そのなかで、僕自身は GDC を何かスノッブな香りのするイベントだなと思っていました。

つまり、自分は長年ゲーム関係の仕事をしてきましたが、そのメイン・ジョブはゲームの宣伝であったり、販売促進であったためで、ゲームの開発者とか企画者という存在に対してある種の畏敬や譲歩をしてしまうようなスタンスをとっていました。ま、卑下するならば「どうせ俺はクリエイターじゃない・・・」というようなものです。

まずいなと・・・。そんでもって僕がフライトのカウンターに行って交渉しました。ま、時差に気が付かなくて乗り過ごしちゃったから次の便か別の便ないですか？って。そしたら、2時間後くらいに別の便があるよということで無事にベガス万歳な到着することができました。
ま、ニューヨークでジャックナイフ強盗にあった過去を考えればちょろいもんですね。

このあたりから僕の海外でのアクシデント慣れしてきます。

企業たるもの、儲けてナンボ・・・ガラケーだろうがスマフォンだろうが、とにかくお客さんがカードを購入してくれれば課金が進むというのは経済活動としては間違っていません。それを反映してのことか、かつて家庭用ゲーム市場で話題をさらったクリエイターやメーカーの凋落ぶりが激しく表れています。またソーシャルゲームの成功事例をもって、ベンチャーキャピタルなどからハデに集金した開発会社のなかにも危なっかしい会社も出てきました。ガラケーで隆盛を極めた大手のポータルサイトもスマフォンのネイティブソフト化が進む中で、いつまでも「今の給与の2割増しで・・・」というオファーも長続きはしないでしょう。

入って ( 戻ってすぐ ) すぐに「自分は他からも誘いのオファー（ま、雇用ってことでしょうかね？）やリンクトインに登録しているのでその手の誘いが結構あったが、この会社から必要とされているようなので戻った（ってやったんだ）」とのことでした。ところでリンクトインって何って聞いちゃいました。人材の登録サイトなんですね。僕はそのときに初めてしって興味本位で登録しましたが、コンタクトしてくるのは変な外資系の人材斡旋会社ばかりで、中にはメールだけで何度も同じ人から来ました。ま、無視しましたが。