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記事 21件
  • 自民『ポスト安倍』や野党が本当に語るべきこと。

    2017-07-18 22:15  
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     野党はほとんど支持されないし、安倍さんを評価する声としては「他にいないから」で、自民党内でも安倍さんの代わりになる人がいないと考えられています。 なぜか。 安倍さんの政権が揺らぐ中、ネットを見ていると、「もしも安倍さんが辞めたら不景気になる」という不安の声に溢れています。 安倍さんの景気対策といえば、1) 消費税延期、2) 異次元金融緩和、3) 大型財政支出 でしょうか。 もちろんそれぞれデメリットがあり、安倍さんの景気対策に批判的な人たちは、これらの項目に否定的な見解を示しています。 が、ではもしこの瞬間安倍さんが退陣したとして、新しい政府ができたとして、1) 消費税は予定通り、2) 異次元金融緩和止めます、 3) 財政支出緊縮しますと宣言したらどうなるでしょう。 もちろん景気に急ブレーキがかかることでしょう。 私たちはそれが不安なんです。 一方で、いったい安倍さんの景気対策がどれくらい景気に効いているのか、ぶっちゃけよくわかりません。雇用がよくなったと言いますが、働く人がどんどん減ってるんですから、人材不足になるのは当然のような気もします。 異次元金融緩和にしても、インフレを誘導するための政策のはずですが、全然起こらなかったわけですから、やらなくても一緒だったかもしれません。 財政支出にしても直接事業を引き受けるところは潤いますが、一時的なものでやめればすぐに効果は消えるように見えます。 とはいえ、これだけ「安倍さんでないと景気が悪くなる」という雰囲気が蔓延すると、もう辞めただけでも景気にブレーキがかかりそうな勢いです。 他の政治家たちはこの問題に正面から向き合って、出口政策を語り、世論を解きほぐしていくことが大切です。もし仮に優秀な経済政策だとしても、急に向きを変えたら経済は横転してしまいます。そのような急転換は危険であると認めつつ、安倍さんの政策のうち効果に乏しいと判断できるものは止めるとし、一方で賃金アップの問題など今後特に重点をおくべき政策を示すなどがいいのではないでしょうか。 今ならなにもしなくても勝手に賃金が上がっていきそうな雰囲気もありますし、うまくその波に乗れば、あたかも新政権のお手柄になんてこともあるかもしれません。 昔と違って、景気対策で嘘みたいに景気がよくなることなんてなくて、でも間違った政策や性急な転換で急減速を起こすことは相変わらず可能で、その不安を丁寧にカバーすることが、新しくリーダーになるべき人の重要な資質ではないでしょうか。無謀な試みをするより、うまく流れを読んでその方向を示すだけで、世の中もその気になって流れていく、それがこれからの景気対策なのかもしれません。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 『脱原発』とか強調されると、不安になりますよね。フツクロウ: ホッホ。それ自体は重要な課題ではあるが、景気の急減速起こしませんという姿勢がないと、他何言っても任せられない感じがあるの。ミライ: 『脱原発』にしても、 

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  • モノを手放したら世界につながってる話

    2017-07-14 23:45  
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     このインタビューが面白かったです。「アフロ記者」として有名な稲垣えみ子さんのいわゆる断捨離生活。 モノを手放したら不安が消えた――家電製品もガス台もなくなったら快適で幸せな日々が待っていた|BUSINESS INSIDER   モノをなくしたら、帰って豊かになってるってお話なのですが、なにより読み応えのあったのは、食事のパート。冷蔵庫もなくして、毎日単純な料理を繰り返すのですが、でも素材の味が毎日違って、全然飽きないとか。余った野菜を干して保存するとか。とてもおいしそうです。 支出が減って、その分ケチでなくなったそうです。そうしたら他己的になって、そしたら逆に食べるものに困ったらうちにおいでと言われるようになったり。 自分だけでなんとかしようとすると、モノが増えるし、周りと隔絶する。隔絶すると不安でさらにお金を貯めないといけなくなる。そんな説明も印象的でした。なにもかも自分でなんとかしようとするとモノが増えるのかと。あとそれってやっばりコストがかかりがちです。持ちつ持たれつのところはそうした方がお互いお金がかからなくてすみます。そうしておけば、将来何かあったときにもなんとかなりやすいです。 社会は、持続的な社会を目指していますが、そのもともとは私一人一人の暮らしが持続的にありたいという願いです。でもそのためには、社会が変わるのを待つより、彼女のような考えかたをしてみるのが早そうです。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 読んでると田舎暮らしにすごく似てますよね。フツクロウ: ふむ。 

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  • 今後14年以内にエネルギーと食料は無料になる?

