2017年5月12日号：ニュースに一言

●「ヤマトの逆襲」が始まりました。と、言っても南の海底から戦艦大和が蘇って来たわけではなく、宅配業界最大手のヤマト運輸が、大幅な営業方針の見直しに着手することになったのです。

今までは少々単価が低くても、数量でそれをカバーする所謂「薄利多売」方式を採っていましたが、その結果、荷物の量が増えすぎてスムーズな配送自体が立ち行かなくなってしまっての決定です。見直しの内容は配送料の値上げだけでなく、取り扱い数量の削減を現状の取引先に依頼することも含まれています。