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前々回、一時的に左脳を失った科学者の話が悩ましい
前回、仲間や自然との一体感で、右脳バランスアップ!
と右脳について考えてきました。
きっかけとなったジル・ボルト・テイラーさんのTEDプレゼンでは、左脳が麻痺し、右脳だけが働いたとき、
右脳の意識を通して見ると 私という存在は 自分を取り巻くすべてのエネルギーとつながった存在であり、そのような自分を選ぶことで、もっと世界が平和になると主張されています。
つまり、右脳を鍛えることで世界が平和になる! ということでしょうか。そこで、ちょっと右脳トレーニングとか右脳教育とか調べてみたのですが……。
ちょっとジル・ボルト・テイラーさんの体験とは方向性が違います。調べて出てくるトレーニングや教育は、それによって本人の能力が開拓され伸びていくことを目標にしています。「自分を取り巻くすべてのエネルギーとつながった存在」という話とはなんだか違います。
右脳の意識を通して「自分を取り巻くすべてのエネルギーとつながった存在」であるときには、個はありません。右脳は周りと同化してしまう機能を持つのです。外界と区別もなく、他人との比較もなくなります。そのことであらゆるストレスから解放されることも至福だし、周りのエネルギーとつながる体験は天国だとあります。つながれるだけで天国とか、世界はもともと有り余るエネルギーに満たされてるようです。
つまり、右脳は、割と根本から左脳と捉え方、感じ方、考え方が違うようです。右脳はどんな脳なのでしょうか。
・言葉がない。 そもそも言葉で考えないようです。ですから、仮に私が右脳で考えたり感じたりしたことがあったとしても、こうやって言葉で順序立てて書こうとする時点で無理があります。ですから、ここから先もなんだかまとまりがないのに、最後に結論だけは出ているという不思議な感じです。(右脳バランス編はとりあえず今回で一区切りです)
・繋がろうとする強い力。 前回の右脳バランスアップの話の中で家族との一体感みたいなことを言いましたので、
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