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彼が好きすぎて辛い。「重い」と思われないための心のレッスン
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彼が好きすぎて辛い。「重い」と思われないための心のレッスン

2014-07-25 23:30

    こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

    これまで3000人以上の恋愛・結婚にまつわる相談を解決してきました。その中で、よく寄せられる悩みを例にあげ、「なぜか普通の幸せが手に入らないの......」と悩む女性たちに向け、その対処法を紹介していきます。

    今回のお悩みは「これまでの恋愛では恋人との距離感が分からず、重いと言われてしまうことがありました。いまの彼のことがとても好きで、こうした失敗を繰り返さないためには、どうしたらいいでしょうか?」です。

    女性が男性のことを好きすぎて距離感がわからなくなるとき、男性から重いと感じられてしまうケースは、とてもたくさんあります。

    これは、恋愛に依存をしている状態なのですが、今回は、この距離感を持つための「自立し、他者を尊重できる女性になるためのレッスン」をお伝えしていきます。


    ●自己受容できていないのが原因

    恋愛で相手に依存してしまう大きな原因のひとつが、「自分のことを自分で受けとめきれていないこと」です。

    たとえば、コンプレックスがあり、自分のことを嫌いなために、恋愛相手に逃げてしまう。自分の過去の辛さや今までの孤独を恋愛相手にすべて埋めて欲しいと思っている。いま、思い通りにならないことが多く、それを忘れさせて欲しい、などです。

    これらの例のように、無意識に自分の感情の処理ができていないと、「自分が受け止められない自分自身のことを、相手に受け止めてもらいたい」「この感情を見ないようにするために、相手によって自分のことを満たしたい」と、過大な期待を彼に向けてしまいます

    そして、必要以上に相手と一緒にいようとすることで、相手の時間を奪ってしまったり、「自分と同じように感じてほしい、分かってほしい」と、自分の欲求を押しつけてしまうことになるんですね。

    ●埋めてほしい思いは、まず自分自身で埋める

    こうした相手への愛着は、子供時代に親との関係で満たされなかった気持ちが多い場合に起こります。

    子供時代に、親に自分の存在を注目してもらえなかったり、認めてもらえなかったり、感情を受けとめてもらえないと、大人になって、その分の補償を恋人に望むようになります。

    つまり、他人と自分としての尊重しあえる関係ではなく、親子のようにすべてを「一緒にする」関係を相手に求めてしまうのですね。

    しかし、ここまで求められると、相手がそれを受け入れてくれる人であればいいのですが、多くのケースで相手の男性は負担になってしまいます。

    こうした場合は、まず、自分が自分の親代わりになり、自分の感情を受けとめるクセをつけてみましょう

    悲しいことがあっても、まずは自分の感情を受けとめて、それを彼にぶつけない。満たされない想いがあっても、まずは自分で自分のことを喜ばせてあげたり、楽しくなることを積極的に行い、「なんでも彼と一緒に」は控える。

    このように、なんでもすべてを彼に満たしてほしいと思うのではなく、まずは自分で生活や感情を満たすことを心がけることで、彼に重いと感じさせることがなくなっていきます。

    ●彼を尊重することで、ずっと続く関係を築く

    そして、彼の生活や気持ちを一番に優先しながら生活するように心がけてみましょう。

    ここでの「優先」とは、自分が犠牲になって我慢するという意味ではなく、「相手がどうしたいのか? ということを聞いたり、おたがいの希望を確認しあいながら、相手の意志を尊重するクセをつける」ということです。

    自分が会いたい、一緒にいたいという気持ちを大切にしながらも、その気持ちを押しつけてしまうまえに「私はこう思っているけれど、あなたはどう?」というように、相手の自由な気持ちを尊重することで、バランスが取れ、距離感が保てるようになっていきます。

    些細なことですが、こうして彼が「自由な選択」をできるようになるだけで、「自分のことを考えて尊重してもらっている」と感じられるようになっていくんですね。

    *****

    いかがでしたか?

    恋愛は、ちょっとした工夫で息苦しさを解消できたり、おたがいに自由を感じて幸せに過ごすことができるようになっていきます。

    彼を愛する気持ちはとても素晴らしいことだからこそ、こうして相手を尊重しながら、長く一緒にいられる関係を作っていってくださいね。

    couple via Shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/07/039735ren_ai.html
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