    2017-07-13 23:45  
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     とてもおもしろい記事を見つけました。 今後14年以内にエネルギーと食料は無料になる エネルギーや食料が無料になる??? 農家さん食っていけないじゃん! という反応がさっそく出てましたが、これある意味ではきっと実現します。 ある意味とは、無料のエネルギーや食料ができるだろうということです。 今はだめになったかのかもしれませんが、無料の携帯電話ってあったじゃないですか。将来毎月の使用料で回収できるので、携帯作った人にもお金は払われてるけどただで売られることがあるわけです。 だからたとえば逆にある電化製品を買ったら、永年電気代無料なんてものが出てくるかもしれません。少なくとも最初の2年間無料とかはあるかも。 なぜかって、これからエネルギーはどんどん安くなるからです。もともと地球には無尽蔵にエネルギー降り注いでます。広く薄く降り注ぐのを集める技術がなかっただけで、今は太陽電池などできてきましたから、これからは安くなる一方です。 エネルギーが安くなるということは、世界のあらゆるところが変わっていくのですが(そもそも「省エネ」が死語になる)、食料でもいわゆる植物工場で採算取れるものがどんどん増えていきます。そういう工場から生まれるような工業的な食品は、広告かなんかと一緒に無料で配られるものが出てくるかもしれません。 そういうのがいったん始まれば、かなりの部分が無料になるかもしれません。ネットの情報だってかなりの部分無料で利用できますよね? 「賃料0円」のお店まであるようです。 「これからは賃料0円の店しか経営しない」。東京ピストル・草彅洋平氏の型破りな飲食店経営術  もとの記事には、教育と医療も無料になると書かれています。教育に関しては、教材はすでにネットに無料の教材がたくさんあります。そうはいっても子供がそれを自主的に進めることはなかなか難しく、でもその辺を人工知能が対応しだしたりすると、無料の家庭教師とか一気に増えるかもしれません。 じゃあいったい、人々は何にお金を払うのかというのが、なかなかこれというのがなくて停滞してしまうわけですが、みんなでがんばって、どんどんお金を払いたくなるようなもの作って行かねばなりません!《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 医療も無料になるんでしょうか?フツクロウ: ホウじゃのう。子供が無料というのはもう珍しくないの。ミライ: ですね。 そういえば、今日スマホで体臭を測れる装置がもうすぐ販売って話題になってましたね。医療検査なんかはどんどん安くなりますね。フツクロウ: 生命保険とかのサービスで、無料で検査なんてのはどんどん拡充しそうじゃの。 

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  • [S] ひよっこヒロインのお相手役の心理描写に固唾を飲んでいる

