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記事 21件
  • 「こだわり消費」本格化?

    2017-05-18 23:45  
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     今日NHKの午後7時のニュース見てたら、「こだわり消費」が取り上げられていました。キーワードそのものは今に始まったことではないのですが、途中興味深い事例が紹介されていました。 うろ覚えで間違っているかもしれませんが、ある女性が北欧のデザインに統一したくて、服やバッグをオーダーメイド5点で2万円で注文したとか。中一の息子が「安!」と叫んでたのが印象的でした。そんだけこだわって2万円ならやすいですよね。ちなみに紹介されていたのは、 nutte だったようで、twitter 検索したら紹介されたと出てきました。(内容間違ってたらごめんなさい)
    こだわり消費でnutteを取り上げていただきました!!#nutte #こだわり #NHK #ニュース7
    ― nutte -ヌッテ- (@nutte_official) 2017年5月18日
     もちろん量販店の服やバッグよりは高いですけど、いわゆるブランド品に比べたら全然安いですよね。 アパレルは詳しくないですけど、流行の服は、一瞬で量販店が作って出してわっと広がってみたいなことになっていて、利益が出にくくなってるみたいな記事をこないだ読みました。 そんな中、流行とかとは離れたところで、自分の欲しい服やバッグが手に届く値段で手に入るようになっていたわけです。 ちょうど前回、 [S] 日本を変える漁師のモーニングコール  でこれからはココロが豊かになるサービスと書いたところですが、このオーダーメイドの服にしても、商品はモノですが、流行とかブランドという画一的な価値観から離れた個人個人の好みに寄り添った、ココロが豊かにする商品としての位置付けができます。 昔はそれは高価だったけど、普通の人でも手が届く範囲でできるようになっているのです。 マスができるという意味で、「こだわり消費」はいよいよ本格化しているのかもしれません。その背景には、やはりモノを豊かにする時代が終わり、ココロを豊かにする時代になろうとしていることがあるのです。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 「tabica」というサイトが提供するこだわりツアーもやってましたね。フツクロウ: ホホウ。ミライ: しかも、こないだ話した 

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  • [S] 日本を変える漁師のモーニングコール

    2017-05-17 22:15  
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     いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める記事[S]です。  これいいですよね。 朝にめっちゃ強い漁師が起こしてくれるモーニングコールサービス 魚の写真も届く? ? すでに一仕事終えてる漁師さんがモーニングコールしてくれて、場合によっては魚の写真送ってくれて、さらには悩みも聞いてくれるらしい? こういうサービスが今時ではないでしょうか。 昔はモノを豊かにする時代で、これからはココロを豊かにする時代で、たとえばこういうのがココロを豊かにするサービスです。こういうのがこれから爆発的に増えます。このサービスだけでは日本は変わりませんが、こういうのが爆発的に増えて、日本はココロが豊かな国になります。 今の社会は、未来から見れば、そういうサービスがほとんどない、「何もなかった」貧しい時代に映ります。 ココロを豊かにするサービスとは、こんな風に、小さい規模のが主流になります。人はそれぞれ違うので、その人ごとにココロが豊かになるポイントが違うのです。モノはスマホのように極めてたくさんの人に必要とされることもありますが、ココロを豊かにするサービスではそういうことは起こりにくいです。 つまり少量多品種であって、すなわち、多くの人が新しいサービスを生み出さなければなりません。それが今までなかなかココロを豊かにするサービスが増えなかった理由だし、これからはどんどん増えるのです。誰にでもイノベーションが起こせる時代になったのですから。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: こないだ秋葉原にメイドさんがトレーナーになってくれるメイドジムができました。フツクロウ: ホホウ。 

