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昔、森戸海岸の海の家OASISで働いていたとき、毎年ガーナからやってきたAJA ADDYの息子がTETTY。
AJAは天国に召されましたが、息子がちゃんと跡を継いでいます。お父さん譲りの大地を揺るがすような張りのあるバリトン、確実なリズムを刻む分厚い手、真っ黒でつやつやの肌。ヤンバルのジャングルにすっと溶け込み、子どもたちともすぐになかよしです。
「肉が食べたい」というTETTYのリクエストにこたえて、安室養鶏所の廃鶏を買ってきました。
"廃鶏"とはなんともインパクトあるネーミングですが、玉子を産まなくなった鶏のことをそう呼びます。歯ごたえしっかりの野性的な味です。
鶏のBBQを食べて、「まるでガーナにいるようだ」と。うれしいお言葉、喜んでもらえてよかったです。
太鼓の音がなり出すと、みんなそれに合わせて身体を音にのせ始めました。こういうときは、何も考えずに空を見上げて踊るのがたのしい。ドゥンドゥンディンディンと飛び跳ねて、汗をかいたら川にじゃぼーんと入ればいい。
こどももおとなも思い思いのダンスであそぶ。現代に生きているからこそ、たまにはこんな夜もひつようですね。
(根本きこ)
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/09/032901tetty_0919.html