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記事 16件
  • 「シリーズ廃墟探訪『縣立洲原村診療所』・浅田真央選手発言・悪辣のOBインタビュー」ニコ生タックルズマガジンvol.53

    2014-02-28 22:40  
    398pt
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                                       2014/02/28      久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン                                 vol.53   □日本で一番危険なWEBマガジン。ニッポンの闇をさらけ出せ!□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長、 現『東京ブレイキングニュース』(旧・日刊ナックルズ)( http://n-knuckles.com/ ) 編集長 の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメ ディア」を始めました。その名も「久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン」。久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。
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    《目次》
    01. [中田薫]【シリーズ廃墟探訪】終戦を境に時を止めたまま…岐阜県美濃市須原『縣立洲原村診療所』【写真あり】 02.[久田将義]拡張!東京ブレイキングニュース『浅田真央選手発言「人間なので失敗することもあります。失敗したくて失敗しているわけじゃないです」』 03.[匿名記者]暴走族が多い多摩地区でも凶暴で有名だった悪辣のOBインタビュー
  • [匿名記者]暴走族が多い多摩地区でも凶暴で有名だった悪辣のOBインタビュー

    2014-02-27 23:45  
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    暴走族が多い多摩地区でも 凶暴で有名だった悪辣のOBインタビュー
    筆者が今回接触したのは暴走族が多い多摩地区でも凶暴で有名だった悪辣のOBである。
    この男はそれだけでは無く、この地域でも有名な元アイドルNAとも親しい関係にあった。

    ー悪辣とはどんな暴走族だったのか?-
    「あの頃は色々有名な暴走族が多かったんですよ。ここらの地元はブラックエンペラー、マッドスペシャル、毘沙門天、武州連合、スペクターなどがあり、自分等が天下取るには新しい暴走族を作るしか無かった」

    ーかなり抗争事件は起こした?-

  • [久田将義]拡張!東京ブレイキングニュース『浅田真央選手発言「人間なので失敗することもあります。失敗したくて失敗しているわけじゃないです」』

    2014-02-26 12:00  
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    拡張!東京ブレイキングニュース


    浅田真央選手発言 「人間なので失敗することもあります。失敗したくて失敗しているわけじゃないです」



     2月25日、東京・有楽町「外国特派員協会」での浅田真央選手コメントだ。これは、森元首相の発言を受けてのものだという事は容易に想像がつくだろう。

    一時は「森元」という名前の首相がいるのではないか、とツイッターでは冗談で流れたほど炎上した森元首相の発言だった。「彼の失言癖はいまさらであり、しょうがない」という意見もあるようだが、百歩譲ってそれも「アリ」だとしよう。

     

     しかし、東京ブレイキングニュースでも書いた (http://n-knuckles.com/serialization/hisada/news001248.html)が、彼の東京オリンピック・パラリンピック大会協議委員会組織委員会の会長という立場を考えれば非難は免れ難いと言わざるを得ない。

     

     そこで僕が気になったのは、浅田選手は「森発言」をどのように思うか、だった。恐らく、浅田選手の性格上、炎上しないような大人の発言をするのだろうと思っていたが、素晴らしい発言だった。

  • [中田薫]【シリーズ廃墟探訪】終戦を境に時を止めたまま…岐阜県美濃市須原『縣立洲原村診療所』【写真あり】

    2014-02-24 01:00  
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    中田薫 寄稿記事 【シリーズ廃墟探訪】 終戦を境に時を止めたまま…… 岐阜県美濃市須原『縣立洲原村診療所』 

     岐阜県美濃市は長良川のほとりに、訪れた廃墟愛好家たちの魂を等しく震わせる診療所の廃墟がある。昭和初期の古い木造建築ゆえに、今なお風葬の途にある『縣立洲原村診療所』の廃墟である。
     明治45年2月、岐阜県は「僻陬村医設置費補助規則」を公布し、僻地の村での診療所開設に年額300円(現在の約150万円)を補助するという無医村対策を実施した。さらに大正13年にはこの補助金額を年額500円(現在の約250万円)に増額改正して無医村の減少を図ったが、それでも武儀郡洲原村(当時)では赴任を承諾してやってくる医師がいなかった。明治時代、洲原村の世帯数は神主7戸、同分家9戸、宮侍14戸、同分家2戸、平社家8戸となっており、村民全員が洲原神社関係者という小さな村であったためか、県の保健衛生行政から大きく取り残されていたのである。
     だが昭和12年になって保険国策上から県下の無医村問題は
  • 「歌舞伎町アンダーワールド・日本最大の暴力団山口組の今・上司は話が長い」ニコ生タックルズマガジンvol.52