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  • 日本を変えるパン屋革命

    2017-05-16 22:30  
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     「すごすぎる」――地方のパン屋が“AIレジ”で超絶進化 足かけ10年、たった20人の開発会社の苦労の物語 (1/5) - ITmedia NEWS  日本を変えるのは、こういう発明です。 お客さん自身がパンをトレイに取りレジに持ってくるのは、街のパン屋さんで普通の風景ですが、少量多品種の街のパン屋さんで、そのレジ打ちは大変です。私はいつも「すげー、おいらにはできねー」と思ってましたし。 実際やっぱり大変で誰にでもできるわけではないそうです。私の生活圏にあるスーパーマーケットのパンコーナーでは、100円均一が当たり前になっています。 が、人材不足は街のパン屋も襲っているようで、パン屋のレジ打ちを自動化するシステムが開発されたそうです。 しかもそれを開発したのは「たった20人の開発会社」。大企業はこういうニッチなところは必要な規模を確保できないので手が出ません。エリートの大半が大企業に行っているとするならば、エリートには「パン屋のレジ打ち問題」は解決できないのです。 ですから、この問題はエリートでない人たちで解くしかありません。で、解けたのです。(もしかしたら、もともと希少種のエリートの中のさらに希少なレールをはずれたエリートかもしれませんが・・・・) この調子で、非エリートでよってたかって「パン屋のレジ打ち問題」級の問題が次々解かれ、日本はどんどん変わっていくことでしょう。
    《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 詳しく経緯が書いてあって、面白い記事ですね。フツクロウ: くっついてるパンは人間が画面で離すところが見事じゃな。
     

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  • イクメンやるなら、やろうワンオペ

    2017-05-15 18:00  
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     今日、ようやくみました。ワンオペ育児CM動画。忙しかったのと見るの恐かったもので。  【更新】おむつCM動画のワンオペ育児に賛否 メーカー「理想と現実の違いを伝えたかった」  噂通り、フラッシュバックしますね。最近この当時の辛さは思い出そうとしても思い出せなかったのですが、この動画みたら見事に思い出しました。 私は多少は赤ん坊の育児に参加しましたし、ひとつ意識したのは、単なる手伝いだけでなく、ワンオペすることでした。ある時間帯は全部やる。その間奥様を解放するのです。 そりゃ、全体からすればほんのわずかの時間ですけど、少しでも思い切り休んでもらうために。 そりゃ、私がワンオペした時間なんて、全体からすればほんのわずかの時間ですけど、それでもしましたから、このCMは見るの辛いです。そのCMの前半、赤ちゃんかなりの時間泣いてますけど、体感それくらいいつも泣いてましたし。ほんと泣き止まないし寝ないし……。 でもって、このCMに批判ありますけど、多分うちの奥様が回想したってこうなると思いますよ。私はそれなりに手伝ったはずですが。 なにしろ私が仕事に出てる間はやっぱりワンオペです。とても大変だったようです。ですから、彼女の回想シーンに私の登場する時間なんてやっぱり4秒だと思います。 このCMのママさんだって、パパも可能な範囲で手伝ってくれてるかもしれないけど、思い出すとこうなっちゃうだけなのかもしれません! ということで、世の中のイクメンパパ。パパも「いつか宝物になる時間」を得るために、ワンオペ育児やりましょう。それでも奥様の育児の辛さは少ししか減りませんが、助けにはなりますし、なんといってもワンオペ育児のしんどさを共有できて、話が合うようになると思います! なお、今子供は中1と小4です。赤ちゃん育ててた頃の時間はもちろん「宝物」ですけど、この辛い部分そのものは、まだ全然「宝物」じゃないです。まだまだ辛い思い出です。 いつか、あの辛い時間も宝物になるのかなあ。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 削除の予定はないそうで、そもそも問題提起として公開している姿勢がしっかり現れていますね。「さまざまなご意見をいただいていますが、動画を削除する予定はありません。父親の育児参加や周りの人のサポートが進むよう、多くの方に動画を見ていただきたいです」
    フツクロウ: ホウじゃな。 

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  • これからは人文社会科学系が稼ぐ。なんとか潰れるな

