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Vol.294 【続報】森沢きょうこ品川区長の就任記者会見にフリーランス記者は出席できた。それでも解決されない問題点。
2022-12-11 06:10550pt●結果としてフリーランス記者は参加できた。
フリーランスライターの畠山理仁です。 12月7日に公開した前記事(森沢きょうこ品川区長の就任記者会見にフリーランス記者は出席できるのか https://note.com/hatakezo/n/n96e35d055605 )をご購読いただいた皆様、誠にありがとうございました。
まだご購読いただいていない方は、フリーランスの記者たちを責める前に、ぜひご一読をお願いいたします。その上でのフリーランス記者批判であれば、いくらでもお受けいたします。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私の政治・選挙取材は赤字街道まっしぐらです。もし、私が広告やプロモーションに協力する方向性を打ち出していれば、また違う人生が開けていたかもしれません。 しかし、私はお金を受け取って筆を曲げるつもりはありません。自由な立場で発信を続けることを何よりも大切にしています。そのため、取材にかかる経費はすべて自分で負担しています。つまり、まったく儲かる構造ではありません。
そんな中、購読者の皆様のお支えがあると、「もうやめよう」と毎日のように浮かんでくる気持ちが少しだけ遠のきます。ご購読いただいた皆様には感謝の念しかありません。本当にありがとうございます。
さて、品川区長の就任記者会見について、その後、進展がありましたのでご報告いたします。
結論から言うと、森沢恭子品川区長の就任記者会見は12月9日(金)午前10時から10時30分にかけて行われました。そして、その場にはフリーランス記者も複数名参加しました。
結果をみれば、当然のことが行われたに過ぎません。しかし、そこに至るまでには、不可解かつ不愉快な出来事がいくつもありました。結果オーライで済ませられることではなく、その経緯は事実として残さなければなりません。
前回の報告と重複する部分もありますが、新区長就任記者会見をめぐって品川区役所で何が起こっていたのか。フリーランス記者たちがなぜ怒っていたのかを正確に知ってもらうためにも記録を残します。 品川区役所の職員、森沢恭子区長には、二度とこのような間違いを犯さないでほしいと願います。
以下、この間の経緯です。
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Vol.266 塩田康一・鹿児島県知事に「オープンな記者会見」への出席を依頼
2020-08-11 14:30550ptVol.266
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
塩田康一・鹿児島県知事に「オープンな記者会見」への出席を依頼
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●フリーランス記者たちが「清流会」を立ち上げて記者会見を提案
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本日8月11日(火)正午、鹿児島県PR・観光戦略部広報課あてに一通の依頼書を送りました。文書のタイトルは「塩田康一鹿児島県知事・記者会見出席のお願い」です。
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Vol.265 鹿児島県知事記者会見、一歩前進。
2020-07-22 01:20550ptVol.265
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
鹿児島県知事記者会見、一歩前進。
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●フリーランス記者にも質問が認められることに
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速報です。7月28日(火)に予定される鹿児島県知事の就任記者会見で、フリーランスの記者にも質問が認められることになりました。
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Vol.261 安倍晋三首相の記者会見に「行儀よく」参加して大失敗した件
2020-05-16 12:00550ptVol.261
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
安倍晋三首相の記者会見に「行儀よく」参加して大失敗した件
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●新型コロナ対応の首相会見に二度目の出席
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5月14日、私は新型コロナウイルス感染症対策についての安倍晋三首相の記者会見に二度目の参加を果たしました。
新型コロナ対応の記者会見は、4月7日の記者会見からは「抽選」になりました。会見会場も従来の官邸会見室から、官邸2階大ホールへと変更されています。
座席数は従来120席近くありましたが、新型コロナへの対応で徐々に席の数が減らされてしまいました。
抽選が始まった4月7日からの案内には、次のような文言が加わるようになりました。
「※いわゆる3つの「密」を避けるため、今回は事前登録を行っていただいた方(常勤幹事社を除く)のうち抽選に当選した方のみご参加いただきます。
当選された方にはなるべく早くこちらからご連絡させていただきます。」
現在、首相会見の記者席はわずか29席しかありません。基本は1社1名。椅子と椅子の間には2m近い距離が取られています。そのうち19席が内閣記者会の常任幹事社の指定席。残りの10席を「抽選」で選びます。 -
Vol.150 秘密保護法違憲訴訟は今どうなっているか
2014-11-20 23:50209ptVol.150
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
秘密保護法違憲訴訟は今どうなっているか
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●フリーランス記者の待遇
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秘密保護法の施行が12月10日(水)に迫っています。そこで今回はフリーランス表現者43名による秘密保護法違憲訴訟について報告したいと思います。
今年3月28日、筆者を含むフリーランスのジャーナリスト、ルポライター、ライター、編集者、写真家、映画監督などの「表現者」43人が国を相手取り、昨年12月に成立した特定秘密保護法の違憲・無効確認と施行差し止めなどを求める訴訟を東京地裁に提起しました。それは秘密保護法が我々フリーランス表現者の仕事に甚大な悪影響を与えると考えたからでした。