    2014-02-21 01:00  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                                       2014/02/21      久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン                                 vol.52   □日本で一番危険なWEBマガジン。ニッポンの闇をさらけ出せ!□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長、 現『東京ブレイキングニュース』(旧・日刊ナックルズ)( http://n-knuckles.com/ ) 編集長 の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメ ディア」を始めました。その名も「久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン」。久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。
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    《目次》
    01. [久田将義]歌舞伎町アンダーワールド 02.[匿名記者]拡張!東京ブレイキングニュース『日本最大の暴力団山口組の今』 03.[餅田もんじゃ] 新進気鋭の謎の女性ライター『私の上司は話が長い』
  • [餅田もんじゃ] 新進気鋭の謎の女性ライター『私の上司は話が長い』

    2014-02-19 01:10  
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    餅田もんじゃ 寄稿記事 『私の上司は話が長い』
     大学生の頃、なにがなんでも自分の話を続ける先輩がいた。その人はある日の飲み会で「日本の音楽業界がいかにダメか」という話題について語り始めて止まらなくなってしまった。そのうち、目の前に座る後輩が箸袋で手裏剣を作り始めたのを私は見ていたが、それにすら気がつかず話していた。すべては「つんく♂」が悪いのだと、その先輩は言っていた。

    そして社会人となった今、私は困っている。上司の話が長いのだ。長い。とにかく長い。会議時間が10分20分伸びるのは当たり前で、朝礼などでも立ったまま30分くらい話し続ける。一度勇気を振り絞って「腰が痛くなるので立ったまま長く話すのはやめませんか」と進言したことがあるが、次の日から座って30分話すようになってしまった。そういう問題ではないのである。

    何が悪いかと言われれば「気がつかない」ことだろうと思う。上司は若く、親切で、気配りが利き、専門分野に対する知識も見解も深いものがある。ただ「自分の話が長い」というその一点においてのみ、驚異的な無頓着ぶりを発揮する。とにかく楽しそうに、いろいろなことにまったく気がつかないまま話す。会話というよりは、発話そのものに没頭している感じだ。

    この間、象徴的な出来事があった。私は一般企業で営業の仕事をしているのだが、とある案件を進めるにあたって、彼に進捗報告をしていた時のことだ。彼は途中で私の話を遮って「それはまずいね」と言った。取引先のA社から出された要求を飲むには、社内で解決しなければいけない問題があったのだ。そして私は指摘されるまでその問題に気がつかなかった。さすが上司である。しかも彼はこれから一緒に関係部署へ確認に行こうと申し出てくれた。つくづく面倒見の良い人だ。

    早速該当の部署へ行ってはみたものの、担当のBさんは不在である。仕方がないので一旦帰ってから後で来ようとしたが、上司は「一応聞いてみよう」と言って、その場にいた女性社員Cさんをつかまえた。彼の目は輝いている。嫌な予感がした。

    「わかったらでいいから教えてほしいんだけど…」

    この前置きの後、上司は私がA社を訪問した経緯、A社の要求とその裏側の意図、A社担当者の性格、職歴、聞きたい質問、その質問に対してどのような答えが聞きたいか、そしてその回答の予測など、とにかく一切のすみずみを語った。時間にして5分ぐらいだろうが、本来であれば30秒で終わるべき質問を、5分間にわたって聞かされるというのは、かなり精神的にこたえるものがある。
    話の間、Cさんは口を半開きにして一点を見つめるという「ぽかーんとする人」の標本のような顔をしていた。きっと事情を何も知らないのだろうと、私は思った。だが上司はそれに気がつかず、目を大きく開け、ジェスチャーを交えながら雄弁に話している。楽しそうである。
    ようやく終わった話の後に、Cさんはやはりこう言った。

    「すみません、わかりません」

    そうだろう。そうに違いない。
    さあ帰ろうと上司の方を見ると、彼はその時ちょうど席に戻ってきた、彼の同期のDさんに意気揚々と近寄って行った。まさか、と思った。そして次の瞬間、そのまさかは確信に変わった。

