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タグ “百田尚樹の日本史” を含む記事 51件

百田尚樹の日本史(49)

 一月一日に、紀伊國屋書店新宿店にお邪魔して『日本国紀』と『日本国紀の副読本』にサイン本を作りました。それを同店がツイッターで書いたところ、共産党を支持する某弁護士がこのことに激怒し、「今後は紀伊國屋書店では本は買わない」とツイッターで宣言し、多くのサヨクのジャーナリストや活動家が賛同しました。  どうやら彼らにとっては、『日本国紀』は書店で売るべき本ではなく、そのサイン本を大々的に宣伝するという行為は許されざるものという理屈らしいです。  これは実におぞましいことです。本を嫌いなのは本人の勝手ですが、書店には何の関係もないことです。自分の嫌いな著者や本を売る書店を攻撃するのはもってのほかです。  しかし実はこれがサヨクの典型的な思考と行動です。歴史上、共産主義国には表現の自由はありません。それらの国では、共産党が認めた本しか出版されず、共産党が「許さない」と認めた本は直ちに回収・絶版となり、著者は牢獄に入れられます。  今回の私の本に対する一連のサヨクのツイッターは、彼らの思考の一端を教えてくれました。           『日本国紀』49         ゾンビのように蘇る自虐思想  

百田尚樹の日本史(48)

皆さん、新年おけましておめでとうございます。 新年最初の配信が遅くなってすみません。正月気分が抜けなかったようです。 今年は、念願だったオフ会をやる予定です。昨年に計画していたものの、『日本国紀』や『日本国紀の副読本』の発売で、さらに鼻の手術などがあり、年明けとなってしまいました。 現在、会場を捜しています。今しばらくお待ちください。   さて、『日本国紀』は今回から13章「日本の復興」です。 日本は昔から何度も大災害や大火事に見舞われてきました。しかしその都度、民衆は立ち直り、町や村を復興させてきました。 そしてその驚異的な力は、大東亜戦争でボロボロにされた時も発揮されたのです。戦後わずか20年余りでアメリカに次ぐ世界第二の経済大国にまで復活したのです。しかしそれは簡単な道のりではありませんでした。私たちの父や祖父が死に物狂いで働いたからこそ、成し遂げられたことです。       『日本国紀』48            第十三章  日本の復興           「大東亜戦争」が終わった時点で、日本は世界最貧国の一つだったが、昭和二〇年代半ばから驚異的な復興を遂げた。あらゆる産業が蘇り、みるみるうちに国力においてヨーロッパ諸国に迫っていく。  

百田尚樹の日本史(43)

 ついに『日本国紀』が発売されました。  おかげさまで、各書店で売れ行き一位を記録しています。  このメルマガをお読みになっている皆様の中にも、ご購入された方がおられると思います。この場をお借りして、御礼を申し上げます。  ただ、諸事情でまだご購入されていない方もおられると思います。  連載はまだもうしばらく続けます。    ところで、前から申し上げているように、年内に、「百田尚樹チャンネル」のオフ会を計画しています。  ただ、折れた鼻の手術や、講演その他のスケジュールが立て込んでいるため、まだ日を特定できずにいます。申し訳ありません。  決まり次第、「百田尚樹チャンネル」で報告、あるいはこのメルマガにてお知らせいたします。そのときは、是非、お越しください。    さて、今回はいよいよ大東亜戦争です。  日本の歴史史上、最大の戦いであり、最大の悲劇です。  書くのも辛かったですが、おそらくお読みになる読者の皆さんも、辛い気持ちになると思います。しかし、この悲劇を見つめなおすことで、見えてくる明日があると思っています。                    第十一章 「大東亜戦争」                  昭和に入ると、世界は急速に不穏な空気に包まれ始めた。  

百田尚樹のテレビでは伝えられない話

ベストラー作家・構成作家の百田尚樹が、仕事・政治・プライベート等、様々なジャンルについて語ります。このメルマガでは、「メインコーナー」と毎回その週に報じられたニュースを切る「ニュースに一言」の二部構成でお届けします。

著者イメージ

百田尚樹

1956年2月23日生まれ、大阪市東淀川区出身。 在学5年目で大学を中退した後は、放送作家の道へ進み、「探偵!ナイトスクープ」、「大発見!恐怖の法則」、「世界痛快伝説!!運命のダダダダーン!」(ABC)などの番組構成を手掛ける。2006年、50歳のとき『永遠の0』(太田出版・講談社)で小説家としてデビュー。2010年、『ボックス!』(太田出版・講談社)が映画化。2012年、『海賊と呼ばれた男』(講談社)で2013年の本屋大賞を獲得。2013年、『モンスター』(幻冬舎)、『永遠の0』が映画化。『永遠の0』は翌年、第38回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ8部門で最優秀賞受賞。

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