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人は、生まれてからその一生を終えるまでの間に、何回食事をするのでしょう。ミルクを飲むことから始まって、誰かに食べさせてもらい、自分で食べられるようになる。小さい頃は楽しみだった食事も、大人になると忙しさに紛れてなおざりにしてしまったり、ダイエットの敵のように思えてしまったりすることも。
でも、「食べる」は「生きる」につながる大切なこと。一食一食を大切に、今より少しだけ手間をかけられたら素敵だなと思います。最近、こだわりたいと感じているのが「箸」。今使っているものは箸の専門店「銀座夏野」で選びました。約2500種類という圧倒的な品ぞろえの中から、自分だけの一膳に出合うことができます。お店の方と相談しながら、長さや太さ、重さ、箸先の形などを比べてじっくりと選んでいると、自然と、食事に対するわくわく感が高まってくるから不思議です。
「京都八角箸 黄金丹(大)」10,500円(税込)
「吉成金房作 使い心地箸 鉄木ピンク(中)」2,625円(税込)
お気に入りの箸を見つけたら、長く使うためにもお手入れが大切。食器洗い機を避ける、最後に水気をふきとるなど、ちょっとした工夫で長持ちさせることができます。天然木の場合、木の油分が抜けて白っぽくなったら、少量のオリーブオイルなどをすりこむと元の色に戻るそうですよ。銀座夏野ではお手入れの相談にも乗ってもらえます。
自分に合った箸を選び、長く付き合う。道具を大切にすることで、自然と食への意識も高まる気がします。
[銀座夏野 並木通り店]
住所:東京都中央区銀座3-2-13
TEL:03-3535-1184
営業時間:月~土10:00~20:00、日・祝 10:00~19:00
[銀座夏野]
photo by Thinkstock/Getty Images
(吉戸三貴)
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/08/032284hashi_0827.html