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Vol.221 開高健ノンフィクション賞贈賞式のご報告
2017-11-30 14:00220ptVol.221
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
開高健ノンフィクション賞贈賞式のご報告
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●書かせてくださった皆様に感謝いたします
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読者の皆様、ご報告が遅くなり、大変失礼いたしました。
さる11月17日、帝国ホテルで集英社出版四賞の贈賞式が行われました。当日は『黙殺 報じられない"無頼系独立候補"たちの戦い』(畠山理仁・集英社)に登場する無頼系独立候補の方々にもご列席いただき、なんとか無事に贈賞式を終えることができました。
多くの方に受賞と出版をお祝いしていただき、「ライターという仕事をやめなくてよかった」と、改めて皆様に感謝する時間となりました。
マック赤坂さん、ドクター中松さん、五十嵐政一さん、中川暢三さん、立花孝志さん、高橋しょうごさん、金子芳尚さん、ご出席いただき、本当にありがとうございました。
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Vol.165 追悼・独立系無頼候補・金子博さん/御恩返しの立候補
2015-05-14 06:30209pt
Vol.165
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
追悼・独立系無頼候補・金子博さん/御恩返しの立候補
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●「東京を天国にしたい」。病院を飛び出して都知事選に立候補。
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また一人、私の敬愛する独立系無頼候補が亡くなってしまった。
2014年2月9日執行の東京都知事選挙に立候補された金子博さんが、今年5月8日にお亡くなりになったとご親族から連絡をいただいたのだ。享年85歳。
金子さんは東京都知事選挙告示3日前の昨年1月20日まで、地元・福島県白河市内の病院に入院していた。2013年11月に発覚した肺がんは、当時、ステージ4。すでに全身に転移していたため手術もできず、抗癌剤治療を受けていた。
「今の自分があるのはみなさんのおかげ。残りの人生はみなさんのために使いたい。ご恩返しをしたい。東京を天国にしたい」
金子博さんが半ば強引に病院を飛び出して都知事選に立候補したのは、そんな強い思いがあったからだ。
金子さんのガンは股関節まで侵食していた。全身にガンが転移している様子を写した写真も見せてくれた。本当であれば立つことすら厳しかったはずだ。しかし、金子さんは選挙戦最終日まで街宣車に乗り、街頭で有権者への訴えを続けた。そして投票日の2月9日には再び福島県白河市に戻り、2月14日から再び入院。その後は入退院を繰り返して療養生活を続けていた。
金子博さんは生前、福島県内でホテルや岩盤浴の施設を経営されていた実業家だった。都知事選では雪の降る中、新橋SL広場前で声を枯らしながら、
「私は中国、韓国、北朝鮮、台湾とのパイプになりたい。北京、ソウル、平壌、台北の市長に自ら会いに行き、知事のトップ外交で友好都市にする」
と訴えていた。
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Vol.147 私だけが見た! 福島県知事選
2014-10-31 18:41209ptVol.147
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
私だけが見た! 福島県知事選
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●総走行距離5500キロの成果をご紹介
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福島県知事選の取材動画、せっかくなのでメルマガ読者のみなさんに公開します。この映像は選挙期間中に放送するために編集したものだったため、各候補とも同じ時間にしています。
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Vol.146 「1強多弱」の「1強」までもが弱かった福島県知事選
2014-10-31 18:17209ptVol.146
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
「1強多弱」の「1強」までもが弱かった福島県知事選
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●おれの他に記者がいない!
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盛り上がらない、盛り上がらないと言われていた福島県知事選挙が、本当に盛り上がらないまま終わった。
投票率45.85%。史上最低に終わった前回知事選(2010年/42.42%)に続く史上2番目の低さだ。しかも前回知事選の投票日の天気は雨。今回は晴れだったのに、わずか3.45ポイントしか上回らなかった。やはり「本当に盛り上がらなかった」としか言いようがない。
県民の多くが盛り上がれなかった理由はさまざまだ。
「目の前の避難生活で手一杯でそれどころじゃない」
「誰が出ているか知らないし、誰がなっても一緒」
「野党に与党が相乗りして選択肢をあらかじめ国に奪われた」
「もう決まっているんでしょ?」
今回、福島県で取材をしていて驚いたことがある。 -
Vol.145 福島県知事選の焦点は「県政継続か刷新か」
2014-10-08 16:00209ptVol.145
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
福島県知事選の焦点は「県政継続か刷新か」
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●福島県連を抑えて「あいのり」に成功した自民党本部
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拙メルマガ既報の通り、明日10月9日に告示される福島県知事選(10月26日投票)では内堀雅雄前副知事がキーマンとなっている。
9月11日、内堀副知事は辞表を提出後に福島市内で記者会見し、県知事選に立候補することをようやく表明。東京電力福島第一原子力発電所事故後初めてとなる福島県知事選はこの時から事実上のスタートが切られている。
これまでの経緯を簡単にまとめておこう。
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