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新進気鋭の裏社会ライター登場【絶対やってはいけない! あるLSD常用者の恐ろしい告白】
2014-01-15 01:00220pt新進気鋭の裏社会ライター登場 絶対やってはいけない! あるLSD常用者の恐ろしい告白
最強の幻覚ドラッグといわれるLSD( リゼルグ酸ジエチルアミド )が流行したのは、ヒッピー文化やサイケデリックアートが流行した一九六〇年代から七〇年代半ばまでのことだった。
現在では入手困難の状況にあるのか、使用者は目立たず、国内での摘発例も少ない。今回は、過去にLSDを常用していた男に幻覚体験を語ってもらい、謎に包まれたLSDの本質と危険性に迫る。
「LSDは比較的安価で、ミッキーマウスや飛行機の絵柄が書いてあるネタを、一紙片あたり二千五百円で仕入れていた。それをシート(二十紙片)単位で買わなければならない暗黙のルールがあるから、一回の取引で最低五万円は使うことになる。ネタ元は、ヨーロッパ系の外人。それ以外は、ちょっと言えない。
モノの質にもよるが、LSDの紙片を舌の裏側に二十分ほど置いておけば、段々と視界が歪んでくる。覚せい剤や大麻と違ってキマるまでに時間がかかるので、初めてやった時にはトビが遅いように思えて二枚も服用してしまい、とんでもない目に遭った。部屋の中で無数の蝙蝠に襲われたと思えば、テーブルの上にあったオロナミンCの瓶がゴジラに変身して、俺に向かって火を吹いてきたのだ。
さらには、部屋の光景が全て漫画になって、雑誌やポスターに写る人物が一斉に喋り始めるという幻覚も見た。喋るといっても声を発する訳ではなく、漫画の吹き出しのような形で文字を飛ばしてくるのである。
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