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子供たちへのメッセージ15/4/15編(その1)
2015-04-16 03:3031pt今日、教育についてまとまった意見交換ができたので、それに基づいて、15/4/15時点での子供たちへのメッセージをまとめようと思います。 社会は子供たちみんなが義務教育を一定レベル修めることを渇望しています かつて、エリート中のエリートを育てることが大切だと考えられていました。今でもそのように考える人はいますが、それでは社会が立ち行かなくなってきました。 国やエリートといったトップの人たちによって、大きな問題は次々と解決され、私たちは豊かな暮らしを得ました。しかし、その代わり社会には無数の小さな問題がいっぱい溢れるようになりました。これには新しい仕組みが必要です。1%のエリートが1個の大きな問題を解決する一方で、99%のそれ以外の人が99個の小さな問題を解決していかなければなりません。優秀なエリートは、1個の大きな問題を解決する力で、小さな問題を99個を解決できるわけではないのです。エリートに任せておけばいい時代は終わっているのです。 ここでよく紹介する Orihime というアバターロボットがいます。ここ最近毎日のようにメディアで紹介されているので、ご存知の方も増えていると思います。このロボットは元ひきこもりである吉藤健太朗さんが開発しました。孤独を解消するためのロボットです。 このロボットは、大企業からは絶対生まれないものです。今ではみんな理解できるようになりましたが、最初のうちはこのロボットについて「テレビ電話と何が違うの」という質問が頻繁にありました。孤独を解消するために、大企業であればよりリアルなテレビ電話を目指すかもしれません。しかし、吉藤さんは、どうすればそのロボットのところにあたかもその人がいるように感じることができるかを徹底的に追及しています。それが孤独を解消するのに大切なことだと確信して追及しています。それは自分自身が深い孤独を経験しているからです。そこから生まれた Orihime は、難病の人から老人まで広範囲な人に必要とされる技術です。 エリート中のエリートを育てることも大切ですが、あらゆる人が学問を修めることでその人にしかできない取り組みが社会の無数の問題をばったばったと解決していくことができるようになります。そのためには最低限義務教育を一定レベル修めていることがとても重要です。学習の七五三問題といって、小学生の3割、中学生の5割がカリキュラムについていけなくなる問題がクローズアップされています。そんな状況では社会の無数の問題を減らしていくことができません。社会は真剣にこの課題に取り組もうとしています。 つまり子供たちみんなが学問を修めることを社会は渇望しています。まだそれはうまくみなさんに伝えられるようになっていませんので、「ウソ」と思うかもしれませんが、本当です。だんだん上手に伝えられるようになると思います。 社会の問題を解決するとは「答えがあるかどうかわからない問題を解く」こと 私は世界史が苦手でした。話を聞くのは大好きですが暗記はできず、テストのたび「最低限」の努力でテストを切り抜けていました。 誰もが興味がないことやどうでもいいことで、でもやらなきゃいけないことは、「最低限」の努力で切り抜けようと考えることでしょう。しかし、それが主要なすべての教科に広がるようでは、深刻な問題です。 いわゆる学校の勉強ができればできる仕事というのはこれからどんどん減っていきます。「人工知能」が発達しているからです。そういう意味でも、人間は社会の無数の問題を解決するような仕事にシフトしていきます。 -
[S]広島空港が閉鎖されています