    2017-07-12 21:45  
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     いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。  NHKの朝ドラ『ひよっこ』。ネタバレ抑制で先週の土曜の予告くらいまでの情報で書こうと思いますが、今週はヒロインの恋がテーマです。 でもちょっとひやひやしています。すごく陳腐にならないか。 なんといっても前作の『べっぴん』では救いようのないお粗末な展開になりました。ヒロインの娘が幼馴染と結婚したいというくだり。細かいこと忘れましたけど、ヒロイン夫婦は最初結婚に反対し、でも賛成することに。でその時初めて気づいたかのように、婿養子に来てもらえるのかということで揉め始めました。相手は長男(というか一人っ子)だったのです。 ありえない。百歩譲って、親ゆえに幼馴染同士が結婚を考えてたのに全然気づかなかったというのは、アリとしましょう。でも、結婚したいと言われたら、あの夫婦だったらどう考えたってまず最初に「相手長男なのにどうするんだ!おまえはこの家をつがなくてはならない」ってなるに決まってるじゃないですか。坂東家とかいう守らなくてはいけない家があるわけで。ヒロインの夫なんてそのために婿養子に入ってるんですよ。親の悩む順番がありえません。最後のほうは視聴率落ちていきましたけど、このお粗末さも含め、しらけた話で当然かなと思います。 前半は、市村正親演じる靴屋「あさや」の店主とかの演技含めなかなか見応えがあったのですが・・。 ドラマというのは、舞台設定はどんなにぶっ飛んでてもいいんです。話作るためにご都合主義でもいいんです。でもその中で動き回る人々の心の動きはご都合主義ではいけません。必死に坂東家を守ってきた夫妻が一人娘の結婚で婿養子に来てくれるかに途中まで気づかないとかありえません。娘の方だって、それを意識せずに付き合うこともありえません。 私の好きな漫画に「兎が二匹」というのがあって、不死身の女性がヒロインです。「不死身な人」なんて、自分とはとことん違う世界の人なのに、読み進めるともうこのヒロインに感情移入しちゃってぼろぼろ泣いちゃいます。不死身なんて、典型的な「現実にはありえない」舞台設定ですが、心理描写を緻密に描けば、読む人の心を鷲掴みにしてしまうわけです。 ということで『ひよっこ』。ヒロインのお相手役は、将来実家の大会社を継ぐ設定ですから、結婚だって親が決めそうな雰囲気です。いやそうと決まってるわけではないのですが、今後そういう話になりそうなのが見え見えです。『べっぴん』のように。 じゃあ、そんな中でお相手役は、そんなこと意識せずにヒロインを好きになっちゃうでしょうか。いや、彼女に自分はふさわしくないって思うけど、それでも気持ちを止められないとかでないと、全然嘘っぽい話になってしまいます。 まあビートルズのチケットをどうしても出せなかったという彼の葛藤や、その告白は丁寧に描かれていたし、その葛藤の中で好きになっていっているので、彼の中にあるはずの心のブレーキは今後描かれるのかもしれません。 お願いします。ぜひ描いてください。 そしたらべたぼめします! 今まで丁寧な心理描写が良かったので、ここでつまづかないで。 設定は大胆、心理描写は緻密に。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: お相手役の竹内涼真さんが、宗男さんにチケットを出しながらその理由を告白するシーンすごく良かったですね〜。フツクロウ: ホッホ。 

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  • 都道府県に最低一人の議員、要望が出た

    2017-07-11 22:45  
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     ミラフツで提案したこともある「各都道府県から少なくとも1人は参議院議員を選出」が具体的に要望として出始めてるんですね。 参院選挙制度改革 知事会代表が合区解消を要望 | NHKニュース   7日、全国知事会を代表して、去年の参議院選挙で「合区」の対象になった徳島県の飯泉知事が出席し、「都道府県ごとの意思が国政に届かなくなるおそれがある」として、「合区」を早急に解消するとともに、各都道府県から少なくとも1人は参議院議員を選出できるように、憲法や関連する法律の改正を急ぐよう要望しました。
     日本国憲法でどっぷり育っている私たちとしては、1票の格差が開いてしまう「各都道府県から少なくとも1人」なんて、地方の議員が議席に恋々としているだけだと思う人が多いと思います。 でも、各都道府県から少なくとも1人」にも意味があることは、5年ほど前に話しています。 なんで格差あんの? 一票の格差がすくい取ろうとしているもの つまり、日本には、人が大勢住むところがある一方で、全国民の豊かな生活や暮らしを下支えするそれ以外の広大な土地、海があり、それを守りかつ生かすために、自然に人は散らばり生活しています。その結果、人口比にして17000倍にもひらく市区町村という構造が出来上がります。
     日本という国を守るには、私たち国民も守らなくてはいけませんが、私たちの住む国土も守らなくてはいけません。人がたくさん住んでいるところもあればほとんど住んでいないところもありますが、人があまり住んでいない土地もきちんと守っていかなければなりません。 まさに今九州で甚大な自然災害が起きています。原因の一つに次の点が挙げられています。 「また同じ所がやられた」憤りの声も 九州豪雨氾濫、5年前と類似 流倒木が川せき止め(西日本新聞) - Yahoo!ニュース   村の86%を山林が占める東峰村でも、なぎ倒されたスギが集落などに押し寄せた。針葉樹のスギは根の張り方が広葉樹より浅く保水力が低いとされ、大雨が降るとスギは山の表層ごと崩落する。「国策に従いスギの植林を進めたが…。林業の衰退とともに手入れが行き届かなくなったのも原因では」。渋谷博昭村長は疲れた表情で語った。
     私はこれ災害が起こった日、テレビを見ていて感じてました。山のスギが雑草のように生えているのです。 もちろんきちんとスギが手入れされていれば被害が0だったわけではないでしょう。でも今のままでいいわけでもありません。山をどう維持していくのがいいのか、真正面から取り組まなければなりません。 離島だっていい加減にほっとけば、外国が奪おうとします。私たちは私たち自身だけでなく国土も守らなくてはいけないのです。 そのためには、国会議員についても、単純に一人一票という考え方以外の考え方も検討する時代になっているのです。そのための二議会制です。いまのままだと「なんで二ついるの??」って思うことよくありませんか? たとえばアメリカの上院は各州から2人ずつです。そういうやり方だって立派に成立するのです。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 5年前の話がついに話題になるようになりましたね! 「未来の普通」1ポイント!フツクロウ: ホッホ。 

