閉じる
閉じる
×
人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。
1ヶ月ほど前から仕事場にあるポータブルDVDプレイヤーの調子が悪い。再生中、ガタガタガタと鈍い音がして、それがひどくなると画像が止ってしまう。
そんな時は昭和のヤリ口、本体を叩いてみる。“スイマセン、ボーッとしてました……”と、言わんばかりにまた、動き始めることがあるからだ。
しかし、とうとう色調までが変になってきた。機械にやたら弱い上、トリセツなど読んだことがない。“設定”というボタンを恐る恐る押し、色合いの調整をしてみるのだが、ちっとも肌の色に近づけられない。
申し遅れたが、そのプレイヤーは秘かに行う通称・エロスクラップ作業中、気を高めるため流している。だからDVDはAV専門。肌の色が肝心なのだ。
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
チャンネルに入会して、購読者になればこのチャンネルの全記事が読めます。
入会者特典:当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。
週刊文春デジタル
更新頻度:
毎週水,木曜日
最終更新日:2024-09-27 18:00
チャンネル月額:
¥880
(税込)
ニコニコポイントで購入
この記事は月額会員限定の記事です。都度購入はできません。