2015-04-15 00:3231pt火曜ですが、明日帰る予定だった広島空港で着陸事故があり、パニックっている[S]です。 着陸後向きが変わってしまうような状況にもかかわらず、ケガ人が出るもみなさん軽症でとりあえずほっとしています。 それにしても飛行機の事故というのは、飛行機を利用している立場(あるいはその周辺の立場)にとって、いつまでたっても毎回ドキドキします。 いくら統計的に交通事故よりはるかに安全とわかっていても飛行機の事故というのは、心理的にきついです。そりゃじべたでも事故ったらただですまないかもしれないけど、空で事故ったらもっとただじゃすまない感じがひしひしとしますし。ついこの間、自殺の巻き添えと思われている飛行機事故もあったことですし。 とはいえ、そういえば何ヶ月か前、自動車でのことですが、家族で高速を走っていたところ、トンネルに入るところで、急に前の車が減速して「なに?なに?」と思いながら減速したら、トンネル入ったところでトラックが車線をまたぐように止まっていたのです。幸い車が通れるほどの隙間はあったので、前の車も私の車もぬって通り過ぎたのですが、こちらも後ろから追突されては困りますからそのまま通り過ぎ、助手席の連れに通報しておいてもらいました。家の近所ではしょっちゅう事故ありますし。自動車事故って本当に多いですよね。人工知能による自動運転の話題をよく聞きますが、早く実用化されないかと気になるところです。 一方広島空港の着陸事故、空港設備が一部壊れているそうで、明日午後の便がどうなるかよくわからず、気をもむところですが、実は -
「ご自由にお取りください」、法律が変わらな。
2015-04-14 01:1531pt「ご自由にお取りください」ラーメン屋でネギを大量に食べたら「出禁」こんなのアリ? 「ご自由にお取りください」ラーメン屋でネギを大量に食べたら「出禁」になったけど、弁護士曰く、 法律的には、客のほうが正しいと思います。
だそうです。 弁護士さんのお立場では、そういう答えになるのでしたら、この弁護士さんを責めるわけではありませんが、それは法律がおかしいです。 たしかツイッターで、「天かすで同じことやったら、親父に怒られた〜」みたいなの流れてましたが、それ普通ですよね。いくら「ご自由にお取りください」と書いてあっても常識から逸脱したら怒られる。普通ですよね。「ご自由にお取りください」という言葉はそこまで含んでますし、そこでいきなり「法律」にはこう書いてあるからと横槍入れられても、日常生活として単純に困ります。地域の小さな飲食店やってる人が日常生活の経験のを通して「ご自由にお取りください」と書いたら、法律の世界ではそれは要求されるだけ出さなきゃいけないから、裁判で負けますとか、明らかに法律の世界が、私たちの生活から乖離してます。 仮に、家の売買契約とかものすごい厳密なもの相手にするなら仕方ないですけど、ネギですよ?天かすですよ? そんなささいなもので裁判所でどう判断されるか考えなきゃいけないとかコストかかりすぎです。 「ご自由にお取りください」ではなくてどれくらいまでか制限をつけるべきという意見があったのですけど、制限つけるからには提供する人は管理しなくてはいけなくなります。ある人が制限超えたって指摘されたけど、実は隣の人はうまくごまかしてそれより圧倒的に取ってたとか不公平になって、そっちのが客二人関わってしまうので、よほど問題化してしまいます。 そういうこと言い始めると結局、やらないか、一人分のネギ(か天かす)を皿に入れて提供することになるかもしれませんが、そしたら、全然食べなかった人、あるいは一部食べた人の、残ったのどうすんのという話になります。捨てへんかったら問題になるし、捨てたら無駄です。未利用資源事業化研究会にいる私としては、そんなの「もったいない」です。 もし裁判で争われるなら、せっかくなので陪審員制度にかけてみるといいと思います。私は、「ご自由にお取りください」と書いたが最後、どれだけ取られても文句言えないとかありえないと思いますが、まあ私がずれてるかもしれませんから、その陪審員たちの判断に任せます。でも、なんだか分厚い本のどこかの法律にそう書いてあるからそうですというのは納得できません。 もうそういう時代ではないのです。高度成長期みたいに持続的じゃない時代だと、法律でなんか文章書いておかないとにっちもさっちもいかないかもしれませんが、もはや社会は持続的な人間活動を目指そうという時代です。「ご自由にお取りください」といいつつ、 -
空港から出られないなら、空港にカジノを作ればいいのに。