    2017-05-12 22:45  
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     今になって始まったことではないのですが、大学の文系を縮小せよという話題が取り上げられている記事を見かけました。 政官財の愚かな圧力で、大学は想像以上にヤバいことになっている   冒頭に安倍首相の言葉が取り上げられています。「学術研究を深めるのではなく、もっと社会のニーズを見据えた、もっと実践的な職業教育を行う。そうした新たな枠組みを、高等教育に取り込みたいと考えています」
     待て待て。「社会のニーズ」をいうなら、今こそ人文社会科学系の出番です。 外国人観光客を増やしたいんでしょう? 人々が日本を訪れる理由の一つに重層な歴史文化があるのは明白です。私たちはもっともっと歴史文化の研究を深化し、それをコンテンツ化することでより魅力的にしかなければなりません。歴史建造物に油がまかれたとなれば大騒ぎになる国であり続けなければなりません。 歴史文化に限らず、人文社会科学は自然科学による発展が一段落したこの国の次の発展の鍵です。いずれそのことは広く認知され、今のような偏った抑圧はなくなるでしょうが、とにかく今を生き延びなければなりません。各分野の人々がどういった社会ニーズにつながるのかみずから考え発信し、潰れないよう世論を味方につけてください。 今まではモノを豊かにする時代でしたが、今は心を豊かにする時代です。そのために人文社会科学それぞれはきっとニーズがあるはずです! ただし、少子化傾向の中、大学の定員が必要以上にあるのは現実です。 先日興味深い随想を読みました。 センター試験の廃止に寄せて この中で、大学ではもう直せないことがあると語られています。ところが現在の教育システムでは、(中略)多くの場合、理解させる事を放棄し、公式の丸暗記とその適用練習や計算のテクニックのみを訓練する。このような教育?(訓練)を小・中・高と叩き込まれると、大学入学後に更生させる事はもはや不可能となっている事は上で述べたとおりである。
     大学の人がこういうことをみずから認めるのはなかなか難しいです。これはある意味、教育は若い頃の方が重要だと認めていますから。 奨学金という名の大学ローンが社会問題となっています。大学に借金して行っても、将来それを取り返すだけ給料が増えないのです。大学費用コスパの悪い投資なのです。 ですから、誰でも大学に行くのは間違っています。大学の定員は多すぎるのですが。ですから潰れるか、安倍首相のいうように、職業訓練の色合いを強める必要はあることでしょう。 だからといって、人文社会科学系を全廃なんていうのは暴論だし、しかもそれは役に立たない研究などではなく、これからの日本の産業に必要なものです。 一人でも多く生き延びてください。それが明日の日本を豊かにします。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 中の人の知り合いに大学教授などの専門家が帯同する歴史ツアーを開催してるとこありますけど、かなり人気らしいですしね〜。フツクロウ: ホウじゃホウじゃ。 

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  • 【馬車目線】まだ新しい広告ビジネスモデルに気づかない電通

    2017-05-11 22:30  
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    この記事はミライの【馬車目線】でお送りします。
    ミライ: 久々にめっちゃイライラする記事が。 まとめサイト問題、広告の責任は? 電通幹部「品質判断は難しい」 - withnews(ウィズニュース)   偽ニュースに広告費が流れる問題についてのインタビューです。 確かに対策は難しいですが、 一般論で言えば、効率さえよければ、信頼度のレベルが低くても広告配信数やクリック数が稼げれば構わないという広告主もいることでしょう。
     という言い逃れ。まあ一回なら事実の指摘ですけど、 どこまでなにが許容されるのかも媒体や広告主によって違うと思います。
    もともと広告が掲載される媒体の質を問わない広告主がいることは先述のとおりですが、
    ――変なサイトにも広告が載ってしまいます。  何度も申しますとおり、それでいいという広告主もたくさんいます。
     全部で4回も言ってるんです。 そういう広告主が悪いとでも言いたいかのように。 電通はそういう広告主も相手にしたいということなんでしょうか? 仮に家政婦派遣で偽装して売春するサービスが横行してるとするじゃないですか。でも真面目に家政婦派遣しようとする企業は、そんなことが一切起こらないように努力するし、まずは「そんなことはうちでは絶対許さない」と決意を表明するじゃないですか。 「客の中には買春したい人がいる」のが事実だとしても、だからといって真面目な家政婦派遣業者が自社の職員が売春するのもやむなしとはなりません。 偽ニュース問題が難しいのはわかりますが、心の底では「信頼度のレベルが低くても広告配信数やクリック数が稼げれば構わないという広告」で稼げりゃいいと思ってるんじゃないでしょうか。フツクロウ: 厳しいの。ミライ: だって私たちは解決法知ってますもんw 「いいね!」で学ぶ、世界一わかりやすいお金の仕組み(その8)〜キュレーションサイトを正す方法〜   

