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記事 2件
  • とある企業人の出会いと、別れと、出会い

    2014-06-05 20:38  
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    落合会長 携帯サイト事業を展開
    逮捕された落合正美会長は平成9年、「インデックス」の社長に就任し、iモードなど携帯電話向けのサイトの運営事業に乗り出します。 占いサイトが大ヒットし、経済誌でインタビューがたびたび取り上げられるなどベンチャー企業の成功例として注目を集めました。 平成16年には株式を上場。 株式の公開で手にした巨額の資金をもとに映画会社や大手玩具メーカーにまで出資して積極的に事業を拡大します。 ピーク時の平成16年には売り上げが120億円を超えました。 そのころ、インデックスから出資を受けたゲーム会社の元経営者の男性は当時の落合会長について「とにかくお金があって会社を買いたがっていた。出資を受けようと事業計画を見せたところ、3か月くらいで最終的な話まで持っていけた。決断が早かったので、インデックスと落合会長の動かせるお金の大きさを感じた」と話します。 しかし、インデックスはその後、経営が急速に悪化します。 元経営者の男性はスマートフォンが急速に普及するなか時代の変化について行けなかったと指摘します。 インデックスについて男性は、「iモードで成功した体験があったために次のビジネスへの転換ができず、スマートフォンのソーシャルゲームが台頭してきた時代に乗り遅れてしまった。ゲーム業界、IT業界は流れがあまりにも速いので、その流れの中で翻弄された部分はあったかも知れない」と話していました。
  • 私だけが知る「インデックス」のこと・・・2回目

    2013-06-20 11:28  
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    しかし、さきほどの経営会議の実態通りでいけば収益を上げているのは携帯コンテンツばかりで、それ以外の周辺ビジネスはさほど芳しくなかったと記憶しています。おそらく現在におけるソーシャルゲームのように利益率が高かったともいえるのでしょうが、会社の数字に関しては当時から「化粧」をしている、つまり「数字が粉飾されている」という噂は根強くありました。当時の関連会社の社長であったH氏は、「まあ、盛っていますからね」という程度の表現でしたが、会社経営をするものにはその表現の意味はわかるものでした。それでも本業の利益がある間は事業やグループをけん引できましたが、様相が変わったのはボストンコンサルティンググループ(BCG)出身の椿氏を社長に据えたあたりではなかったかと記憶しています。

     
    椿氏とは長年交流(この1年くらいは連絡を取っていませんが)がありますが、まだ彼が20代の頃にセガサターンプロジェクトを立ち上げたばかりのセガに、BCGから出向してきていたころに交流がありました。