• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 3件
  • Vol.124 自然エネルギー推進会議は「脱原発」を選挙の争点にできるか

    2014-05-08 12:00  
    209pt
    Vol.124
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
              『そこそこ週刊・畠山理仁』
       自然エネルギー推進会議は「脱原発」を選挙の争点にできるか
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●発起人・賛同人には著名人がずらり
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     5月7日の夕方、細川護熙元総理、小泉純一郎元総理が中心となって設立した一般社団法人「自然エネルギー推進会議」の設立総会が東京都内で行なわれた(登記上は4月7日設立)。
     この社団法人の設立は今年2月9日に行なわれた東京都知事選挙の際、「脱原発」を訴えて立候補した細川氏が「今後も脱原発の動きは続けていく」と発言した通り、都知事選敗北後から準備が進められてきたものだ。
     設立総会ではまず、細川氏の都知事選での闘いをダイジェストで振り返る映像が会場のスクリーンに映し出され、その後、元衆議院議員(民主党)の中塚一宏理事・事務局長から一般社団法人設立にいたる経緯が説明された。同会の発起人、賛同人は次の通りである(敬称略)。
    【発起人】
    細川護熙(元総理大臣)/小泉純一郎(元総理大臣)/赤川次郎(作家)/安野光雅(絵本作家)/梅原猛(哲学者)/香山リカ(精神科医)/小林武史(音楽家)/桜井勝延(福島県南相馬市長)/菅原文太(俳優)/瀬戸内寂聴(作家)/ドナルド・キーン(日本学者)/湯川れい子(音楽評論家)
    【賛同人】
    秋山豊寛(ジャーナリスト)/浅田彰(哲学者)/市川猿之助(歌舞伎俳優)/岩井俊二(映画監督)/小山内美江子(脚本家)/落合恵子(作家)/加藤登紀子(歌手)/鎌田慧(ルポライター)/鎌田實(医師)/河合弘之(弁護士)/ロバート・キャンベル(日本文学者)/坂本龍一(ミュージシャン)/佐高信(評論家)/佐藤栄佐久(元福島県知事)/澤地久枝(ノンフィクション作家)/下村満子(ジャーナリスト)/SUGIZO(ミュージシャン)/鈴木悌介(鈴廣かまぼこ副社長)/田中優子(法政大学総長)/津田大介(ジャーナリスト)/なかにし礼(小説家)/福岡政行(政治学者)/前田哲男(ジャーナリスト)/宮台真司(社会学者)/三上元(静岡県湖西市長)/村上達也(前茨城県東海村村長)/茂木健一郎(脳科学者)/吉岡淳(カフェスロー代表)/吉永小百合(女優)/吉原毅(城南信用金庫理事長)
     
  • Vol.114 東京都知事選・「あの人」の立候補は十二分にありうる

    2014-01-10 07:00  
    209pt
    Vol.114
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
               『そこそこ週刊・畠山理仁』
         東京都知事選・「あの人」の立候補は十二分にありうる
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ●東京都選挙管理委員会は「27人分のポスター掲示枠」を用意
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     東京都知事選挙への出馬表明が相次いでいる。また、「出馬するのでは」と言われていた人物に関する報道も「近く出馬か」へとニュアンスが変わってきた。
     1月23日の告示に向けて前哨戦が熱を帯びてきた理由の一つは、1月7日から東京都選挙管理委員会で立候補届出書類の配布が始まったことだ。1月15日〜17日には立候補届け出書類の「事前審査」(書類に不備がないか事前に選管と確認する機会)が行なわれるため、その時点でほぼ候補者は出揃うと言っていいだろう。
     ただし、「事前審査」は必須ではないため、1月23日の立候補届け出締め切り時間である午後5時までは最終確定できない。
     事実、これまでの選挙戦でも、事前審査を受けずに、1月23日の午後5時ギリギリに立候補を届け出た候補者もいる。マスコミでは「後出しが勝つ」との報道がなされているが、それは「世間的な知名度がある」ことが前提だ。 
  • Vol.113 田母神俊雄“閣下”は本当に東京都知事選挙に出るのか?

    2014-01-06 09:00  
    209pt
    Vol.113
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
              『そこそこ週刊・畠山理仁』
         田母神俊雄“閣下”は本当に東京都知事選挙に出るのか?
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ●「やりすぎ感」が否めない東京都知事選
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     2014年が始まった。今年最初の話題は約50億円をかけて行なわれる東京都知事選である。
     読者もご存知のように、昨年末、猪瀬直樹都知事が副知事時代に医療法人徳洲会グループから5000万円を借り入れていた問題をめぐって辞職したため、前回(2012年12月16日)からわずか1年2か月で東京都知事選が行われることになった。つまり5000万円の問題が100倍の50億円に化けたことになる。
     ちなみに前々回の東京都知事選は2011年4月10日に行なわれた。4年間という都知事の任期を考えれば、本来、知事選挙はオリンピックと同じで4年に1回が基本だ。しかし、東京は2011年4月、2012年12月、2014年2月と、短いスパンで3回も知事選挙を経験することになった。