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  • 「立ちすくむ国家」レポートの影響

    2017-07-10 22:30  
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     流行ったのは少し前ですが、経産省の「立ちすくむ国家」レポート。 ミラフツでも取り上げました。 「立ちすくむ国家」レポートが日本を動かした   なんでもダウンロードが120万を超えたそうです。 経産省若手の「本音」ペーパー、120万ダウンロード超え 出版予定も (1/4) - ITmedia NEWS  このレポートを読んだ時の感想は、わりとこの記事の感想に近かったです。 「時代遅れのエリートが作ったゴミ」発言者に訊く!若手経産官僚のペーパーに感じた違和感とは。 この記事はPV稼ぎのためか、とても口調がきついですので、その分はさっぴく必要はあります。 霞ヶ関の超エリートが必死に勉強した結果として、マクロ的な視点はしっかり網羅されていますが、まあでも地方のごく一般的な風景は見えてないよね、と感じてしまいます。 マクロ的な視点については、このレポートが突然発表したわけではなく、いろんな省庁の官僚たちがせっせと調査した成果ですから、この記事のインタビュアーみたいに普段から調査内容に触れてる人から見れば特に目新しいことはありません。 逆に、一般の人はふだんそんな調査見てませんから、このレポートの内容は新鮮だったのでしょう。 このレポートのあと、中の人のインタビューがとても印象的でした。 経産省ペーパー作成の若手官僚を直撃――なぜ彼らは結論部分を削除したのか|BUSINESS INSIDER  
    「いつものように、ネットに埋もれて読まれないんだろうなと思っていたのが、翌朝に見てバズっていたので驚きました」
     私もびっくりしましたから本人たちの驚きは想像に余ります。 その後に書いてありますが、
    霞が関ではパワーポイントを駆使し、あらゆる統計や情報を詰め込んだクオリティ高い資料が日々、量産される。その大半はインターネット上で公開されていても、ほとんど話題になることはない。
    「正直、どうしてここまで話題になったんだろうと、逆に聞きたいくらいです」

     似たような資料はわんさかあります。その中でもいろんなことが基本から書かれていて、初めて見るにはとっかかりやすい資料だというのがバズった一因だと思いますが、なんでこれだけ爆発的にというのが正直なところです。 この社会は、こんな資料を官僚が作って公開していることを知らない人がほとんどで、それがこの「わかりやすさの臨界点」を超えた資料ができたことで一気に広まったのではないでしょうか。 これをきっかけに官僚の作成する資料が多くの人に見られるようになれば、官僚と国民の交流がどんどん広がることでしょう。 それは素晴らしいことです。国家公務員は国民に奉仕することと彼らは頭では理解していますが、普段交流がなければ実践という意味で的外れになりかねません。実際普段は政府の指示に従って動いているわけで、その指示が間違っていることもあるかもしれません。 日本にとって画期的な事件だったと思います。第二第三のたくさんダウンロードされるレポートが出るの楽しみです!《ワンポイントミライ》(?)ミライ: どんっどん増えて欲しいですよね。こういうレポート。フツクロウ: ホッホ。ミライ: そしたら、今まさに政治で問題になっている隠蔽問題に立ち向かう官僚増えそうですよね! 

