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隠し味は三杯酢。10分で本格的な「鱈と夏野菜のアクアパッツァ」
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隠し味は三杯酢。10分で本格的な「鱈と夏野菜のアクアパッツァ」

2017-06-17 19:00
    おうちでもバーべーキューなどの野外でもパパッとできて美味しいお手軽料理のひとつが、イタリアの魚料理「acquapazza(アクアパッツァ)」です。

    元々acquaは「水」。pazzaには「狂った」とか「暴れる」という意味があります。魚を丸ごと1匹、オリーブオイルで表面をさっと焼き、そこに水を投入。沸き立つ水に白ワイン、香味野菜、トマトにオリーブやハーブを加えて、グツグツと煮るだけ、と簡単なのに本格的なおもてなし料理にもなるメニュー。ブイヨンや特別な調味料を使わずシンプルな材料でできるのに、それぞれが調和して驚くほど美味しいスープになりますよ!

    今回は、より手軽に切り身の鱈を使い、旬の夏野菜とあわせます。隠し味として三杯酢をちょい足しすると......さらに美味しさがパワーアップ! 年齢問わず幅広く愛されるレシピになりました。

    「鱈と夏野菜のアクアパッツァ」レシピ

    <材料>2人前 / 調理時間10分

    ニンニク 1/2片
    オリーブオイル 大さじ2
    鱈(切り身) 2切
    (a)
    塩、コショウ 少々
    薄力粉 小さじ2
    アスパラ 2本
    アンチョビ 2切れ
    白ワイン 50cc
    (b)
    トマト 1個
    ズッキーニ 1/2本
    ブラックオリーブ 2粒
    水 100cc
    (仕上げ)
    三杯酢 大さじ2

    <作り方>

    1.トマトは8等分の角切りに、ブラックオリーブは4等分の輪切りにする。
    ズッキーニは、スライサーを使って縦にスライス。アスパラは、袴を取って横半分に切る。
    2.鍋にニンニクのみじん切りとオリーブオイルを入れ、弱火で炒める。
    3.(2)に(a)をまぶして鱈を皮目から加え、アスパラ・アンチョビと一緒に焼く。
    鱈の皮目に少し焼き目を付けて裏返す。(中火)
    4.白ワインを加えて10秒程度アルコールを飛ばし、(b)を全て加えて蓋を閉め5分ほど煮込む(中火~中強火)
    5.火を止めて三杯酢をかけたら完成。

    今回使用したのは、内堀醸造「三杯酢」。一本持っていると重宝します。酢の物はもちろん、ゴマ油を足して、中華ドレッシングに。チャーハンの仕上げに鍋肌から少量かけても美味しいです! アクアパッツァを美味しく仕上げる調理ポイント

    ・本来アクアパッツァは、丸1匹の魚を使うイメージがありますが、切り身のお魚でも作れます。もちろん冷凍の魚でもOK!

    ・塩コショウは、極軽めに。魚に塩コショウを振るのは臭みを除くため、アンチョビの塩分もあるのでたくさんかけない様にご注意を。

    ・ニンニクは、弱火でじっくり香りが出るまで、ゆっくり炒めると風味よく仕上がります。

    ・隠し味として「三杯酢」で仕上げると、さわやかな風味がプラスされ、年齢問わず幅広く愛される味付けに。

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    (フードコーディネーター・料理のツボ研究家 つちだ縁)

    RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2017/06/063021season_recipe.html
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