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記事 17件
  • トラブルわず

    2013-01-31 22:01  
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    「おたくの雑誌のせいで衛星から電波が飛んで頭が痛いのよ!」
    「大体、春になるとこの手の電話が多いんだよ」 そう、僕の上司は苦笑いしながら教えてくれた。まだ三才ブックスという出版社に勤めていた二十年くらい前の話だ。
      三才ブックスは今でこそ、一般書籍も出版して幅広いジャンルで頑張っているが僕が在籍していた当時は「無線の専門誌」という特色が強かった。僕は無線の無の字も知らなかったものの、とりあえず誰でも受かるというアマチュア無線四級を取ったりして何とかこの会社に溶け込もうと努力していた。上司や他の編集者の足を引っ張らないように、と。
      初めて編集業務にタッチする事が出来たのが三才ブックスに入ってからだ。看板雑誌は『月刊ラジオライフ』。僕は『別冊ラジオライフ』という編集部に配属された。月刊誌と違って、二か月に一回の割合いで出版しており、ワンテーママガジンだった。『盗聴の全て』『スピード取締りかんら逃れる方法』『おもしろ無線受信ガイド』『衛星テレビ受信ガイド』といったムック(雑誌=Magazineと本=Bookを合わせた造語)を編集する部署だった。
    冒頭の上司の言葉は『盗聴の全て』を編集していた頃だ。 つまり「おたくの出した雑誌のおかげでKDDIが電波を出して、私の頭を直撃するんだよ、どうしてくれる!!」と言った抗議の電話が多くなるのが春だと言う。   事実、僕はそういったクレーム電話に対応していたが、とにかく相手の話を聞こうと努力をするものの、正直疲弊してくる。つまり、この手の電波系の人と話していると僕にまでその、負のオーラが憑依してくるように感じるのだ。   いくらこちらが「弊社とKDDIは何の関係もありませんが」と説明しても聞く耳を持たない。とにかく「『盗聴の全て』のような本を出しているのだから、そのせいだ」と一点張りなのである。  何件もこの手のクレームを聞いているとある特徴が見えてくる。
    ・盗聴されているその相手は大概近所の人。あるいは警察 ・近所の人がいやがらせで光線をあててくる。その色は大体、青系(緑含む)
      ただ、「苦しんでいるという事実」は変わらないので、弊社の出版物とは何の関係もありませんよという事は伝えておきながら、「何で警察があなたを盗聴するのか、合理的な説明がつきませんよ」と技術論でなく状況から説明していったが、納得する人は余りいなかった。   しかし「聞いてくれて有難うございます」という人もたまにいた。恐らく家族からも孤立しているのでないかと想像し、苦しんでいる事に関しては同情の念を抱いていた。
    ある日の事。
    若い女性の声でやはり近所の人が盗聴しているのだという。盗撮もされているのではとも訴えてくる。余りにも切実に話すので、「盗聴器や盗撮カメラがあるか、実際の探偵に調査させますので取材させてくれませんか」と言ってみた。すると是非お願いしますという返事だった。
     
  • 酔っ払った久田将​​義と吉田豪がAKBも日本も斬るっ!

    2013-01-29 15:16  
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv124294118http://live.nicovideo.jp/watch/lv1239425371月30日夜は新宿・ゴールデン街の某居酒屋より、ニコ生ナックルズの番外編「居酒屋ナックルズ」をお届けします。
    趣旨は簡単。日本下世話界の頂点である久田将義氏、吉田豪氏の2名が、とにかくベロベロになりながら、ニコ生でいちばん危険なトークをお届けします。
    例えば…
    ■芸能界のタブーなんて、もはや怖くない■「芸能界」と「闇」は切っても切れない関係ですね。「ジャニーTV出演」、「AKBリクエストアワー」といった芸能ニュースの裏側から、「●●は◯イだった!?」というようなまだ週刊誌でも公表されていないゴシップまで、「アルコール」という言い訳を借りて大放出!
    とにかく「ここだけの話」が盛りだくさんなのです!
    【出演者】久田将義(編集者・
  • [杉作J太郎]人生指南・解決ジェバット広島完結篇