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  • とりあえず今九州で自衛隊が頑張ってることを合憲にしてほしい

    2017-07-07 23:45  
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     九州豪雨、いまだ被害の全貌が把握できてないという、近年の災害でももっともひどい状況で、一刻も早い救助活動が願われます。 そんな中、写真に撮れなかったのですが、夜のニュースで、自衛隊の仮設入浴施設が紹介されていました。女湯で「博多美人湯」というのれんがかかっていました。 心憎いですね。単に体が洗えて温ったまればいいというのでなく、心まで温めようと。今は大変ですが、将来は自慢できますよね。「『博多美人湯』に入ったからもっと美人になっちゃった」って。 噂に聞くカレーも美味しいそうですよね。食べることになるような災害にはあいたくないけど、ちょっと憧れてしまいます。 人の命が奪われてしまうような大災害では、いつも自衛隊が警察や消防たちと共に全力で救援活動をしています。 そんな自衛隊がなぜか相変わらず合憲か違憲などと政治の場で議論されているわけですが、この災害救助のいったいどこが違憲でしょう? そんなわけがありません。こんな時に全力で活動してもらわないといけないのに、なんで「自衛隊は違憲?」なんてありえないわだかまりを私たち国民が持たないといけないのでしょう。 憲法なんて変える必要なくて、発想を変えてさっさと自衛隊法を変えて欲しいです。 たとえばこの第三条。
    (自衛隊の任務)
    第三条  自衛隊は、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たるものとする。
    2  自衛隊は、前項に規定するもののほか、同項の主たる任務の遂行に支障を生じない限度において、かつ、武力による威嚇又は武力の行使に当たらない範囲において、次に掲げる活動であつて、別に法律で定めるところにより自衛隊が実施することとされるものを行うことを任務とする。
    一  我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に対応して行う我が国の平和及び安全の確保に資する活動
    二  国際連合を中心とした国際平和のための取組への寄与その他の国際協力の推進を通じて我が国を含む国際社会の平和及び安全の維持に資する活動
    3 (略)
     明らかに軍隊の「自衛」版なわけですが、「国の安全を保つ」とか「公共の秩序の維持」のためには、もちろん自然災害も相手にしないといけません。 ですから、そのことをきちんと書いちゃってくれればいいのにと思います。そうすれば自衛隊自体は合憲です。私たちが知っている日々の奮闘は、違憲なわけがありません。 とにかくそこできないのでしょうか。 もちろんその任務の中に、他国からの侵略に対する自衛もあり、その部分は違憲・合憲を慎重に議論しなくてはいけないし、場合によっては憲法そのものを変えないといけないかもしれません。 しかし、そもそもこの瞬間の自衛隊の活動ももっと法律の中で謳って欲しいです。今のたてつけは、自衛隊は他国の侵略にそなえた自衛団だけど、片手間に災害救助をするよって感じに見えてしまいます。いやいや、もっと広い視野で、国土と国民を守ることを任務にしてください。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: っていうか、私が政治家で自衛隊を合憲にしたかったら、まさにこういう理屈でやろうとすると思うんですけど。悪い言い方すれば、こういう理屈で合憲にしておいて、なんだか合憲か違憲かグレーなとこをどんどん大きくしちゃえみたいなやり方だってできますよね。フツクロウ: ホッホ。まさにそういう理由で、そういう理屈は反対が出るじゃろうの。 

