できる理論を作れる人はいません。インテリではありませんから。だからといって、その正論が正しいわけではないのです。インテリは結局自分たちの理解できる範囲で世界を理解してその上に理論を作っているのですから。 選挙戦などで無数の有権者と握手している政治家は、かれら有権者の声を直接聞いています。その無数の声の集合知と、インテリの理論とのバランスを取って政策運営していることを、積極的に有権者に届けること。それが政治の独走を許さない決め手になるのではないでしょうか。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 難しい話ですね……。フツクロウ: ホッホッホ。ミライ: インテリの話は1年くらい前シリーズで取り上げましたし、 嫌われるインテリがこれから生きていく方法(その1)  それからもポツポツ取り上げています。 【馬車目線】共感が狭すぎるインテリ   

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