そんなスノーマンの世界を楽しめる「スノーマン展」が松屋銀座にて開催されます。
優しいタッチで描かれた絵が語りかける世界
スノーマンといえば、子どものころに絵本を見て、大人になってもマグカップなど、小物などを愛用している人も多い、広い世代に愛されている人気の絵本。1978年にイギリスの絵本作家レイモンド・ブリッグズ氏によって創作されました。
ストーリーは、少年が作った雪だるまに命が宿り、少年と楽しく過ごすお茶目でユーモアたっぷりの友情物語。
最後は、雪だるまが溶けて、ちょっと切ない悲しいお別れになるのですが、ふたりが仲よく過ごしたファンタジーの世界は、子どもの頃、誰もが夢で見たような風景です。
淡いタッチで描かれた絵のみで文字がないため、自分自身で想像し、自分なりのスノーマンの世界を頭のなかで繰り広げられるのも、世界中で愛されている理由かもしれません。
アニメ化もされていますが、こちらもセリフなしです。「雪だるまがしゃべるということは考えられなかった」と、ブリッグズさん。「主人公がしゃべらないのだから、他の登場人物もしゃべらないほうがいい」と考えられたそうですが、自然と文字がない形になっていったという方が近いイメージのようです。
原画はもちろんアニメの絵コンテ、セル画も展示
淡いタッチの絵本全場面の原画はもちろん、アニメ化されたときのセル画も展示されます。
アニメももちろんセリフはないのですが、オープニングのナレーションがあり、なんとあのデヴィット・ボウイが担当しています。あらためて見たくなりますね。
MEYER 琺瑯マグカップセット/3,780円、FEILER ハンカチ/2,160円(すべて税込)
また、スノーマンの世界に浸った後は、自宅でも楽しめるよう展覧会先行販売品などがそろうグッズコーナーもありますよ。
スノーマン×CANDYBOUQUET/14,040円(税込)
「スノーマン×CANDYBOUQUET」は、これからのシーズンのギフトにしても喜ばれそうです。
会場内に記念撮影ができるスペース(※)も設置されるそうなので、思い出の1枚を残すのもいいかもしれませんね。クリスマスの奇跡のような心温まる世界を楽しみたいです。
※このスペース以外は撮影できませんのでご注意ください。
絵本原画からアニメまで スノーマン展
12月9日~12月28日
松屋銀座 8階イベントスクエア
入場料一般 700円他