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記事 2件
  • 「土下座論・奇妙なフィクサー小泉純一郎・山本太郎参議院議員の印象・西成のトイレの貼り紙の衝撃」ニコ生ナックルズマガジンvol.40

    2013-11-08 01:00  
    398pt
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                                      2013/11/08    久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン                                vol.40  □日本で一番危険なWEBマガジン。ニッポンの闇をさらけ出せ!□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長、現『日刊ナックルズ』(http://n-knuckles.com/) 編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメ ディア」を始めました。その名も「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。
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    01.[久田将義]土下座論~突然土下座をされた時02.【拡張!日刊ナックルズ】誰もいない街・相双地区を改めて歩いてみて そして奇妙なフィクサー小泉純一郎03.[久田将義]ロフトプラスワンで共演した時の山本太郎参議院議員の印象04.【拡張!日刊ナックルズ】大坂・西成のトイレの貼り紙の衝撃 「最近、便器に注射器を捨てる方がおられ、トイレの詰まりの原因となっております…」【写真つき】
     
  • [久田将義]土下座論~突然土下座をされた時

    2013-10-28 01:00  
    220pt
    土下座論~突然土下座をされた時

     少し前になるが、「土下座」が話題なった。読者諸兄は土下座をした事があるだろうか。僕は負けん気が強いので、「どういう状況でも絶対土下座はしない」などと、突っ張っていた。ある雑誌の編集者時代にヤクザに呼び出され、脅された時も土下座だけは(しそうになったけど)しなかった。
     ただ、今は考えが少し変わってきている。

     二十代の時、卑屈なほど腰が低い同年代の週刊誌記者がいた。なぜ、そんなに卑屈になるのか聞いてみた事があった。そうすると「だって頭下げるのはタダじゃないですか」という答えが返ってきた。その時、僕はちょっと呆れ気味な反応をしたのだが、今では彼の方がクレバーだったのかも知れないと思っている。僕の方が、変に小さなプライドをかざしていたのではないか。後に、その記者は数年前にあるノンフィクションの賞を受賞する事になる。

     「頭を下げる」のと「土下座」までには、かなりの距離感があると思う。だから、僕は今まで多分、土下座をした事がないはずだが、考えてみると土下座っぽい行為はしていたような気もする。
     例えば和室で食事をしている時に、こちらからのお願いや謝罪をする時、正座か胡坐のまま頭を下げている訳だが、これも土下座の一種なのではないだろうか。

     土下座で思い出すのは雑誌名を出すと、その印刷会社がバレとしまうので伏せておくが、営業に土下座をされた事があった。ある日、会社に行くとその印刷会社の営業の人がいて、泣きそうになりながら駆け寄って来た。そして「それだけは勘弁してくれませんか」といきなり土下座をしてきたのである。
     場所が社内であり、人目もはばからなかったので驚いたが、心当たりは多いにあったので「ああ、あの事か」と思った。それにしても、こんなにあからさまに土下座をされたのは初めてだった。それと、本当に土下座をする会社員がいるのか、という事に驚いた。

     まるで漫画の『宮本から君へ』(新井秀樹著)の主人公宮本のようだと思った。それほど、彼には僕と、いや当時僕がいた会社と仕事をする事が重要で、そこまで思い至らなかった僕が浅はかだったと今では反省している。
     でも理由はあった。

     因みに『宮本から君へ』の作者新井秀樹氏の代表作は『ザ・ワールドイズ・マイン』『キーチ!!』『キーチvs』など世の中に問題を投げかけるものを多数出しているが、中でも僕は『宮本から君へ』が非常に気になっていた。次に好きなのが『愛しのアイリーン』である。
     新井氏の作品を見て、「営業って凄まじいもんだな」と読んで感じたものだ。僕は当時、確か広告営業だった事もあって、『宮本から君へ』の宮本の務める文具メーカーでの会話が、「版下」とか 「色校」といった聞き慣れた単語が出てくるので、この作品に対して思い入れがあったのだ。
     宮本は取引先の会社に対して土下座をするのが、土下座って何だろうと思う時、『宮本から君へ』を思い出す。

    話を戻す。突然、社内で土下座をされた僕は、とまどった。