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前回の記事、
「貨客混載」型、問題解決の方法
では、過疎地の路線バスで、ヤマト運輸の荷物も運ぶ「貨客混載」の取り組みについて紹介し、こういう地方の取り組みが進むには、小さな自治体が SNS などを使って無数につながれる仕組みが必要ではないかと考えました。
ところで、ニューヨークなどですでに使われている、日産のミニバンタクシーがついに日本にも登場です。
日産のミニバンタクシー、都内で本格デビュー 荷物多い外国人観光客ら狙う - 産経ニュース
日産自動車が8日、ミニバン型のタクシー専用車の出発式を東京都港区で開き、都内での本格走行が始まった。日産は2020年の東京五輪に向けて増加が見込まれる外国人観光客などの需要を取り込み、タクシーでシェアトップのトヨタ自動車を追撃する構えだ。
ベースになってる「NV200」は私の愛車でもありますから、鼻高々です!
これ間違いなく「貨客混載」にも使えますよね。お客さん乗せながら、配達もこなす「NV200タクシー」なんてのが地方に登場するのも、もう間近です!?
さて、そんな地方が中心になって解決していく問題について、前回最後にちらっと
また地域の大学なんかもこのような連携に一肌脱げるかもしれませんと書いたことについて、もう少し考えてみようと思います。
少子化の進むこの社会の中で、全国の大学は今後どう生き残っていくかは重要な問題です。
リーマンショック後最高になった高卒の就職率も地道にさかのぼってみた
でグラフを紹介しましたが、大学進学人数は、子供が減ろうともずっと一定でしたが、最近ついに減り始めています。大学に行って就職してもみあった給料増加も見込めなくなっています。
そこで大学も生き残りをかけた活動に出ています。地域と連携して地元のリソースを使った製品開発とかよく聞きます。グローバルで戦ったって勝てるわけではないのですから(狭い特定の分野ではそうとも言えないですが)、地元と密着した研究で存在意義をだそうというわけです。
ちょっと前、印象的な記事がありました。
地熱発電はなぜ日本だけ停滞したのか(高橋真理子) - Y!ニュース
原発は中央集権的に進められたからいけたけど、地熱は地域ごとに事情が変わるのでそうはいかずだからなかなか進まなかったと。原発を減らしていくには、省エネルギーもむろん大事だが、持続可能なエネルギー源の開発も欠かせない。地熱発電には政府がもっと積極的に取り組むべきだと私は思う。自然相手ならではの難しさはあるだろう。どこでも同じ手法が通用するとは限らない。温泉の泉質は地域ごとに違うし、それでも管が詰まらないように研究と開発が必要になってくる。地学、化学、工学の境界領域で、文字どおり泥臭い研究開発をしなければならない。しかし、こういった研究こそ地方大学の出番だ。原子力のように中央集権的には進められない。そこを魅力だと思う感性を私たちは持ちたい。
そこで地方大学の出番というわけです。
「貨客混載」みたいな問題も同様でしょう。
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