    「Dくん、久しぶり。ねえ、ちょっとわかったらでいいから教えてほしいんだけど…」

    そして上司は、まったく同じ内容の話を繰り返した。私は横に立ち、当然同じように話を聞くしかない。本当に一言一句変わらないことを話している。レコードのように繰り返される言葉を聞きながら、この人は役者を目指すべきなのかもしれないと、ぼーっと思う。
    Dさんは最後までふんふん言いながら話を聞いて、こう言った。

    「あー、それは僕にはわからないなあ。Bさんじゃないと!」

    やはり知らなかった。全然知らなかった。
    ここは一旦引き上げるしかない。なんだかよくわからないがこれ以上ここにいるのは危険だと、本能が訴えている。私が「じゃあまた改めて」的なことを言いかけたところで、上司が大変なものを見つけてしまった。

    「あっ、Bさん帰ってきた!」

    なんてことだ。担当のBさんが帰ってきたのだ。
    いや、そもそも早く確認をしたかったわけだし、上司にわざわざ着いてきてもらったこともあるので喜ぶべきことなのだが、私には次に上司の口から出る言葉がわかっている。100%の確度でわかっている。わかっているだけに、罪のないBさんを恨んだ。Bよ、なぜ帰ってきた。あなたはもっと長くトイレにいても良かったのだ。
    そして、上司は言った。

  • [匿名記者]拡張!東京ブレイキングニュース『日本最大の暴力団山口組の今』

    2014-02-18 01:00  
    220pt
    拡張!東京ブレイキングニュース 『日本最大の暴力団山口組の今』
     ドラマ、映画、漫画では様々な形で、山口組を想像させる組織が登場してくる。我々もそれらを通して間接的にではあるが、この日本一の規模の暴力団に触れている事になる。東京ブレイキングニュースで「山口組の餅つきの様子の動画」を報じたが、餅つきしているだけで話題になる組織は珍しい。 最高幹部の姿も...山口組「餅つき大会」の投稿動画が話題に http://n-knuckles.com/street/underground/news001212.html

    六代目司忍組長が五代目渡辺芳則組長の跡を継いだのが2005年の事である。産経新聞が服役後の司組長の単独インタビューに成功したが、原則的に、取材拒否の山口組はほとんど表に出る事はない。とは言え、島田紳介引退や中田カオス問題など、芸能界を揺るがす事件の時には山口組の名前が出てくるは周知の事実だ。

    では、その日本最大の指定暴力団であり、構成員13000人を超える、この巨大組織について可能な限りお伝えしてみたい。

    山口組の最高幹部は
    若 頭 - 高山清司
    舎弟頭 - 入江 禎(二代目宅見組組長)
    統括委員長 - 橋本弘文(極心連合会会長)
    本部長 - 大原宏延(大原組組長)

    の他に若頭補佐などが執行部になる。
    これら執行部で組の方針を決め、毎月行われる月寄りで直参組長に伝えられる。直参組長は北海道から九州まで存在している。東京にも約二十五年前の八王子抗争により、山口組が進出した。関東の暴力団は「多摩川は越えさせない」とよく言っていたものだが、それもままならなくなった。
     今や、東京の繁華街、新宿、六本木を初めほとんどの街に山口組の事務所があるのは周知の事実である。この事が、関東連合や怒羅権などの準暴力団が暗躍する遠因になったのだと思われるがそれはまたの機会に。
  • [久田将義]歌舞伎町アンダーワールド

    2014-02-17 01:00  
    220pt
    歌舞伎町アンダーワールド
     先日、新宿・歌舞伎町で、ある「顔役」の方たちと、現在の歌舞伎町事情を訊いてきました。

    「この数百メートル四方の歌舞伎町に十年くらい前は二千二人のヤクザがいたが、今は千人。いても千五百人くらいじゃないか」という事でした。と言っても裏社会の人間が減っているのではなく、名簿に載っている人間が少なくなったようです。
     これは暴力団排除条例や暴対法の目をかわすため、実際にはその組織に属しているのだけれど、名簿に載せていないのだと言います。そうすると、警察側としては余計、取り締まりがしにくくなり、警察行政は自分で自分のクビを締めているのではないかと、思いました。ニコ生公式番組『都政の闇』でも僕は、このような事を発言しました。

     また、十五年くらい前になるでしょうか。石原都知事就任前後の話です。当時は暴対法、暴排条例も厳しくなく(暴排条例は施行されていなかった)、歌舞伎町を住吉会、極東会などが十人以上で決まった(と思われる)コースをぐるぐる回り、いわゆる地回りというものをやっていました。これはヤクザのデモンストレーションの意味もあり、また悪質なキャッチに対するけん制も含まれていたと思われます。

