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親からの自立で自分らしい人生がはじまる
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親からの自立で自分らしい人生がはじまる

2015-06-29 23:30
    こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

    なぜか自然と運命の人に巡り会える人や、幸せな職場に巡り会い、やりがいのある仕事を続けられる人......。

    こうしたHappyな人生をとても簡単に引き寄せられる人がいる一方で、なぜかいつも好みじゃない異性にばかり好かれたり、嫌な職場でがまんしながら働かなければならない人もたくさんいらっしゃいます。

    あなたはどちらでしょうか?

    こうした分かれ目は、実はある心理的な原因があることによって、大きな差となって現れてきます。それが「親や、周囲の価値観からの脱皮」なんですね。

    ●本当の自分じゃないから、最高の幸せが手に入らない

    私たちは生まれてから今まで「生きるために、あらゆることを教わらなければならない状態」でしたので、そのため「周囲から言われたことを鵜呑みにして実行すること」を繰り返しながら生きてきました。

    当時は大人になった今のように、さまざまな善し悪しなんてわかりませんし、純粋であればあるほど「親の言っていることは当然なんだろうな」と思ってしまうものなのです。

    そして、それがどんな価値観であったとしても、あくまで親の価値観であり、親の選んだ人生であり、親の生き方ですので、「私自身の生き方」ではないんですね。

    だからこそ「他の人の価値観」のままだと、自分にとっての幸せが見えなくなってしまうのです。

    自分にぴったりの人に巡り会えないのも、自分にとって最高の仕事に巡り会えないのも、こうした理由があるからです。本当に自分に合ったパートナーや仕事を見つけるためには、まずこうした「親や周囲の価値観や生き方」から脱皮する必要があります。

    これを「自立」と言い換えることができます。

    ●大切なことは精神的に独り立ちすること

    自立とは、決して経済的に独り立ちして、一人暮らしをして、親に仕送りもして、お正月には家に帰って......というようなことではなく、こうして「周囲の信念と自分の人生を切り分け、自分として生きる」という意味です。

    せっかく自立して独り立ちしたとしても、心の中で親と自分が切り分けられていなければ、「せっかく一人暮らししているのに、職場で親と同じような上司に出会ってしまった」というようなことが起こってしまいます。

    大切なのは「自分で選び、自分で決めるということに責任を持つこと」です。

    「今までは親が言っていたことを鵜呑みにしていた。そうして生きるしかなかった。だから、気軽に『それは嫌』と言うこともできなかったかもしれない。でも、これからは、自分が何を求めているのか、自分が何をしていきたいのか、自分がどんな人と関わりたいのか、自分がどんなことが好きでどんな喜びを達成していきたいのかを自分自身で決め、そのための行動を自分がとっていく」ということを承知する必要があります。

    また、自立するためには、行動の前に必ず「自分をよく知っていく」というリハビリ期間が必要になるんですね。

    ●自分だけの喜びを知り、喜びを創る女性が美しい

    リハビリの中で特に重要なポイントは「自分の喜びを知っていく」ということです。

    たとえば、親のように怒鳴り散らしたり、感情で何かを言ってくることが嫌だとしたら、「じゃあ私は、もっと穏やかに話をしていきたい」ということかもしれません。

    一方的に自分の意思を確認せずに押しつけられることが苦しければ「じゃあ私は、お互いの意思を尊重しながら、温かい関係を築きたい」ということかもしれません。

    こうして「自分の喜び」をきちんと把握し、親の価値観や信念ではなく「自分で自分を喜ばせる」、「自分で自分の喜びを築いていく」という意思を持った瞬間に、誰からも左右されない本当の自分=ありのままのあなたを見つけることができ、その先に、あなたが心から満足できる幸せが訪れるのです。

    人生を、自分の価値観や自分の選択で生きること。シンプルですが見落としていたこの「私らしさ」を手に入れ、最高だといえる毎日を手にしていってくださいね。

    woman image via Shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/06/047247happy.html
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