2015-04-11 01:3031pt深夜着のLCC増えたのに 関空から出られない旅行者 - 朝日新聞デジタル深夜の関西空港で旅行者が「孤立」している。空白の時間帯だった午前1時以降も格安航空会社(LCC)の旅客便が着くようになり、名実とも「24時間空港」になってきたが、電車やバスが動いていないからだ。体を休める場所も不足気味で、ターミナルをさまよう旅行者もいる。
最近、羽田空港でも同じような話題を見ました。 一方でどちらもアジアのハブ空港として発展するんだみたいな話題も耳にします。 確かに夜中に電車やバスが動いてないと「孤立」してるのかもしれませんが、だからといって動いてたって、どうだというんでしょう。真夜中に大阪や東京の街に出ても、できることはあまりありません。住んでる人なら、時間の過ごしかもわかるかもしれませんが、そうでなければ、ホテルに行って休むくらいでしょうか。でも、多少電車やバスが動いていてもホテルまで行くわけではありませんから、そこからさきはタクシーとかでしょうか。 どうせ街は動いてないのですから、無理に電車やバスを動かす必要はありません。東京で深夜バスを動かす社会実験してましたけど、全然使われませんでした。街は夜寝てるのです。 ですから、空港を24時間化して必要なのは、「ここは24時間動いている」という場所です。 24時間動くといえば、カジノはうってつけです。ですから、カジノを作るなら空港の近くがいいと思います。候補地は横浜と大阪と言われていて、横浜は羽田空港から車で30分弱でいい感じではないでしょうか。大阪は関空からは4,50分? ちょっと遠いけど、まあ妥協できます。 そう考えると最近横浜と大阪に候補を絞ったとありますが、空港の存在を意識しているのではないかとすら思えます。 大阪や東京の人から見ると、交通が途絶える24時間空港ってなんやねんと思うかもしれませんが、地方から見てると違った景色が見えます。両者ともハブ空港。地方の都市からそこを経由して世界各地に行けるわけです。そこから都市に出る人だけではないわけです。 もちろんLCC など使って、夜中に空港滞在もあります。ぐぐれば深夜に滞在するノウハウなどすぐに出てきます。そんなとき、24時間カジノがあったら、ちょっと行ってみようかということになるのです。 アメリカに住んでいる頃、カジノはたまに行ってました。地元のも行ったし、ラスベカスも行きましたが、やっぱりラスベカスは格別です。ちなみに地元のカジノはインディアン部族のというのが多くて彼らの貴重な収入源だったりします。そういう小さなカジノはカジノ以外にすることがなかったりしますが、ラスベカスは別にカジノしなくても24時間いつでも楽しめます。そこが格別なわけです。 24時間のハブ空港が発展すればそこには時差でわけわかんなくなって夜中でも活動できる旅行者がたくさんいます。そんな人が街に繰り出しても空気読めよという感じになりそうですが、24時間カジノなら、むしろ大歓迎です。夜中に着いた人が、とりあえずカジノ行くか!ってなるでしょうし、羽田や関空をトランジットするだけの海外旅行者もちょっと寄ってくかってことにもなるでしょう。 あそこに行けば夜中でも熱気があるとなれば、日本人も終電でかけつけて朝まで滞在なんて人も増えるに違いありません。 -
『無職転生』完結! とりあえず……
2015-04-10 01:4531ptここブロマガの海燕さんの記事で知って読み始めた『小説家になろう』で大人気の『無職転生』が先週ついに完結しました。いやあ、ほんとに最後の方は手に汗握りました。 作者の理不尽な孫の手さん、本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。素晴らしい作品でした。 完結記念に書籍ポチってきました。こちらはイラストがついてて魅力倍増、でもってそのイラストのキャラでコミックも展開していて、一粒で何度もおいしいです。 これからますます人気が出ると思うので、読みそびれてた人もこれから読めばいいと思います! で、最終話は エピローグ「プロローグ・ゼロ」 というタイトルで、明らかにここから別のお話が展開するわけで、早くも次の作品が楽しみです。スターウォーズみたいにとりあえず三部作くらいは軽くいきそうですし、もっと行くかもしれません。 その一方で、いかにも『小説家になろう』らしいコメントがあとがきに添えられています。しばらくは蛇足編として24~34までの10年間の話、34歳以降の話、子供たちに焦点をあてた話、今まであまり焦点の当たらなかったキャラの話なんかを、月1~2話ぐらいのゆっくりペースで書いていこうと思っています。