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  • [S] 『ひよっこ』冒頭のミスで中身を誤解する

    2017-05-10 21:45  
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     いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。  今のNHKの朝ドラ『ひよっこ』素晴らしいですね。その良さを伝えるのがすごく難しいのですが、当時の日常がとてもとても丁寧に描かれていて、感情移入しやすいというか。朝ドラで普通の日常が演じられる時は「学芸会みたい」と思うことが多いだけに、『ひよっこ』はいいです。 ヒロインは母とほぼ同じ年生まれで、母親も地方から都会に出てた時期があるので、きっとこんな生活をしていたんだろうなあと、毎日見るのが楽しみです。 さて、最初、まさかこんな丁寧なドラマだとは思ってませんでした。なぜって、一番冒頭のタイトルで、黄色のローラーでピンクの部分塗ってるじゃないですか。隠れた意図があるのかもしれませんが、単なるミスにしか見えなくて、雑な話なんだろうなといきなり先入観を持たされました。 今からでも直してくれないんでしょうか。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: NHKが本気であざといですよね。今回・・。フツクロウ: ホッホ。 

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  • 将来予測が当たらないわけ。

    2017-05-09 23:45  
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     前回は人手不足の話題でしたが、同じタイミングでこんな記事が出てました。 日本にとって人手不足はどれほど深刻なのか 今後10年を見ると過度に悲観する必要はない | 国内経済 - 東洋経済オンライン   この中で興味深い記述がありました。
    10年前の2007年12月に公表された厚生労働省の雇用政策研究会の報告書 では、2017年の労働力人口は「労働市場への参加が進まないケース 」で2006年と比べ440万人減少、「労働市場への参加が進むケース 」でも101万人減少すると見込んでいた。当時は筆者も含めほとんどの人は労働力人口が減少すること自体は避けられず、急速な減少に歯止めをかけることが課題と考えていた。
    しかし、実際の労働力人口は予想を大きく上回り、2016年には6673万人と2006年の6664万人から9万人の増加となった。

     10年前の予想は完全に外れました。少なくとも100万人減ると考えられていたのが、減るどころか9万人の微増。 予想をはるかに上回る社会の変化が起きたのです。 この問題は4年前に分析したことがあります。 【馬】私たちの給与を押し下げたもの。見透かされた共働き。   1997年ごろから平均給与が減っていくのですが、それとともに、共働き世帯が増加したのです。 女性がどんどん働くようになるものの、実は本質的には仕事は増えず、つまり労働者が余るため、給与が減っていったのではないかということです。それが進めば、男性だけの収入では生活できない世帯が増え共働き世帯が増えるというある意味悪循環が進みました。 そのような背景の10年前には、労働者人口の動向は読みきれなかったようです。安い給料のために、人口が減ろうともより多くの人が「働かざるをえなかった」という現実です。 その裏では人余りを背景にサービス残業増加などの労働環境悪化も進んでしまいました。 しかし、今はまたさらに状況が激変しています。人口減少による人手不足のために、賃金が上昇を始めただけでなく、残業未払い問題で手取りが増える傾向も加わっているのです。前回紹介したように。 ですから、一般的な将来予想はとことん疑ってかかりましょう。人口減少で社会はジリ貧というイメージが先行していますが、レジリエンスというような言葉がはやるように、社会は変化にしたたかに対応していきますし、今のところ人口減少はかえって日本に良い影響を与えているのではないかと思えるほとです。冒頭で紹介した記事もそういった論調です。 なんてったって、私たちはめいめい必死に生き抜いているのですから。いつだって過去の人たちは未来の人を侮っているのです。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: なんか、その記事、最後のまとめが気になります。フツクロウ: ホウ。 

