• このエントリーをはてなブックマークに追加
パートナーと無駄なケンカをしないためのテクニック
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

パートナーと無駄なケンカをしないためのテクニック

2015-11-08 23:30
    ライフハッカー[日本版]より転載:付き合ってから数年たつと、ささいなことで恋人とケンカをすることが多くなります。

    重箱の隅をつつくように日常生活の細かいことをあげつらうのは、 どこかむなしさを感じますし、いつの間にか、自分が理不尽で怒りっぽくなっていることに気付いているはずです。しかし、ケンカの途中に自分を止めるのは至 難のわざです。

    そこで今回は、むなしい言い争いをやめるための簡単なテクニックをお教えします。

    無意味な言い争いを友だちやクライアントに聞かれたことは、数え切れないほどあります。ゆで卵の正式な作り方、日焼け止めは必要かどうか、 「envelope(封筒)」の正しい発音、シャツは紺と黒のどっちがいいか、最後に母親に電話したのはいつかなどなど、内容は本当にささいなことです。

    しかし、この手のつまらないケンカがフラストレーションになったり、わだかまりを生んだりするのは言うまでもありません。同じことを何度も言い争っている と、何も解決することができないような気がしてきます。

    なぜ言い争うのでしょう?

    そもそも、ケンカはよくないとわかっているのに、恋人同士はどうして言い争うのでしょう? 本当に困っていることを正直に話すのが怖いから、というときも あります。それで、フラストレーションを発散するために、無意味なケンカを吹っかけるのです。相手よりも自分の方が優位だという感覚になりたくて、あら探しをすることもあります。適切なコミュニケーションができず、ケンカになってしまうこともあります。

    しかしほとんどの場合、「自分が正しい」ということを互いに主張するのがケンカです。社内でケンカしているカップルを見ていると、どちらも自分の判断に固執していると気付くことがあります。ほとんどのカップルのケンカには、完璧主義の要素があります。

    もちろん、慎重に考えて決断しなければならないこともありますが、そんなに重要でないことも数多くあります。大したことない選択について言い争うことで、あまりにもエネルギーを無駄遣いしています。

    こんなことが起こるのは、私たちが、毎日絶え間なく選択を迫られているからかもしれません。

    ドラッグストアに歯磨き粉を買いに行くだけでも、ホワイ トニング? 口臭予防? 歯石除去? 知覚過敏用? など、どれを選べばいいのかわからなくなります。だんだんと、すべての選択肢が重要な気がしてきます。

    そして、このような考えが恋愛にも影響を及ぼし、誕生日パーティーに持っていくプレゼントは何にするか、何時に夕食に出かけるかのような、どうでもい いことでケンカになるのです。

    ケンカをしないためのテクニック

    どれを選んでも死にはしない、どうでもいい選択肢が多いのに、恋愛ではそれがケンカの種になってしまうことが多いです。恋人と言い争うことが増えたと思ったら、次のような簡単なテクニックを試してみてください。

    ・言い争うことが多い選択や決断に名前を付けましょう。「新しいミキサーの回転スピードについて言い争っている」といった具合です。状況を明確にするだけで、冷静になれることもあります。・次に「これは本当に自分にとって大事なことなのか?」「これが本当に気になっているのか?」「これは自分の人生において大事なことなのか?」というようなことを自問自答します。・おそらく大抵の場合は「裏通りではなく大通りを通ってレストランまで行くことは、自分の人生にとってまったく大した影響はない」というような答えになるでしょう。そういうときは、ただ深呼吸をして黙っていましょう。本当に大事なことの場合は、その理由を明確にします。「今、犬の散歩 に行くことが大事だ」では不十分です。「今日はこの後出かけるから、今、犬の散歩に行くことが大事だ」と理由まで明らかにするのはOKです。

    そこからさらに「相手が提案してるのは良い解決法なのか?」と自問してみます。もし相手の提案が理にかなっていることであれば、自分の意見を口にせ ず、相手の提案通りにします。ただし、「私の言ってることも間違ってないけど、今回はあなたの言うようにしてもいいよ」のように不満や不機嫌をあらわにしながら言うと、台無しになるのでやめてください。相手の提案も十分でない場合は、この考え方のプロセスを最初からやり直すことで冷静になり、自分が本当に求めていることを少しずつ明確にしましょう。

    最後に「それでいい」という大事なキーワードを覚えておきましょう。求めていたような完璧な答えやまったく同じ答えになる必要はありません。別の選択肢でも「それでいい」のです。選択に対するハードルを下げることで、言い争いにくくなります。エネルギーは、もっと 大事なことに使うのに取っておきましょう。

    もちろん、細かいことを言いたくなる衝動を抑えることで、時には分析的な能力を封じてしまうことになるかもしれません。しかし、このやり方になじんでくると、決断や選択でより思慮深くなれます。

    Vanessa Marin(原文/訳:的野裕子)

    image via Shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/11/050345couple.html
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。