だらだら続くんだ〜。やった〜。 本編はしっかりと完結しているのですが、出版しなくてはいけない書籍とは違い、『小説家になろう』なら、好きな時にすきなだけ、蛇足編を書けるわけです。ファンにとってもだらだらと余韻が楽しめていいのではないでしょうか。 もちろん『小説家になろう』に書いたからといって、誰もが対価を得られる訳ではありませんが、こんな風にまずはネットで公開、フィードバックを得ながら手直し、さらに書籍化で完成度を上げるというスタイル、完成度の高い作品を作るのにとてもいいのではないでしょうか。実際ほとんどの話は「(改)」という手直しをした印がついています。 そして、まずは完結させることができるというのも、素晴らしいです。なんといっても栗本薫『グイン・サーガ』という辛い作品と対照的です。多分高校生くらいのときから読んでたと思うのですが、別に熱心についていくわけではなく、たまに気が向いたら読み進めるというスタイル。でもアメリカに行ったので読まなくなりましたが、別にいつでも読めるので、むしろ完結するのを待っていたところもあります。なにしろ高校の頃から、最終第100巻は『豹頭王の花嫁』と予告されていましたから、それを心待ちにしていたわけです。しかし、100巻を過ぎても全く終わる気配はなく、そして未完のまま栗本薫さんは亡くなってしまったのです。 辛い。多分、読んだのは50巻くらいまでじゃないかと思うのですが、いつか読むときが来るのでしょうか。 もしも、『小説家になろう』のようなシステムができてたら、『グイン・サーガ』も良いタイミングで完結できたのではないかと思うのです。それから好きなだけ「蛇足編」を書けばいいじゃないですか。『グイン・サーガ』が完結しなかった時も強い喪失感を感じていましたが、今回益々その想いは確かなものとなりました。 『グイン・サーガ』も『無職転生』もだらだら系で、結末に向けてまっしぐらというものではなく、 -
[S]2ヶ月で10kg減量ダイエット記録
2015-04-09 00:4531ptいつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。 先日ちらっと書きましたが、最近64日で10kgの減量しました。方法は「絶食ダイエット」。もしかして未来の普通のダイエットになるかもしれない(棒)ので、ちょこっと記録しておきます。 やり方は簡単。抜ける食事は抜く。 そんなの大変じゃと思うかもしれません。確かに慣れてないとだめかも。もしかすると、今私は40代ですが、それくらい「枯れてない」とダメなのかも。 実は昔から、1日断食というのはたまーにやっていました。たまに断食すると健康にいいっていうじゃないですか。なので。 でも初めて1日断食した時はやっぱり大変でした。その時、1日断食はできたのですが、その後が良くなかったです。これだけ食べるというものをきちんと用意してなかったので、ガサガサ作り始めたら、もう作っては食べ、作っては食べで止まらなくなりました。1日断食初めてする人は、断食終わった後食べるものを適切な量で準備しておくといいと思います。 でもって、最近1日1食の話題が良く出ます。こんなんとか。 福山雅治、ビートたけし、タモリは1日1食。カロリー4割減なら老化を防ぎ、6割減なら悟りを開ける。 1日1食にしたら寿命が伸びるともいいますから、俄然興味が沸いてました。 今みたら、「1日1食ダイエット」ここによくまとまってました。そうこんな感じ。 絶対痩せる若返る1日1食ダイエット これに近いことを始めてみたのです。 朝昼抜いて、夜は普通に食べる、お酒も飲む。たまに夜も抜いてつまり5食抜きとかもなので「1日1食ダイエット」でなくて「絶食ダイエット」。 で1ヶ月で75.5kgから65.4kgまで痩せました。 いくつか印象に残ったこと。 1)腹痛だと思えば耐えれた。 お腹減って大変ではと思うかもしれません。確かにお腹は減ります。 でもたとえば下痢してお腹痛い時って、出すもの出した後はじっと丸まってただ回復するのを待つじゃないですか。 