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  • 残業未払い問題で景気がよくなる

    2017-05-08 23:30  
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     最近、ブラック企業問題に関連して、残業未払い問題が様々な企業で取り上げられています。 それは特定企業だけの問題ではなく、日本社会全体の問題で、今後は多くの企業で残業代をきちんと払っていくことになるでしょう。 この問題は人手不足問題を加速します。 今までは雇用が少なかったので、今までは雇用が少なかったので、サービス残業が横行しました。みんなやってるし、嫌なら辞めればみたいな驕りが蔓延していたのでしょう。 しかし、時代は人手不足。売り手市場になり、今まで黙殺されていたブラック企業問題が明るみになりました。残業未払いもです。労働者たちは、払うべきもの払わないなら辞めてやると言えるようになったのです。 これによって、実質的に人々の手取りが増えます。あるいは、企業は残業代を減らすために、こんどこそ本気で労働の効率化に取り組むかもしれません。実際には両方が少しずつ起こるでしょう。 人々に使うお金と使う時間ができるのです。景気を良くするのに必要なものです! 逆に言えば、今までどんなに景気を良くしようにも、残業代も払われずお金を使うべき時間も与えられなければ、景気の良くなりようがありません。 高度成長期はちょっと景色が違いました。モノが中心の時代でしたから、どんなに忙しくたって、モノを買えば消費ができます。どんなにそれが使われないとしても。 しかし、世の中はサービスの消費が中心に。サービスの消費にはサービスの受け手の時間が必要だったり、受け手がその場に出向く必要があります。国民が残業で仕事ばかりしていると、どんなに働いてもその消費者がいないのです。景気の良くなりようがありません。 残業未払いが解消するにつれ、人件費は実質あがりますから、物価も上がるかもしれません。でもそれ以上にサービスの消費者が増えることによる消費増加が上回るのです。 サビ残、どんどん減らして行きましょう。 それこそが私たちの景気を良くするのです! なお、先日の 企業の論理が変わった日  の《ワンポイントミライ》では、人手不足によってデフレが食い止められると紹介しました。これとのダブル効果も期待できそうです。《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 皮肉なもんですねえ。フツクロウ: ホウじゃなあ。 

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  • どんどん広めよう新しい常識

    2017-05-02 20:30  
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     こういうのは一つの市の消防局にとどまらず、全国規模でがんがんお知らせすればいいと思います。 救急隊員の食事は...「お願い」が波紋?   忙しい救急隊員がその合間に病院の売店で食事を買うことに、イチャモンつける人がいるというので、お知らせを貼ったという話。 忙しいから制服で買わざるをえないのでしょう。休憩すべき格好になって食事をして、十分な息をつく、なんて休憩を取る時間がないのでしょう。 なんて想像もできずにクレームを入れる人は、私がブログをしている経験によると、だいたい1万人に一人くらいいます。 でもこうやって公式にお知らせしてくれれば、今度はそれが普通だよね?常識だよね?と思うその他大勢が抑止力として働き出せます。今までそのお知らせがなければ、制服で食事を買うの是非は水掛け論にひきづりこまれてしまいますが、元組織が堂々とそうするといえば、その他大勢が、大勢で加勢することができます。 以前鉄道の運転手が水分補給することについての是非が問題になったこともありますが、摂らなくて運転中に熱中症で病院に搬送されるような事態もあるわけで、当然水分補給はしなければなりません。それだって、公式にガンガンお知らせしてくれれば良いです。 それでももしこういうのにクレームする人がいるとします。 でも、組織の方は「正当な理由があって認めています」と返せます。 それで納得できなければ、ネットで大騒ぎするかもしれません。 でも、そしたら今度はその他大勢が「お前が非常識だ」と諌められます。 昔と違って今の問題はネットで炎上することですが、救急隊員の買い物のような問題は、公式の見解がないから水掛け論で炎上するだけであり、あらかじめそういうもんですときちんと理由と共に公式に発表しておけば、1万人に一人の大騒ぎなどすぐに封じ込めることができます。 炎天下の中、道路上で交通整理する人たちなんかも当然水分補給が必要です。それもどんどん広報しましょう。 それを繰り返せば、やがてそれらは常識として定着することでしょう。 ちなみにこれらのことは、昔であればとやかく言われることはなかったでしょう。「24時間働けますか」なんて言ってたバブル経済の後遺症と、最近のSNSの発達が重なった一過性の異常事態です。 地道に潰していけばそのうちおさまるのです。 《ワンポイントミライ》(?)ミライ: 実はこの問題は昔からありますよね。「このトイレは従業員も使用します」の張り紙。フツクロウ: ホッホ、あるの確かに。 

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