    2013-01-28 04:43  
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    「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)
     
  • 「創価学会ビデオレビュー・裏社会の扉・WBC監督指名の裏」ニコ生ナックルズマガジンvol.03

    2013-01-25 23:00  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                                      2013/01/25    久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン                              vol.004  □日本で一番危険なWEBマガジン。ニッポンの闇をさらけ出せ!□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。────────────
  • AKBドキュメント映画のパンフに書ききれなかった事

    2013-01-24 13:48  
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    AKB側から依頼があって2012年の「AKBニュースベスト5」を選んでくれという。で、二月一日公開DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』のパンフの中に原稿を書いたのだが、500文字というオファーを僕の聞き間違いで一つのコーナーにつき500字だと思い、入稿したものの大幅に削る事になった。そこで削る前の原稿を思い出しながら書いていこうと思う。  一言で言って、去年のAKB48、いや48グループはトラブルと世代交代の年であった。ではとりあえずニコニコニュース用の記事では一位から三位を羅列してみる。
    一位 ぱるるの進化 二位 総選挙渡辺麻友二位 三位 指原HKTへ  本来なら四位の前田敦子卒業を一位にもっていくのだが、当たり前すぎるので2013年以降のAKB48はどうなのか、という意味を込めて次世代をテーマにランキングしてみた。
    一位 ぱるるの進化  去年は中堅が地方分散化、いや上海とジャカルタも合わせれば世界分散化といっていいAKBだった。メディア選抜も含むが、主にアンダーガールを中心とした中堅メンバーをAKBから散らばせた。ネタばれは防ぎたいので詳細は省くが、映画でも勿論、じゃんけん大会の優勝者ぱるること、島崎遙香もかなり登場頻度は多いのだが今の所、トップ10……は無理だとしてもメディア選抜に食いこむ可能性は少なくないだろう。
    「ポンコツ」というイメージがいい意味で逆に作用し個性を発揮出来ている。ここ数か月の進化は「次世代のエース」を予感させる。それはかつて、指原が「ヘタレ」キャラを逆手にとってファンの心をつかんだように、ファンにとっても「自分たちが何とかしなくては」という、AKB結成時を彷彿させるようなキャラ。
    いわば原点回帰を思わせるのが島崎だ。
     そして中堅メンバーが拡散した事によってニューカマーのSKE、NMB(といってもNMBの山本彩などはエースとして安定しているが)らの台頭が去年の総選挙から目立っていたが、今年はそれがさらに加速化するのではないか。
     去年のニコニコ生放送の番組『総選挙スペシャル』では杉作J太郎さん、ブレーメン大島氏らとともにトップ3を予想し、それ以外にも一人だけ注目のメンバーを選ぶという企画をやったのだが、僕の予想は一位大島、二位渡辺、三位指原。そしてダークホースとして島崎遙香だった。 