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  • 都民F完全マニュアル都民編&新人議員編

    2017-07-06 23:30  
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     都民Fが圧勝しましたが、そうなると大量の新人さんがちゃんと働けるのか、大変気になるところです。 都民Fの新人議員がしっかりと都政を担うにはどうすればいいか、完全マニュアルに挑戦です。都民編
     その前に、都民はどうすれば都民Fの新人議員を支えられるのか。 簡単です。自分の選挙区の議員さんのSNSをチェックしましょう。Facebookやブログです。いいものにはいいね!や拡散するなど反応していけば、議員さんはどんどん力をつけることでしょう。 もっと応援したければ寄付(いわゆる献金)をしましょう。たとえ少額でも構いません。多くの人が個人献金をするようになれば、企業献金が多少あろうとも、都民ファーストな姿勢が崩れることはないでしょう。新人議員編
     選挙に勝ったはいいけど、これからさきどうやったら結果を残せるのか手探りな状態ではないでしょうか。 しかし、情報公開ののろしをあげた都民Fは、今までの議員とは違うアプローチで今までの議員にはできなかったことができる時代です。このマニュアルを読んで、しっかり実現してください。 1)  肩の力を抜く 全国の都道府県の議会で言われていることですが、今都道府県議会って「いる?」って言われるくらいしなければならないことが少ないです。都政で言えば与党議員は都知事が出してくる議案や予算に賛成してるだけでもなんとかなってたりとか。 もちろんそんなことで満足してはいけませんが、たとえ新人でも最低限の働きはこなせるはずと肩の力を抜きましょう。 2) SNS なにはともあれ、SNSです。ブログやFacebookで、自身の政治活動をつぶさに報告しましょう。 今回の都議選、ブロガー議員は強かったそうです。 ブロガー議員なら大逆風も生き残る⁉︎アゴラ都議全員当選   おときたさんがぶっちぎりで当選してて、へーと思っていたのですが、ブロガー議員の自民党川松真一朗さんや維新のやながせ裕文さんは都民Fでないけど当選とのこと。普段から自分の活動をつぶさに発信している人は、なんとか党だから支持されるだけでなく、自分自身の支持者を獲得できます。もしも次の選挙で都民Fに逆風が吹いても、自分の支持者はしっかり支えてくれるかもしれません。 3) 一点突破の活動 新人ですから、毎日の活動は自身の得意な分野、あるいは取り組むべき分野に絞って深掘りしましょう。保育所問題なら、それに集中するのです。一つの分野にどの都議より詳しくなれば、その活動報告は拡散しやすくなることでしょう。 4) 都議会での質問 自分の得意分野ができれば、都議会ではその分野で質問しましょう。文書による質問なら他の人との時間配分とかきにせずいくらでもできるそうです。その質問やその回答をSNSで報告することがまた成果になるでしょう。 5) 情報公開 新人でしがらみがありませんから、情報公開を進めても、特に痛い腹を探られることにはなりません。自分の分野で分からないことがあれば、どんどん情報公開を推進しましょう。 6) 個人献金を進める SNSで都民に応援してもらうだけでなく、積極的に献金もしてもらいましょう。100円からでも簡単にできる方法を見つけて広めましょう。 以前ロンドンオリンピックの視察に都議が行こうとした時非難されたことがありました。でも、ほんとは一番行くべき人たちです。オリンピックをやろうとしたら、無数の問題が起こることでしょう。そんなとき分野をまたいで調整できる都議員のような人こそが、実際のオリンピックを視察するべきです。 しかし、すべての都民から集める税金を使おうとすると必ず(猛)反対する人がでます。ですから、自分の意思で使えるお金は必要です。保育問題を専門にする人なら、オリンピック期間中の一時保育問題とか重要かもしれません。そんなときに堂々と支持者から集めた献金で視察してくればいいのです。 まあ企業献金の方が多くなってしまうようなこともあるかもしれませんが、普段から自身の活動を可視化していれば、企業も無理に「見返り」を要求することは難しいと悟ることでしょう。 都民から直接支持されれば、「組織票」に頼る必要もありません。 そうすれば自身の政治活動を支持者たちの要求に素直に対応させることができるでしょう。 ここまでできれば、今までの影では悪いことしてそうな今までの政治家とは違うイメージの新しい政治家として認識されることでしょう。 そのモデルは日本各地の自治体の議会やさらには国政にも広まっていくことでしょう。日本の新しい政治の幕開けになるのです!《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 過度な「党議拘束」も抑制できますよね。フツクロウ: ホウじゃな。 