お腹減ったらご飯食べれば解放されると知っているから食べたくなりますが、お腹減ってもああ腹が痛いと思えばいいということに気づいたのです。二日酔いを直すようにただ我慢してればそのうち空腹の波はどこかにいきます。 期間中、ニコ生で『孤独のグルメ』一挙放送とかやってるの見ながら耐えるという苦行まで乗り越えましたw おかげで、春休み中連れがいないときに、子供にご飯を作って自分は食べないなんてこともやってのけたし。料理作って自分は食べないとか、なんかプロの料理人になった気分で楽しかったです。 2)水分をきちんと摂るのが大変。 これはそこそこ大変です。1日断食とか試す場合も、そこが難しいかも。初めてやったときはわかっていても、なんか唇がカラカラに乾く感じで、精神的に参りました。 精神的には慣れましたが、きちんと量を確保するのはいまでも少し手こずっています。コーヒーの量とか増やしたり、水もよく飲むようにはしてますが、油断してると「あ、尿が濃い」ということになってしまいます。うちは炭酸も作れるので、油断さえしなければ量を確保するのは簡単なのですが、自然にできるようになるまで、まだまだ訓練がいりそうです。 3)仕事にならないんじゃ。 仕事の内容にもよるかもしれませんが、仕事が乗ってる時ってむしろご飯食べない方が冴えるじゃないですか。だから空腹をやり過ごせるようになるとむしろ食べない方が調子いいような気になったので、それは問題なくなりました。 むしろ仕事が落ち着いててのんびりしている時の方が、あああああ腹減ったなあああと繰り返し考えることになって辛かったです。 4)ひたすら楽しみを確保。 一番きついのは、楽しいことが減ることです。食べることってすごく楽しいことですし、それが1日3回あったのが 1/3 以下になるのですから、代わりになる楽しみがないと心が腐ってしまいます。 個人的にはこれが一番大変でした。 お酒は変わらず飲みましたが増やすわけにはいかず、結局コーヒーが増えた感じです。それでも足りないので、体幹トレーニングとか始めたのですが、直後に仕事がとても忙しくなって体幹トレーニングは習慣にならないまま紛れました。そうでなければ続けて楽しみにしていたことでしょう。 5)外食の苦労が減った。 出張で悩みのタネだった外食が減ったのは -
*六*超力作の山手線混雑分析を六葉未来点で分析してみた
2015-04-08 01:1531ptミライ: フツクロウさん。今回は久々に六葉未来点(?)行ってみようと思います!フツクロウ: ホホウ。随分懐かしいの。ミライ: はい。前回は昨年の5月だったので、ほとんど1年前ですね!フツクロウ: ホッホッ。随分間が空いたもんじゃの。ほいで、話題はなんかの。ミライ: これです! 山手線リアルタイム混雑情報で遊んでみよう フツクロウ: どれどれ。ホウホウ。山手線の運行状況や混雑具合がリアルタイムにわかるので分析してみたというんじゃな。ミライ: そうです。まずはなんといっても山手線の1日を視覚化した動画が面白いです。
A day on the Yamanote Line
フツクロウ: ものすごい本数じゃの。ミライ: ですね〜。昼頃一時運転見合わせがあったりとか、結構いろいろ起きてて面白いです。あと、終電間際がやたら混んでるので、もう少し増やしてあげられないの? と思っちゃいました。フツクロウ: ほんにの。ミライ: さらに、その混雑の様子を二次元に視覚化したグラフがあるのですが、これがまたすごいのです。
どの時間帯のどこが混んでるか一目瞭然。以前は外回りの上野東京間すごいって聞いてましたけど、高崎線とかが東海道線と直通になったせいでしょうか。内回り池袋品川間の方が混んでますね。フツクロウ: ホノ通りじゃの。ミライ: しかも、朝以降、特に内回りは空いてる列車はずっと空いてたりしてます。これ、もともとはスマホアプリで見るものですけど、みんながそういうの気づいて、「あ、一本待つか」なんて人が増えるんじゃないでしょうか。フツクロウ: ホームで案内してもええの。「次のはもっとすいてるよ〜」とかの。ミライ: はい。さらには朝のラッシュ時どこの車両が空いてるかなんてデータもあって、1号車が良さそうという結論が出ていて、普段山手線使ってる人は必見の内容になっています。フツクロウ: 盛りだくさんじゃのう。ミライ: そうでしょう〜。