     カップヌードルのCMで初めて見たくらいだったが、その透明感がアイドルとしてのいい意味でのつかみどころの無さを醸し出している点と、決してモデルのような美人ではないが誰からも好かれそうなルックスに注目した。 そしてバラエティ対応がいい意味でも悪い意味でも慣れてしまったように感じられるメディア選抜、特に神7のメンバーと比べると、当然ながら新鮮に映るのは仕方あるまい。かつて劇場のMCもぐだぐだで「ポンコツ」と言われた彼女の個性が花開きつつあると、見ているのは僕だけだろうか。
    二位 総選挙二位渡辺麻友 二回目、三回目の総選挙は彼女にとって不本意だったと思う。次世代エースと言われ続け、四位まで順位を上げて、順調だったように見えたが五位に下がった。負けず嫌いの彼女は会場で泣きじゃくっていた。そして今回はどうか――。 上記のように僕は去年の総選挙ベスト3をニコニコ生放送で予想した時、一位の大島は鉄板だと思った。二位の渡辺もその活躍から見て妥当だと予測したのだが、意外にもファンや古参の人間は松井珠理奈、松井玲奈をあげていたりしていた。不思議だった。 僕は古参でもヲタでもない。しかし「普通」目線で見ていたら、渡辺の二位か三位は「当然」のように思える。
    そういった一般の目線に立つと正統派の渡辺の存在が大きく思えてくる。
    ライブ会場に行くとどのような人がファンなのか見えてくる。当然、目立つのは特攻服のようなものを着たり、うちわやグッズを持っている人たちなのだが僕は、まず小学生の子らが親に連れられて見にくる姿に気を取られる。「そうか、こういう子どものファンが重要なのではないか」と。小学生だけでなく中学生低学年くらいの男の子、女の子も合わせて。  そうすると「まさにアイドル」然とした渡辺が上位に入ってこないはずはなのである。その彼女も19歳。センターを取るには十分な経験を経ている。が、前田や大島のような圧倒的な存在感があると言えば疑問は残る。
    三位 指原HKTへ 去年の総選挙での指原の勢いは凄かった。それは当然テレビ、ラジオの露出量によるものであるが、彼女の才能はもしかしたら並みの芸人でも構わないほどバラエティ対応が上手い事にある。自分を「ヘタレ」キャラに設定してそこから放つ言葉は、嫌味がない。
    そして彼女のバラエティでの才能は一言、「場持ち」である。
    「場持ち」が出来るタレントはなかなかいない。フリートークで失敗してもそれが「味」であるように見せられるのが「場持ち」だ。彼女にはそれがある。その勢いのままの総選挙四位という大躍進。
    が、直後に彼女にとっては大スキャンダルが待っていた。週刊文春の元恋人のタレこみである。こういったスキャンダルの結末としては通常、脱退という名の卒業なのだろうが指原のAKBにおける影響は大きい。実際、彼女のトークと場持ちでライブはどれだけ助かっているか。これについても映画では触れられており、あるメンバーの痛烈な一言がツイッターでRTされていた。 僕はオールナイトニッポンで彼女の生放送を聴いた。果たして、何と釈明するのだろうか。内容自体は、まあ、アイドルのスキャンダルというより政治家のスキャンダルに似たような歯切れの悪いものだったが、秋元康氏の出した指令は意外なものだった。
    HKT移籍。
    「????」僕は意味が分からなかったが、謹慎という意味なのかと解釈した。が、今は少し違う。彼女のHKT移籍のおかげでそれまで名前が分からなかったHKTメンバーの中にも可愛い子がいる、それはSKEもそうだがAKBの中堅メンバーが拡散したおかげでそれぞれのチーム知名度が上がったはずである。  そして何より、トップ10は揺るぎ難いものの、ルックスやアイドルとしての素質は持っているのに、メディア選抜やアンダーガールズに入ってもおかしくない地方のメンバーが入る可能性が出てきた事ではないだろうか。つまり、世間で言われている世代交代である。指原の移籍は偶然だったとしても秋元戦略はそれに乗じた世代交代作戦をではないか。……これは邪推か。 (久田将義) ※この記事は久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジンから一部抜粋・編集したものになります。
  • [窪田順生]震災ヤミ金が被災者を“運び屋”へと変える

