今回は、夜のクレンジング&保湿ケアです。
クレンジングミルクでしっかりオフ&クリームで栄養チャージ
一日中、花粉や大気汚染物質の漂う中にいた肌は、一刻も早くリセットしたいところ。だからこそこの時季、帰宅してまず行うのが、クレンジングです。花粉が肌に長時間付着しているのは、かゆかゆ&むずむずの元。ベースメイクや酸化した皮脂、そして花粉などの不着物質をクレンジングでしっかりと洗い流し、素の状態に戻します。
アイテムは、ミルクがおすすめ。肌なじみがよいので敏感状態になった肌をこすらずにすみますし、メイクとのなじみがよく、肌の水分を奪うことなくオフできるからです。
そして、スキンケアの最後はクリームで締めましょう。「ベタつくから苦手」という人には、ぜひつけ方の工夫をマスターしてもらいたい!
断然おすすめは「スタンプ塗り」
両頬・おでこ・鼻・アゴにおいてからのばす一般的な「5点置き」よりも、私がこの時季おすすめしたいのが「スタンプ塗り」。
適量を両手のひらにまんべんなく広げてから、頬などの広く乾燥しやすい部分に手のひら全体を当てるようにして塗ります。こうすれば、まったく擦ることはないので、敏感状態でも安心。小鼻など細かい部分は指先に残った量でOK。このつけ方なら、ベタつくことはないはず!
クリームは、肌に栄養を与える大切な役割のアイテム。「クリームを長年使っている人は本当に美肌」とベテランの美容部員さんの言葉もあるほど、美肌のためには重要です。食わず嫌いの人にもぜひチャレンジしてほしい! 翌朝の肌触りに感動するはずです。
【おすすめクレンジングミルク×クリーム】
シャネル/うるおいを湛える若々しい肌へ
レ デマキヤン ドゥスール 150mL 5,720円(税込)/シャネル ル リフト クレーム 50mL 17,600円(税込)/シャネルクレンジングミルクには、外的ストレスを受けにくい状態へ導き、水分保持力を高めてバリア機能を立て直す、2種の海洋由来成分を配合。肌負担なくメイクオフしながらすこやかな肌へと導きます。
一方クリームは、自然由来の成分が肌すみずみまで行き渡り、肌の表皮と真皮両方にアプローチ。ふわりと漂う香りを楽しみながらなじませれば、なめらかな弾力肌が復活。
〔シャネル カスタマーケア,電話:0120-525-519〕
増本さん :
<Masumoto’s Point>「オイルーミルク」という説明のクレンジングミルクは、その通り、最初はしっかりとしたミルク状の質感が、なじませるとメイク汚れを絡めとるようにモロッとした状態に変化。さらになじませるとシルキーなオイル状に変わるユニークさ。洗い流した後はしっとりとしたもち肌に。
クリームは、重すぎなず、心地よくのび広がり、後肌はふっくら。しょぼくれた敏感な状態でも、なめらかに整えてくれます。
ランコム/うっとりの使い心地で肌をリフレッシュ
ガラテイス ドゥスール 200mL 5,280円(税込)/ランコム レネルジー M FS クリーム 50mL 13,750円(税込)/ランコムフレッシュな使い心地のクレンジングミルク。肌に摩擦をかけることなく、メイクとスピーディになじむのが魅力です。
クリームは、1991年の誕生以来、肌のエイジングサインに向き合ってきた「レネルジー」ラインの代表格。宇宙生物学にインスパイアされた最先端の技術を搭載し、ハリ・弾力に妥協のない肌へ。華やかに立ち昇る香りにも癒されます。
〔ランコム,お客様相談室フリーダイヤル番号:0120-483-666〕
増本さん :
<Masumoto’s Point>驚くほど軽くてみずみずしいテクスチャーのミルクでメイクオフすれば、後肌はさっぱりしつつも、ふかふかな肌に。
濃厚ながらなじませるとほどけるように肌になじむクリームは、夜つけて寝ると、翌朝の肌がすべすべになるのを実感。メイクののりもアップし、快適な一日を過ごすことができます。
カバーマーク/明るさに満ちあふれた、ライブ感のある肌へ
トリートメント クレンジング ミルク 200g 3,300円(税込)/カバーマーク セルアドバンスト クリーム WR 30g 16,500円(税込)/カバーマーク2009年の発売以来ロングセラー&ベストセラーを誇るクレンジングミルク。カバー力の高いベースメイクもすっきり落とすのにうるおいを奪わないから、美意識の高い女性たちから大きな支持を得ています。
エイジングケアラインのクリームは、たっぷりの植物性成分の働きで、肌の内側から押し返すような弾力と豊潤さを叶えます。夜つけると、翌朝の肌がぷりぷりに。
〔カバーマーク カスタマーセンター,電話:0120-117133
増本さん :
<Masumoto’s Point>ほどよい弾力がありながらもみずみずしいクレンジングミルクは、メイクへのなじみの速さと洗い流しのスピーディさが特徴。“トリートメント”という名前のままに、スキンケアをたっぷりしたかのような後肌に。
一方クリームは、ピターッと濃厚なうるおいヴェールをまとったような後肌を実感できます。
花粉時期のスキンケア&メーク術
花粉症歴15年の美容エディターが伝授。朝のしっかりベースメイク術
増本紀子さん
美容エディター・ライター。 美容業界歴20年超。4つの出版社勤務を経て、2008年株式会社altoを設立。美容誌、女性誌、WEBなど多岐に渡り美容の記事を編集・執筆している。
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