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私の住む、ワシントン州北西部で最大の島「ウィッドビー島」では、公園や砂浜、町中を歩いていると、よく絵柄が施された石を見かけます。
「石」が人と人とをつなげる
見つけた場合は、Facebookにある「Whidbey Island Rocks(WIR)」と呼ばれるコミュニティサイトに写真を投稿するというのがコミュニティ内でのルールなのですが、見つけた石は家に持ち帰っても、次に見つける人のために、どこかにまた隠したりするのもいいんです。
元々は別の街ではじまった活動をウィッドビー島でも取り入れたそうなのですが、今ではFacebookのWIRコミュニティは2万人以上のメンバーがいます。
探して楽しむアウトドア石の絵柄もさまざまで、子どもたちが描いたかわいらしいものから、地元のアーティストによるかなりハイレベルなアートが施されたものもあります。誰でも参加できますが、防水対策のため、石にデザインを施す際には、表面にクリアコーティングをする必要があります。
なるべく人通りのある場所に石を隠すというのがルールではあるのですが、本当に島のあらゆる場所に石が隠されていて、ふとした時に見つけたりするので、見つけたときに感じるよろこびと言い、大人も子どもも楽しめるアウトドア活動なのです。わざわざ石を探しに街や公園に繰り出す人たちもいるほど。我が家も外出する際は意識して石を探したり、お金をかけずに家族みんなで楽しんでいます。
最近では近隣の街や全米でも同じ活動が広がりつつあります。アートな石を通じてコミュニティの絆を深める活動はとてもすてき。日本でも広まったら面白いかもしれませんね。
image via shutterstock
RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2017/06/062689rocks.html