    2013-01-22 07:20  
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     昨年11月、新宿・歌舞伎町の女(38)をはじめとするヤミ金グループが摘発された。最大1日あたり13%という高利貸しだったにもかかわらず全国に約870人もの利用者がいたというが、注目すべきはそのなかに岩手県や茨城県の「無職」の方々が含まれていたということだ。
     震災から2年が経過しようとしているが未だに東北では多くの人が職を失ったままである。都内のヤミ金業者・A氏も言う。
    「相手が被災地の無職の場合など金利も10日で33%のところを20%にするなど優遇している。振り込みを少し待ってやることもある。もちろん違法だとは自覚していますが、人助けという側面もありますから」
     ヤミ金が「人助け」を語るというマンガみたいなことが起っている最大の原因は、サラ金を厳しく規制した貸金業法改正なのだが、過ちを認めない金融庁はマスコミをつかって、「ヤミ金は減っている」と情報操作をしている。これは警視庁の「ヤミ金業者摘発数」をよりどころにしているのだが、摘発=犯罪数ではない。先のA氏はこの金融庁見解を鼻で笑う。
    「私の客は絶対に警察に駆け込みませんよ。だって、私がいなくなったら誰からカネを借りるんですか?」
     客が被害を訴えなければ犯罪として認知されない。だから摘発も減っている。 マンガやVシネでしかヤミ金というものを知らない人などに多い誤解だが、現実のヤミ金は「利息が払えないなら肝臓を売れ」なんてことは口が裂けても言わない。では、債務不履行に対してはどのような対処をするのかというと、「人材派遣」だ。
    「返済プランを組み立てて、返済できる仕事を斡旋してやる。震災前はうるさくなかったので原子力施設にもよく斡旋しましたが、今は多いのは“抱き”ですかね」(前出・A氏)
     “抱き”とは違法薬物を個人が航空機で持ち込むこと。つまり「運び屋」のことだ。かつては暴力団関係者などプロの仕事だったが、近年は一般人がこれを担うケースが急増している。数年前、自らの女性器のなかに覚せい剤を隠して密輸をした女性は当時を振り返る。
    「ヤミ金に30万の借金があってドラマみたいにソープで働けと言われるのかと思ったら、“あんなのはマンガの話だよ。代わりにいいバイトをしないか”と言われ、上海から“荷”を運びました」
     財務省の「覚せい剤の運び屋(航空機旅客)122人に係る調査」によると、摘発した運び屋の成功報酬は「20万円以上〜40万未満」が38%を占めている。ひと昔前なら、プロミスやアコムの無人契約機で簡単に借りることができた金額だが、法改正でそれもできない。かといって、警察に駆け込む選択もない。そこで、「一度だけならば」と危ない橋を渡るわけだ。
     冒頭で紹介したヤミ金グループから押収された現金は1億6500万円。これは岩手県警がヤミ金がらみで押収したなかでは過去最高額だという。いかに多くの被災者のカネが「闇」へと吸い上げられているのかが伺える。  「犯罪プロバイダー」ともいうべきヤミ金が被災地に根をおろして2年を迎える。白い粉を抱えて航空機に乗り込む被災者があらわれるのもそう遠くないのではないか。
    (窪田順生)
    ※この記事は久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジンの連載から引用したものです。
    窪田順生 1974年生まれ、学習院大学文学部卒業。在学中から、テレビ情報番組の制作に携わり、『フライデー』の取材記者として3年間活動。その後、朝日新聞、漫画誌編集長、実話紙編集長などを経て、現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌でルポを発表するかたわらで、報道対策アドバイザーとしても活動している。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。近著に『死体の経済学』(小学館101新書)、『スピンドクター “モミ消しのプロ”が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)がある。
  • 「創価学会ビデオレビュー・裏社会の扉・WBC監督指名の裏」ニコ生ナックルズマガジンvol.03

