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「最近愛を感じていないな」と思うときは、過去を振り返ってみよう
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「最近愛を感じていないな」と思うときは、過去を振り返ってみよう

2016-02-12 23:30
    こんにちは。マリアージュスクールの斎藤芳乃です。

    「私はどれくらい愛されているのかな?」あるいは、「どうして私はなかなか愛されないんだろう?」。

    いまの彼との愛に不安がある人も、彼が長い間できずに悩んでいる人も、こうした思いに触れているとき、潜在意識では「自分には愛がない」という前提で、情報が更新されていきます。

    そして現実でも、愛されていることがわかりにくい出来事や、孤独を感じる出来事に目が向きやすくなってしまいます。こんなとき、私たちはどうすればいいのでしょうか?

    ●過去のできごとから「愛されていたこと」を感じる

    「愛されないこと」に悩んでいるとき、潜在意識ではある大切なことを見落としています。

    それは、「自分には愛された瞬間があるし、大切にされたこともある」ということです。「自分は愛される価値のある人間である」ということを、その瞬間、忘れてしまっているんですね。

    ですので、「愛を感じていないな」と思うときほど過去を丁寧にふり返り、「自分が大切にされたり、心配されたり、優しくされたり、評価された瞬間」を思いだす必要があります。

    恋人がいる人は彼に優しくされたことや喜んでくれたこと。恋人がいない人は、たとえば、あなたのことを褒めてくれた人や、あなたのことを心配してくれた友人など。

    こうした記憶を思い出しながら、「自分がされたこと」をしっかりと「自分自身の愛される価値」として受け取ってみてください。

    恋人やあるいは誰かが「今日も元気だね」と褒めてくれたとしたら、「ああ、私はこんなふうに快活さを褒めてもらえる人なんだな」というようにです。

    ●「自分が価値ある存在だ」と改めて認識する

    このように記憶をたどりながら自分に言い聞かせることによって、潜在意識は「私の人生には私を褒めてくれる人がいる」「私は褒められる価値のある存在だ」という前提になり、その視点で目の前の出来事を捉えるようになります。

    記憶のなかにあった愛情が「たしかに自分に与えられたもの」として受け取れたとき、潜在意識は「自分が存在する価値」を知ることができるんですね。

    優しい言葉をかけてもらえた......私にはその価値がある。

    心配してもらえた......私にはその価値がある。

    撫でてもらうことがあった......私はこんなふうに扱われてよかったんだな。

    こうしてどんどん受け取り上手になっていくことで、結果的に「私は愛を与えられていい人間なんだ」という自己肯定へとつながっていきます。

    ●"愛されている"ことを実感する

    これは私のクライアントの話ですが、長い間恋人がいなかったというある女性も、実際にこれをおこない、劇的に環境が変化しました。

    彼女は、家族が厳しく、ダメ出しをされたり、「もっと」と要求されることが多かったようです。それでも学校の先生が「よくやったね」と褒めてくれることがあったり、友だちのお母さんが「大丈夫?」と心配してくれたことがあったんですね。

    彼女の記憶のなかで褒められたのはこの一度か二度きりという、とても少ない回数だったそうですが、続けていくことで「ああ、私もこんなふうに扱われたり、こんなふうに声をかけられていい人間だったんだ」と思えるようになり、やがてふさわしいパートナーに恵まれました。

    大きな愛や継続する愛ばかりを求めていると、与えられてきたはずの小さな愛まで見過ごしてしまい、「愛された私」を見失ってしまうことになります。

    けれども、潜在意識にとっては、愛は現実の回数や時間の長さよりも「それがある」と知ることのほうが大事なんですね。

    自分に向けられる愛の深さや重さを上手に受け取れる女性になって、「ああ、私は本当は愛される人だったんだ」と愛される実感をどんどん自分に感じさせていきましょう。

    こうすることで、愛されないスパイラルがあったとしても、かならず愛される流れへと変わっていくことでしょう。

    30代からのやさしい愛のはじめ方

    image via Shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2016/02/052512love_30.html
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