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記事 3件
  • 田原総一朗 焦る橋下徹市長が、今やるべきことはこれだ!

    2014-02-19 19:27  
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    橋下徹さんが大阪市長を辞職して、出直し選挙に再出馬する意向を表明した。橋下さんの行動に対して、「自分勝手だし、そもそも大義がない」「選挙にかかる税金の無駄遣いだ」などといった非難が集まっている。
    この騒動の大元には、橋下さんが提唱してきた「大阪都構想」がある。大阪では、大阪「府」と大阪「市」という二つの組織が、それぞれ行政サービスをしている。この「二重行政」の状態が、「おカネ、時間、そして人材のムダを生んでいる」というのが、橋下さんの主張だ。
    橋下さんの主張に対して、実はその「ムダ」はさほど大きくない、という反論もある。さらに大阪市議会の議員にすれば、都構想なんてとんでもないことだ。「市」がなくなるのだから、「市議会」もなくなる。彼らは失職するのだ。もちろん自分の足元だけを見て、反対しているのではないと信じたい。とはいえ、議員の大半が「都構想」に反対なのは事実である。
    一方の橋下さんにすれば、市議会が反対することが納得できない。橋下さんは、「都構想」を掲げて市長選挙で勝った。つまり、市民の支持は十分に得られているという自信があるのだ。 

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  • 田原総一朗 『参院選、「決められない政治」を終わらせるために、何を選択すべきか』

    2013-07-13 12:00  
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    7月4日、参議院選挙が公示された。第2次安倍晋三内閣発足後、初の大型国政選挙だ。21日の投開票に向けて17日間の熱い選挙戦が始まった。僕は現在の時点で、すでにすべての党の党首に話を聞いた。なかでも印象的だったのは、「日本維新の会」共同代表の橋下徹さんと、「生活の党」代表の小沢一郎さんだ。

    橋下さんは、正直言ってとても参っているようだった。慰安婦発言に対して、メディアからの大批判、さらに共同代表である石原慎太郎さんからも責任を問われた。その挙句に東京都議会選で敗北。打たれ強い彼にとってさえも、よほど大変な状況が続いたということだろう。

    一方の小沢さんは、人を口説く天才だ。かつて、新生党代表幹事だった小沢さんは、日本新党、新党さきがけ、公明党、日本社会党などとの連立を謀った。反自民連合を作り、細川護煕内閣を樹立させたのである。そのため自民党は、第一党でありながら野に下ることになる。小沢さんの胆力と口説きがあったからこそ、生まれた内閣であった。1993年のことだ。

    その後、小沢さんは民主党の代表となる。そして、民主党が衆議院選挙で圧勝し、第一党となった2009年、小沢さんは首相になるはずだった。ところが、その直前に公設秘書が逮捕される。西松建設をめぐる汚職事件だ。これで、小沢さんは首相への道が絶たれた。その後の検察からのリークで、メディアにさんざん極悪人扱いをされた。メディアに潰されたと言ってもいいだろう。

    今回、小沢さんに会って、その独特の「力」のようなものが、感じられなくなっていた。橋下さんと小沢さん、この野党党首2人に、本来のパワーを感じられないのは大変残念なことだ。「闘う相手は?」という僕の問いに、橋下さんは「メディア」、小沢さんは「自民党だ」と答えていたのが印象的だった。

    小沢さん、そしてまだ若い橋下さんの力を奪ってしまった「報道」とは、いったい何なのだろうか。果たしてそれは、国民のためになっているのだろうか、と考えざるを得なかった。
  • 高橋洋一「石原新党の旗揚げで『平時モード』は終わった。これからの政局では常識が通じないことが起きる」

    2012-10-29 20:01  
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    0月25日、石原慎太郎東京都知事が辞職を表明し、石原新党結成を表明した。石原新党はさっそく維新の会との連携協議へ話が進んでいる。橋下徹日本維新の会代表は「報道されるほどの違いはない。政策の大きな方向性は同じ」と語っている。 また、28日のフジテレビ報道2001で、渡辺喜美みんなの党代表は、石原新党との連携で「まったく妥協しないという意味ではない。基本政策や政治理念が一致すればいい」と述べた。これに対して、みんなの党が方針を一転させ、石原新党との連携に前向きと報じられている。

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