車内温度も取れるみたいなので、ぜひその分析もしてみてほしいです。 さあ、これです。これを六葉未来点で分析してみてください。フツクロウ: ホイきた! まずは、、。ミライ: ♪ちょっと待ってお兄さん!フツクロウ: ホ? お兄さん?ミライ: 六葉未来点、久々ですし、その解説からお願いします!フツクロウ: ホ、ホウじゃの。六葉未来点の六葉とは、これから未来に向けてより重要とされていく六つの価値観のことじゃ。今、「あ、いけてる!」と思うものは、たいていこれらの価値観のどれか、あるいはその複数が絡んでいることが多い。じゃから、それぞれの価値観について点数をつけることで、どんなバランスを持っておるか視覚化してみようというものじゃ。ミライ: その六つの価値観は?フツクロウ: 「IT」と「誰でも化」。「共生共創」と「物から心」。そして「持続的な人間活動」と「循環型社会」じゃな。ミライ: 久しぶりなのでえーとって考えちゃう価値観もありますね。山手線の六葉未来点のグラフを先に出しちゃうので、このお話に沿って説明してください! IT - 誰でも化 / 共生共創 - 物から心 / 持続 - 循環
山手線混雑解析 5-5/4-1/4-2
フツクロウ: ホイきた! まずは IT。現代の発展はIT つまり情報技術の発達によるところが大きい。今回の山手線の分析も、各線の運行状況や各車両の混雑具合を、リアルタイムに誰でも見ることができるというまさにIT発展の賜物によって実現しておる。ミライ: 昔だったら、その情報があっても、じゃあそれを表示するにはホームに電光掲示板を設置しなくてはとか、壁高そうですけど、いまや大勢がスマホ持ってますもんね。フツクロウ: ホウじゃ。データさえ取れれば、それを提供する方はほとんどコストがかからなくなっとる。そして、そのまま次のキーワードの「誰でも化」じゃが、山手線から届く膨大な量のデータを分析したり視覚化したりというツールが誰でも使えるようになっておる。今回の分析も昔なら専門家に依頼して相当なお金をかけんとできんかったし、冒頭のようなちょっとした動画を作ろうと思ったら、さらにお金がかかったじゃろう。それがいまや力のある個人にかかれば、趣味として片手間でできてしまうのじゃ。ミライ: すごいですよね〜。昔ならこれだけで仕事になりそうですもんね。フツクロウ: ホッホ。今でもJRが必ずほしかったら、ちゃんと専門家に頼まんといかんがの。ということで、この話、「IT」と「誰でも化」についてはどちらも5点満点じゃ。 次は「共生共創」。多様な人材が互いに共感して新しいものを生み出していく共創の時代になろうとしておる。東京はいろんな人が集まって、それがやりやすいところであるが、一方でこの山手線に象徴されるように異常に混雑しており、ベビーカーや高齢者が利用しにくい状況にもなっておる。これが大きな興味を持たれるのも、みんな少しでもその混雑を快適にして、お互い一緒に生きていこうと思うからであろう。ということで4点じゃ。ミライ: こういったアプリや情報あれば、ベビーカーや高齢者も空いてるときをより確実に狙えますね。 -
茂木 健一郎さんの虚々実々なホリエモン談にしびれる
2015-04-07 01:1531ptここで書く茂木 健一郎さんやホリエモンのキャラというのが、近い将来人工知能でできそうだなと思いながら書いています。 茂木さんのこの記事を見て、しびれまくりです。 なぜホリエモンは努力を隠すのか 趣旨としては、「ともすれば『傲慢』『不遜』と見られがちな堀江氏」が実は努力家であるということ、本人になぜ隠すのかと聞いたら、意図してそうしているからという答えが返ってきたことなどが書かれています。そして最後は、ただ、もう少し、頑張っているところも見せたほうが、堀江さんを好きになる人がもっと増えるのではないかと、友人としては心配するのである。
と締めくくられています。 茂木さんは、こういうのをかなり素でやれるところがものすごいといつも思うのですが、この話よく計算されているなあとしびれます。 まず、「ともすれば『傲慢』『不遜』と見られがちな堀江氏」について、 皆さんは、堀江貴文さん、すなわち「ホリエモン」に対して、どのようなイメージをお持ちだろうか? 頭がいい、ということは認めるとしても、ものすごい努力家だ、という印象はあるだろうか?