     僕が歌舞伎町を歩いていると、前から集団が歩いてきましたが、視力が悪いため、どんな人たちかわかりません。酔っぱらったサラリーマンの集団かと思い、少しイラッとしながらど真ん中を突っ切ってやろうとしましたが、近づいてみると、ヤクザの集団だったのであわてて、横道に逸れた事があります。

     確かに、ヤクザが集団で歩いているとおっかないです。治安が悪いように見えます。実際、その頃は毎晩、どこかの組員が喧嘩をしていたと言います。そして、実際ヤクザは怖いです。しかし、わかりやすい恰好をしていれば、多くの人が僕のように身をかわすでしょう。

     ところで、歌舞伎町という街の造りは意外とわかりやすく、以前『ニコ生ナックルズ』(現・ニコ生タックルズ)時代に「アウトローニュース」で解説しましたが、大きな幹線道路四つに囲まれた小さな盆地状の街だと思ってください。以前は沼地でした。因みに、東京の繁華街の多くは盆地であったり、沼地や池がありました。六本木、池袋は池や沼に由来する、神社や土地があります。渋谷は盆地状の街です。たぶん、これには何らかの意味があるのでしょうが、それはまたの機会に。

    歌舞伎町は靖国通り、職安通り、明治通り、小滝橋通りに囲まれています。街には並行して一番街、セントラル通り、さくら通り、あずま通り、区役所通りが通っています。歌舞伎町に飲みに来る人は一番街やセントラル通りが馴染み深いでしょうか。ドンキホーテがあり、『龍が如く』のイメージはこのあたりです。

     因みに「アウトローニュース」で解説した通り、生主の方たちがここで外配信をする際は、十分気をつけていただきたいです。外国のテレビ局や民放のテレビ局が歌舞伎町を撮影しようと、新宿署に許可を取ったはいいけれど、裏社会の人間に見つかってカメラを壊された話もあります。外配信が歌舞伎町で無事にいったとしても、それは運が良かっただけかも知れません。

     最近は悪質なキャッチが多く、特に黒人などのキャッチは手に負えない場合があります。顔役たちも僕の見解の同意で、「確かにそうだよな。一言、俺たちに通してもらえればそんな事にはならない。だが、最近さ悪さするキャッチが増えてなあ」と言います。

     歌舞伎町のセントラル通りだと思いますが、右に有名な某ラーメン屋がある道を歩いていたときの事。キャッチが僕に声をかけてきました。十メートル以上、ついてきたでしょうか。僕はたまらず「店とかに行く予定はないから」と言いました。僕の言い方も確かに、乱暴でした。するとキャッチは「どこにも行かねえんだったら歌舞伎町なんかに来るんじゃねえよ」と捨て台詞を投げて、立ち去ろうとしました。僕が「おい、今、何て言った?」と返すと、キャッチはいきなり、タバコをこちらに向かって投げて、突進して来たのです。
  • 「佐村河内守氏問題・ソチ五輪から2020年東京五輪を考える・ロフトプラスワン途中退席した訳」ニコ生タックルズマガジンvol.51

    2014-02-14 01:00  
    398pt
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                                       2014/02/14      久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン                                 vol.51   □日本で一番危険なWEBマガジン。ニッポンの闇をさらけ出せ!□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長、 現『東京ブレイキングニュース』(旧・日刊ナックルズ)( http://n-knuckles.com/ ) 編集長 の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメ ディア」を始めました。その名も「久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン」。久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。
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    《TS視聴可能な番組》
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    《目次》
    01. ゴーストライター経験がある文筆家本橋信宏氏が分析!佐村河内守氏問題で一躍注目を浴びた裏流行語大賞「ゴーストライター」 02.[藤木TDC]東京都舛添新都知事誕生「ソチ五輪から2020年東京五輪を考える」 03.[久田将義]拡張!東京ブレイキングニュース『僕がロフトプラスワンで途中退席した訳』
  • [久田将義]拡張!東京ブレイキングニュース『僕がロフトプラスワンで途中退席した訳』