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  • [S] 世界は「ありがとう」と言い合っている

    2017-07-05 21:45  
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     いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。  とあるブログ記事を見て。 『★バニラエア問題の本質』  今話題のバニラエアの話なんですけど、それは関係ありません。 その最後にこんなワンフレーズが。 良いサービスを受けたら、「ありがとう」と言い合える、 そんな日本にしたいですよね。
      はい。今も昔も日本は「ありがとう」を言い合えますよ? まあ言わない人もいますから、今で完璧とまでは言いませんけど、日本人は「ありがとう」と言えないかと言われたら断固反対。 というか、世界中「ありがとう」は言い合ってると思います。 5年前にこんな記事書きました。 世界はポジティブで満たされている!! wikipedia でホジティプネガティブを調べたら、圧倒的にポジティブが多かったと。 ですよね。圧倒的にポジティブが多くなかったら、人間なんてとっくに滅びてます。むしろ圧倒的なポジティブな力があったからこそ、地球で支配的な生物になれたわけで。 「ありがとう」だって普通に無数に言い合ってます。もちろんそこに満足することなくもっと素晴らしい世界を目指しますが、今の日本が「ありがとう」をいい合えてないなんてこと、あるはずがありません。 そこはがっちり信頼して、その上で、もちょっと良くするために、一人一人ができる人をすればいいのだと思います。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 「日本の教育はなってない」の話思い出しますね。フツクロウ: 自分もそれで育っているのにの。ミライ: そう。日本の教育はなってないけど自分はそれでつぶされることなくちゃんとした人間になったと言外で言ってるんですよね。 

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  • 安倍さんでなくなってもなんとかなるよ。

    2017-07-04 00:15  
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     都議選から一夜明け、安倍首相の責任問題で盛り上がっていますが、若い世代を中心に自民党や安倍首相の支持率は高い傾向があります。理由として「だって他にいないし」という声をよく聞きます。 自民党から民主党に政権交代したのが7年前、その前後は、だれが首相をしても1年しか持ちませんでした(その中には当の安倍さんも含まれていますが)。その混乱の後に4年以上安倍さんは首相をこなしています。抜群の安定感です。 一方、日本の国会では「党議拘束」のために政府が通すと決めた法案は野党が何をしようとも通ってしまいますから、野党はただクレームをつけているようにしか見えません。 ですから、若い人にしてみれば、安倍さん以外が首相をこなす姿がまったく想像できないのも無理ありません。 もし、今後安倍さんが辞任するようなことになれば、また毎年首相が変わるような政治に逆戻りするのでしょうか。 そもそもなぜ安倍さんは長期政権を維持できているのでしょうか。 その一つは、今回の安倍政権では官僚の人事を掌握し、特区の制度を作って、自分のやりたい政策を押し通す仕組みができあがったからです。 その上周りをお友達で固めることで、より強力に推進する体制にしたこともあります。いわゆる「安倍一強」です。お友達には甘くそれ以外には厳しいことで、誰も安倍さんに逆らえないようにしました。 それは官僚の人事掌握や特区推進体制を作る上でも必要だったでしょうから、必ずしも否定すべきものではありませんが、やはり副作用が出てしまっているようです。昔から変わらぬ政治と金の問題です。 その疑惑を彼は晴らすことになるかもしれませんが、失脚する可能性ももはや無視することはできません。 そうなれば他にいようがいまいが、日本は他の首相でやっていくしかありません。 でも大丈夫です。古い既得権益に縛られる省庁の規制を突破する仕組みは出来上がりました。10年ほど前は政治が膠着してしまいましたが、今は新しいやり方ができます。 昨日も示したように、これからの政治家は透明化こそが支持の基盤にもできます。 それが進めばそもそもどんな人が首相にふさわしいのか、その資質から変わってくるでしょう。 それにしても、テレビ見たんですけど、政治家のみなさん、顔が生き生きしてます。麻生さんに至っては新しい派閥を作っておいて、「安倍政権をど真ん中で支える」とか言ってましたが、顔には嘘ですとありありと書かれています。 若い人は野党が離れたりくっ付いたり出たり入ったりを見て、見苦しいと思っていたことでしょうが、これからは同じことが自民党の中で起こります。昔もそうで、別にごく普通のことです。 これから政治はダイナミックに変化し、そしてどんな姿で安定するのか楽しみです。《ワンポイントミライ》(?)ブラックミライ: 思ったより単純な構図に見えますね。今回の疑惑。フツクロウ: ホホホ。今日は黒いの。ブラックミライ: フフフ。 

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