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Vol.130 秘密保護法違憲訴訟、原告席、傍聴席とも満席
2014-06-30 02:00209ptVol.130
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
秘密保護法違憲訴訟、原告席、傍聴席とも満席
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●裁判所も「注目の裁判」と認め、傍聴券は抽選に
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みなさんこんにちは。フリーランスライターの畠山理仁です。
読者の方はすでにご承知かと思いますが、6月25日(水)午前11時から、東京地裁803号法廷で、フリーランス表現者43名が提起した「特定秘密保護法違憲確認訴訟」の第一回口頭弁論が開かれました(谷口豊裁判長)。
この裁判の内容を簡単に言うと、フリーランスのジャーナリスト、ライター、編集者、カメラマン、映画監督など43人が原告となり、「特定秘密保護法は憲法違反であることの確認を求める」「憲法違反であるから施行の差し止めを求める」「原告1人あたり10万円の国家賠償を求める」裁判です。
43名の原告が裁判期日決定後から「change.org」などを通じて再三呼びかけたこともあり( http://chn.ge/1mDkAma )、51席の傍聴席が満席となることが予想されました。そのため裁判所は裁判の前日になって傍聴券の抽選を行うことを決めました。
結果的に70名以上の傍聴希望者が、抽選締切の10時40分までに東京地裁1階正面入口の抽選場所に来てくださいました。本当にありがとうございます。
当初は先着順に傍聴席に入ってもらう予定とお知らせしていましたが、急遽、抽選が決まったために傍聴できなかった方も出てしまいました。また、抽選があることをご存じないまま、直接、法廷に向かい、入場できなかった方も出てしまいました。
大変申し訳ありません。今後も正確な情報を迅速にお知らせして行こうと思っていますので、引き続きご注目下さい。
今回、抽選が行なわれることになったのは、裁判所が世間の空気を注意深く見守っていることのあらわれだと思います。原告側は当初、裁判所に「何名傍聴に来るかわからない。今回は先着順でいいのではないか」と伝えてありました。それが抽選になったのは「change.org」で署名が400名を超えたこと、また、社会の注目が高まっていることを裁判所が認識したからだと考えられます。これは非常によい傾向だと思います。裁判所もしっかりと審理してくれることが期待できるからです。
次回の裁判も抽選になる可能性が高いと思いますが、今回以上に傍聴希望者が東京地裁に集まってくださることを望みます。また、抽選になるかどうかも、早めに裁判所から告知してもらうよう求めています。たくさんの方がこの裁判に注目している、という事実が、大変重要なのです。裁判の進行については、今後もわかり次第、お知らせしていきたいと思っています。
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Vol.127 特定秘密保護法訴訟、第一回裁判期日は6月25日
2014-05-13 07:00209ptVol.127
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
特定秘密保護法訴訟、第一回裁判期日は6月25日
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●6月25日(水)午前11時。東京地裁にぜひお越しください!
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フリーランス表現者43名が東京地方裁判所に「フリーランス表現者による特定秘密保護法訴訟」を提起したのは3月28日のこと。
その後、東京地方裁判所と日程などの調整をした結果、同訴訟の第一回裁判期日が決まりました。
【「フリーランスによる特定秘密保護法訴訟」第一回裁判期日】
6月25日(水)11時〜 東京地裁第803号法廷
東京地裁民事第38部・谷口豊裁判長
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Vol.119 「特定秘密保護法訴訟」の原告になりました
2014-03-31 20:00209ptVol.119
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『そこそこ週刊・畠山理仁』
「特定秘密保護法訴訟」の原告になりました
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●3月28日に東京地裁に訴訟を提起しました
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3月2日のメルマガでお知らせした通り、3月28日(金)の午後、「特定秘密保護法の違憲確認と施行差し止めを求める訴訟」を東京地方裁判所に提起しました。
3月2日〜3月17日まで「フリーランス表現者」の皆さんに広く参加を呼びかけたところ、最終的には私を含む43名が原告となりました。大先輩はもちろん、これまで面識のなかった方も原告として参加しているため、非常に心強い限りです(文末に原告一覧)。
今回の裁判は2本立てです。一つは特定秘密保護法の違憲確認を求める訴訟。もう一つは裁判中に法律が施行されないように施行差し止めを求める執行停止申立です。
これにあわせて、同日午後16時から東京地方裁判所2階にある司法記者クラブで記者会見を行ないました。当日は原告約20名も駆けつけ、司法記者クラブは大混雑していました。
司法記者クラブに行かれたことがある方はおわかりかと思いますが、会見室は40名も入ればいっぱいになってしまいます。しかも原告も普段は取材活動をしている人たちが多いので、不思議な雰囲気でした。
今回、私は会見者の席に着席しました。これは28日の執行停止申立までに「陳述書」(なぜ執行停止を求めるかを述べるもの)が間に合ったメンバーが会見で発言しようということになったからです。今回初めて訴訟の原告になる方も多いため、訴訟経験のある者が先に陳述書を書くことになりました。
私の陳述書の本文は資料も含めるとA4で12枚ほど。内容は大きく言って次の5つです。
【1】申立人・畠山理仁の経歴
【2】日本におけるフリーランス記者の扱いについて
【3】秘密保護法施行以前から「法に依らない取材規制」が存在していること
【4】原子力発電所周辺での取材活動への影響
【5】逮捕後に何が待っているか
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