とあるんですけど、これホリエモンが嫌いな人は「『傲慢』『不遜』」と思ってるでしょうけど、多少でも好意を持ってる人なら、努力家なことなんて普通に知ってます。獄中で本1000冊読んだとか、235日でマイナス24.9kgの減量に成功したとか(私は最近64日で10kgの減量しました!)、明らかに努力家です。 なのに、一般には「『傲慢』『不遜』」と言われがちなキャラ設定を知っているので、「ものすごい努力家だ、という印象はあるだろうか?」とぬけぬけと疑問を投げかけます。 さらに茂木さんはそのことについてホリエモンに問いただし、ホリエモンは「だって、頭のいい人がものすごく努力しないと成功しない、と思われたら、やってみよう、という人が少なくなってしまうじゃないですか」
と答えたことを受けて、いろいろとつなげていきます。 しかし、ホリエモンほど計算づくで発言する人はいないんじゃないかと思える人で、これを額面通り取って話をつなげていく虚々実々さ。茂木さんもホリエモンは頭がいいと書いてますから発言は計算されてる可能性があることくらいわかりきってて、あっさりそれに乗っていってます。 ホリエモンの計算された発言というのは、例えばこの記事とか顕著です。 堀江貴文氏が語る、「生きるのに必要なこと」 僕が「家もプライドも要らない」と思うワケ | オリジナル - 東洋経済オンライン そもそも、僕は未来なんか見てないですね。今を一生懸命生きるっていうスタンスです。逆に、先を考えることに意味があるのかわからないのです。何かメリットがあるのかというと、別にない気がする。未来のことを人に聞かれたら「先のことを考えたら何かいいことあるんですか?」っていつも聞くんですけど、ないでしょう? なんかあります?
なんかこうあたかも、普遍的な考えのように話してますけど、これ単に今が非常に流動的な時代で先がどうなるかわからないからで、「未来なんか見てない」なんか真逆であらゆる未来を想定してイメトレして、でもってどれがきてもある程度対応できるような体制を整えて、いいよどれでも来なよってとこまで対策して、その後に「未来なんか見てない」と言えてるのです。未来を読みまくった上で「見てない」と。そこで「未来読みまくったのでどれが来てもいいです」なんていう発言はカッコ悪いから、「未来なんか見てない」という表現に昇華しているだけです。 そして茂木さんの締めくくり。
ただ、もう少し、頑張っているところも見せたほうが、堀江さんを好きになる人がもっと増えるのではないかと、友人としては心配するのである。
これ至っては、ホリエモンが普段反感買うような発言をするのは、自分に寄ってきて欲しくないような人に嫌われるためにやっているわけで、いわば典型的な「余計な御世話」なわけですが、茂木さんは「余計な御世話」とわかっていてあえてそう締めくくっているように読めます。 いかにも茂木さん「らしい」発言ですし、ホリエモンが嫌いな人にしてみれば、全くだからけしからんと強化できますし、好意を持つ人はほんとにもちょっと工夫すればいいのにと好意を強化できますし、なんて上手にまとめてるんだとしびれるばかりです。 と、この二人の発言を普段読んでいると、きちんとキャラ設定ができていて、そのキャラはここでこう発言するであろう -
胸キュンラブストーリー「パスワード」を元の順序に戻してみた。