    2014-02-13 01:00  
    220pt
    拡張!東京ブレイキングニュース

    僕がロフトプラスワンで途中退席した訳


     二月九日、東京都知事選の翌日、新宿・歌舞伎町のトークイベントスペース「ロフトプラスワン」で都知事選候補たちをゲストに招いて、イベントを開いた。 その模様は「東京ブレイキングニュース」(TBN)掲載、プチ鹿島さんの「久田将義退場事件」 http://nknuckles.com/serialization/pkashima/news001213.html
    に、鹿島さんらしい、興味深くユニークに描かれている。
    では、当事者の僕がなぜ途中退場したのか、自分目線で語ってみたい。(前もって言っておくが途中退席なので、当然ギャラはもらっておらず、また頂く気もない。当たり前であるが、もし気になった方がいると思い、お断りする次第である)。

     因みにこの日は、運営の石村さんが罰ゲーム『心霊スポット・千駄ヶ谷トンネルを独りで生放送』という番組が配信されたが、ロフトプラスワンの方が最初にアポイントが入っていたため、そちらを優先させて頂いた。石村さんにはこれからも「心霊スポットハンター」として、廃墟などガンガン独りで行ってほしいと願っている。

     ロフトの話に戻ろう。このイベントは「時事ネタプラスワン」と称して、司会プチ鹿島さん、ライター畠山理仁さん、僕、の三人が去年に始めたものである。そして、都知事選後、舛添新都知事、細川護煕氏、宇都宮健児氏、田母神俊雄氏などに呼びかけたが、選挙翌日という事もあって、ほとんどの方が疲労の為欠席であった。

     ロフトプラスワンでイベントを開いている家入一真氏やニコニコ生放送出演経験のマック赤坂氏も欠席だった。赤坂氏は投票日前日に、六本木で酔っぱらっているところを警察官に職質され「あんた、明日投票日だろ」と説教されていたのかも知れない、という疑惑を直接聞きたかったのだが。これもTBN(東京ブレイキングニュース)に掲載している。http://n-knuckles.com/case/politics/news001205.html

     さて、当日、登場したのはドクター中松氏、ないとうひさお氏、ひめじけんじ氏、根上隆氏である。経済ジャーナリストの須田慎一郎氏にも加わって頂いた。前半のないとうひさお氏、ひめじけんじ氏は真面目に自分の論を、司会の鹿島さん、畠山さんのリードに従って展開していく。須田さんも、都政の問題点について解説していくという極めてまっとうな雰囲気だった。僕も畠山さんの熱心な取材ぶりには頭が下がる思いだった。

     少しの休憩をはさんで、第二部が始まった。ここからが問題である。まずはプラダのコートを着たドクター中松氏が登場。中松氏は変わり者と思われる読者の方もいらっしゃるかも知れないが、突拍子もないアイディアを語る割に、実は理路整然としていて「人は、やはり会ってみないとわからないものだな」と改めて、取材の原点を思い起こされた。

     ……と、呼んでいないのに客席から黒いセーターにクロスのネックレスをかけた人が壇上に近づいてきた。客かなと想像した。ロフトプラスワンはこういう事がよくあるので、壇上に上げても良いかなと思ったが、その人が根上隆氏だった。そしてまだ時間ではないのに、壇上に上がってきた。

    「まあ、仕方ないな。酒も入っているみたいだし(未確認)」とこの時は思っていた。そんな事を言えば、昨年の『ニコニコ超会議』の際は吉田豪氏、ニポポ氏と僕のイベントでは飛び入り参加の福島から来た一般女性が、どうしても主張したい事がある、というので上げている。スタッフは大慌てだったらしいが、ロフトプラスワン等のイベントに慣れている僕たちとしては、「まあアリだよね」くらいのテンションだった。

     しかし、この根上氏は違った。「革命家」と自称。警官に対して刃物で威嚇したという人物らしい。マック赤坂氏が共演NGを告げた御人だ。ものすごくタチが悪い。というか、変人である。いや、変人なら変人で良いのだが、客席にはお金を払ったお客さんがいらっしゃるし、中松氏、須田氏の邪魔は止めてもらいたかった。またイベントが台無しになるという事は、主役であるお客さんの顔をつぶす事になる。そう思った。

     鹿島さん、畠山さんの言葉を聞かず、ずーっとマイクを離さない根上氏の様子を見て、僕は鹿島さんの原稿によると、こう言ったらしい。

    「何だよ、あいつ」

     覚えてはいないが、そのあとに言葉を発したとしたら凄んだ感じになると思い、自重した。ただ、既に身体と頭は戦闘モードに入っている事は自覚していた。で、感じた。「これは(僕が)ヤバい」と。