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[久田将義]音楽の祭典「夏フェス」でSEXするのはアリかナシか

音楽の祭典「夏フェス」でSEXするのはアリかナシか    そもそも僕は、人混みが嫌いで、その中にいるだけで機嫌が悪くなってしまうという欠点の持ち主なので夏の暑い時期に何万人も集まるイベントには行きたくはないのですが、WOWOWなどで「ROCK IN JAPAN」等を視聴するのは結構好きです。  少し前にまとめサイトか何かで某夏フェスに行った女性が 「音楽も楽しかったけど三日で五人とSEXしちゃいました!」 的な事を無邪気にツイートしていた事がちょっと炎上になりました。画面を見る限りでは、あんなぎゅうぎゅう詰めの中で、男女がふれあいながら盛り上がっている訳ですから、盛り上がりついでにSEXする人もいて当然だと思いました。  で、初め、僕は「ビッチじゃん」と思いましたし、だから「ダサっ」ともツイートしましたがもう少し付け加えると「ビッチでもいいじゃん」とも考えられるし「ダサくてもいいじゃん」とも言えます。だからその女性に関しては「ビッチでダサいけど大人なんだから、それ自体は自由だよな」と思っています。ちょっと気持ち悪かったのが援護で「カッコいい!」というツイートをする人でした。カッコ良いですかね、あれ。普通に「ああ、この人はフェスが楽しかったんだな。その流れで三日で五人とSEXして楽しかったんだな」と思うだけで良いでしょう。    よく考えると、夏に古来の日本人は祭りでハレを祝いましたが、これは村の男女が交合する夜という事でした。この延長線上で「夏フェスでSEX」を考えてみます。「フェス」は「フェスティバル」つまり「お祭り」の略です。従って、日本の祭りの伝統に則れば「SEX込み」のイベント(フェスティバル)とも言えるでしょう。もちろん、しない自由があってもOKです。ミュージシャンに関しては、僕の幻想と願望ですが、ビッチな女性とやりまくるぐらいの方が飛びぬけていて良いし、そこは関係なく良い楽曲を提供してくれれば問題ない訳です。こんな事を書いていると映画「シド&ナンシー」を再試聴したくなります。  ところで、「夏フェス」は、音楽に限らず「コミケ」等も含まれます。その際、水面下で話題になるのが「コミケ帰りにお持ち帰りされた」というものです。夏に男女が数万人集まるイベントでは、夏フェスに限らずこういった出来事は起こるものです。  また、僕は福生や座間などの米軍基地を以前に取材したことがあります。年に一回、基地が開放され「基地祭」(航空祭と言われる時もある)が行われます。その際、米兵目当ての女性たちが(マイクロミニを履いている等が特徴的です)目につきました。  もしかして、彼女たちはビッチかも知れませんが、それから幸せな結婚をしてよき家庭を築けばそれはそれでOKでしょう。映画「愛と青春の旅立ち」みたいに。また、少し前では「東京から新島に行く船があって、そこに乗る男女はだいたいヤリ目的だ」と盗撮を得意とする写真家の篝一光さんが話してくれた事があります。  だから以前までは、「米軍基地祭にマイクロミニ」とか「夏フェスでSEX」とか「夏の新島」とかパターン化されたものがダサいと思っていましたが、一概に言いきれるものでもないかな、と。つまり日本の古来の祭りのように普遍化された現象なのかな、と感じています。気になったのは、前述した周囲の反応でしょうか。「堂々としていてカッコいい」的なものです。そこはいらないだろうと感じています。隠れてヤルから味があるんじゃないかなと思う訳です。最近は「ヤリマン」を宣言する人たちがいて、オープンになったという向きもあるかも知れませんが、それでもロフトプラスワン等でイベントをするくらいで地上波では流せない訳ですから、やっぱりコッソリした方が味があるというか価値があるのでないでしょうか。    考えてみれば、僕はHIP-HOPが好きなのでその手のクラブやディスコに入り浸った時期がありました。音楽で盛り上がり、そのままラブホテルに直行というケースは規模こそ違えど「パターン化」という観点からすれば同じコードなのかも知れません、「クラブ帰りにSEX」という。    ただ、夏フェスに関しては、

[久田将義]音楽の祭典「夏フェス」でSEXするのはアリかナシか
久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン

ニュースサイト『東京ブレイキングニュース(旧・日刊ナックルズ)』編集長、『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン」。放送まとめ記事やオフショットなど発行致します。

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久田将義

ニュースサイト『東京ブレイキングニュース(旧・日刊ナックルズ)』編集長。『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』『NONFIXナックルズ』『HARDCOREナックルズ』元編集長。『月刊選択』『週刊朝日』を経て現在へ。近著『関東連合 六本木アウトローの正体』(ちくま新書)『トラブルなう』『原発アウトロー青春白書』(ミリオン出版)、『僕たちの時代』(青木理氏共著・毎日新聞)

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