    2013-01-18 17:00  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                                      2013/01/18    久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン                              vol.003  □日本で一番危険なWEBマガジン。ニッポンの闇をさらけ出せ!□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。───────────────────────────────────《目次》01.[ニポポ]創価学会ビデオレビュー 彦摩呂が!久本雅美が!芸能人総出演ビデオ「Future」02.[久田将義]ザ・リアルCASE2「裏社会の扉in東京の下町」03.[愛甲猛]山本浩二WBC監督指名の悲しすぎる裏側━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    [ニポポ]創価学会ビデオレビュー 彦摩呂が!久本雅美が!芸能人総出演ビデオ「Future」
     
  • [愛甲猛]山本浩二WBC監督指名の悲しすぎる裏側

    2013-01-16 08:47  
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    初めまして球界の野良犬こと愛甲です。明けましておめでとさんです。この1月から野球のコラム担当になっちゃいました。まぁ色々ぶっこんで行くのでヨロシク! では早速行くけど、2013年のプロ野球界先ずはWBCでしょ!去年のシーズン終了間際WBCの監督問題で色々報道があったけど、候補だった原さんは知っての通りスキャンダル持ち、ナベツネさん一押しだった落合さんは脳梗塞の後遺症でダメ、そして王さんの推薦だった秋山は本人がやる気無しと言う予想しなかった状況の中コミッショナーの決断が山本浩二さんだったんだけど、ちょっと疑問を抱いた方も居た筈。現場からは離れてた時間も長いし、バラエティーでSMAP中井クンの弄られキャラと言う、とてもWBCの監督なんてイメージが無かった。じゃあ何故指名されたのか?
  • ザ・リアルCASE2「裏社会の扉in東京の下町」

    2013-01-15 14:30  
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     前号で、「CASE1六本木裏社会」をかいま見た、というような事を書いた。こういう些細な事から喧嘩、抗争へ発展するんだなと思わず想像してしまった訳である。そして、歌舞伎町のある親分取材した際、「浄化作戦後も毎日、どこかで喧嘩は起きている。私ら、上の者が話し合いで止めているだけです」というコメントを聞いて、僕も「ああいうのが日常茶飯事なのか」と改めて裏社会の入り口を覗いた気がした。 僕などはまだまだ駆け出しでベテランの溝口敦さんや、先輩の鈴木智彦さん、山平重樹さんらのように、「食いこんで」はいないものの、備忘録的に第二弾を書いてみたい。
     これは東京の暴走族を取材していた時の話である。下町出身者たちで構成されているそのチームの凶暴さは都内では知られており、彼らの地元の店で食事をしながらインタビューをしていた。OBも同席しており彼らの中にはヤクザになる者も少なくない。というより、僕の感覚だと半分以上が渡世に入っていたような気がする。「そういうチーム」だという事を読者の皆さんにおいては理解して頂いて読み進めて頂きたい。
     地元の居酒屋に入り、インタビューも大体終わり、雑談モードに入っていった(店主もその暴走族出身である)。するとその店の常連の客(50歳くらい)が「俺も昔、暴走族だった」と言い出した。OBらは大人の対応で聞き流し、和気あいあいとした雰囲気の飲み会のような感じになった。僕も普通に、彼らと受け答えをしていた。 と、急に僕の隣に座っていたヤクザの雰囲気が変わった。今までは愛想よく受け答えしていたのに。少し沈黙した後だ。
    「おう、ちょっと待て。お前今何言うたんじゃ」
     
  • [ニポポ]創価学会ビデオレビュー 彦摩呂が!久本雅美が!芸能人総出演ビデオ「Future」

    2013-01-14 20:28  
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    「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)
    ニポポ 寄稿記事創価学会ビデオレビュー彦摩呂が!久本雅美が!芸能人総出演ビデオ「Future」
    今回のレビューは創価学会芸術部所属の芸能人が多数出演すると言う作品。創価ビデオシリーズの中でも芸能人出演作品は取り分け人気が高いが、今回ご紹介の作品は他と大きく異なり「バラエティ番組」風の作りとなっている。テレビでは決して放映されないであろうそのテレビ番組風のビデオとは…。
    ○対話シリーズ130 VC-130 20分■Future ~無限の未来へ~
    大作度★★★☆☆教え度★★★☆☆面白さ★★★★★
    オープニングから相当なテンションで挑む一同。なぜかCM入り前のような「もうすぐ始まるよ!ワ~ッ!」といったワンシーンも付けられている。スタジオにはクイズ風のパネルが用意され、いかにもバラエティー番組風の作り。司会は豪華に彦摩呂と久本雅美!もちろん無料で出演。レポーターに林家まる子、ゲストにカリスマ美容師のCHIKA。