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環境に影響を受けて食べたくなる【あるベジタリアンの食卓】
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環境に影響を受けて食べたくなる【あるベジタリアンの食卓】

2015-05-30 13:00
    なぜ痩せたいのかを自分に問う」で触れた「自分の感覚が、外側の環境に影響を受ける」ことについてお話ししたいとおもいます。

    この世界には、サットヴァ(純質)、ラジャス(激質)、タマス(鈍質)の3つの質があります。以前この性質について簡単にご紹介しました。

    私たちの心は、環境の持つこれらの質に影響を受けます。たとえば、ラジャスな空間に行くと、心もラジャスになります。そしてラジャスなものが欲しくなり、それが本当は必要ではなくても、自分に必要なのだ、と思い込んだりします。

    ラジャスな空間とは、たとえば活動的な人が集まり、せわしなく動き回っているような場所、電飾がキラキラと光り、欲望をあおるような広告や看板が乱立する大都会、といった感じです。そういう場に身を置くと、その場の影響を受けて、早足になったり先のことを考えたり、物欲がわいてきたり心もラジャスに。そして刺激的な物事、つまりラジャスな物事を欲するようになります。

    以前、都会に行くと、普段は苦手な(食べると胃が痛くなる)辛いものやにんにくの効いたラジャスなものを食べたくなる、ということがよくありました。環境に影響を受けるがゆえに、本来不要なもの(食べると胃が痛くなるような)を必要だと思い込んでしまうのです。

    そんなときできるのは、心のおもむくままにそれを食べること。食べちゃだめ、と欲望を押し込めること。そして、ああ、私は今環境に影響を受けて食べたいような気持ちになっているんだな、と判断してからその後の行動を決めること。どれを選ぶにしても良いも悪いもないとおもいますが、食べたいという欲望が環境によるものだ、と分かるとその時点で欲望がすっと消えることがほとんどです。

    今日食べたもの:コーンブレッド

    小麦粉の摂取量を減らしたい、でもパンっぽいものが食べたい。そんなときにはコーンブレッド。コーングリッツ小麦粉1:1で使い、ざっくりとした食感です。その他の材料はベーキングパウダー、塩、水、菜種油。粉類を混ぜ合わせておき、菜種油を加えて全体になじませます。水を加えてさっくりと混ぜ、型に流し込んで180度のオーブンで20~30分

    トマトヒンオリーブオイル、コリアンダー、酢、塩、こしょうを合わせたサルサ風ソースでいただきます。おやつにはメープルシロップやはちみつをかけるのもおすすめです。

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/05/046542vege1.html
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