2015-04-03 21:4531pt話題沸騰の胸キュンラブストーリー「パスワード」。 早速、マンガポスタースライドショーを見ました。 以前、心の病を引き起こすかもしれないというユガミンも面白くて特集を組んでしまいましたが、「パスワード」も、どストライクです。これって若い女性がターゲットですが、それだけ若い女性の被害が大きいということでしょうか。 さて、うちの息子たちの未来はこんな恋愛が普通なのかなー(棒とか思いながらスライドをめくったのですが、 これなんかすごいよくできてます。スライドは1コマ完結とされていますが、スライドを見れば思わずその前後を想像しようとしてしまいます。そうやってめくっていくと、なんとなくそれぞれがつながってるようにも感じられます。 もしかして1枚完結と言いつつ、実は全体に物語があるのでは?と気になります。 いてもたってもいられず15枚で作られるものがたりを復元してみました。ものがたりの時代なことですし。 ネタバレ注意!?*** ヒロインお前ちゃんにはパスワード君がいるものの、単純で手軽すぎるよう。俺君に諭され別れることに。
しかし新しく出会ったパスワード君は、お前ちゃんの誕生日を使い回す卑劣な奴だった。
困り果てたお前ちゃんは俺君に相談するも、俺君の告げた事実は残酷だった。 お前ちゃんのパスワードはまたしても短くて単純な奴だったのだ。 苦しみながらもお前ちゃんはパスワード君に別れを告げる。
ようやく強いパスワード君を手にしたお前ちゃんだが、ことば巧みにお前ちゃんに忍び寄りパスワード君を盗み出そうとする奴が現れる。
お前ちゃんとパスワード君の命運もこれまでかと思われたが、その瞬間にお前ちゃんの脳裏に蘇る俺君の言葉の数々、お前ちゃんのとった行動は、そして感動のラストへ! -
続:日本がデフレから抜け出す方法
2015-04-03 02:3031pt前回は、 日本がデフレから抜ける方法 という話題でしたが、ちょうどそれを象徴するかのようなテーマの記事を見かけました。 食べログ「ワンコインランチ」の思わぬ死角 飲食店側にメリットはあるのか 通常もっと高いランチを500円で提供することで来店してもらい、リピートを狙うという広告モデルなのですが、外食のユーザーは、とにかく安さを求める層と付加価値を求める層に二極化している。このようなサービスは間違いなく前者をターゲットとしており、「バーゲンハンター」と呼ばれる安売りだけを目的とした客である場合が多い。
ということで、安売りのときにしかこないのではないかという問題提起です。実際以前グルーポンで行われた「フラッシュマーケティング」も、このバーゲンハンターにより衰退しているとのこと。 この安さを求める層こそまさにデフレの元凶を生み出すのではないでしょうか。 社会がデフレから抜け出すために必要なことは、みんなが安物買いをしなくなることです。政府はインフレ目標だのなんだのいろいろ政策をうちますが、それもこれも、国民の行動を変えるためで、国民が変わらなければ変わりません。 安物買いの怖いところは、安いものを買うことで自分は得をすると思いきや、それを続けていると、自分も安物買いの輪の中に入ってしまって、自分の生み出すものも安く買われるようになるということです。たとえば、フリーランスの人がブログで何をどれだけ安く買ったかをひたすら喧伝しているとしたら、その人に仕事を依頼しようとする人は、どれだけ安く受けてくれるかを期待することでしょう。 逆に質の高いもので身を固めている人であれば、「この人に頼んだら高いだろうな」と思うに違いありません。 ですから、後ろの組に入ればいいのです。もちろん普段安売りのものを買うことだってあるでしょうけど、それはこそこそ後ろめたくやればいいのです。中の人ごめんなさいと。 その記事で印象的だったのは、「外食のユーザーは、とにかく安さを求める層と付加価値を求める層に二極化している」と言い切っているところです。「外食のユーザー」と限定してますけど、実は社会全体その傾向になっているかもしれません。 であれば、まさに
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