MYLOHASちゃんねる
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本気でおいしい冷凍ヴィーガンカレー、見つけた!大人気「Peaceful Cuisine」がプロデュース
わたしたちの心地よい暮らしに役立つもの、社会や環境に優しい商品。みんなにとって気持ちがいいアイテムやサービスを、編集部がピックアップする連載「Editor’s Pick」。日常的にプラントベースフードを取り入れるのは難しい……と感じたことはありませんか?
先日、新ブランドのアースフレンドリーフード「EATART」から、プラントベース生活をもっと身近にもっと手軽に取り入れられる、新サービスがスタートしました。
このブランドの「ターカリー(カレー)」が本当に絶品だったのでご紹介します!
冷凍パッケージでターカリーやフルーツブレッドが自宅に届く
「EATART」が提供するのは、植物性食材のみを使用したスパイス料理「ターカリー」5種とフルーツブレッド2種。冷凍パッケージで届き、解凍すればすぐに食べられます。
ターカリーはライスやチャパティと合わせて食べたり、数種のターカリーを南インドの「ミールス」のようにして混ぜて食べるのもおすすめ。
左上:「ターカリービーツレッド」(1,300円 税込)、右上:「ターカリーココナッツホワイト」(1,100円 税込)、中央:「ターカリースピナッチグリーン」(1,300円 税込)、左下:「ターカリーオニオンブラウン」(1,200円 税込)、右下:「ターカリーエッグプラントイエロー」(1,100円 税込) 左:「フルーツブレッド クラシックバナナ」(2,800円 税込)、右:「フルーツブレッド デーツとほうじ茶」(3,600円 税込)。グルテンフリー・植物性食材のみ使用している。これらのメニューを監修したのは、プラントベースレシピを配信するYouTube番組「Peaceful Cuisine」の高嶋綾也さん。「Peaceful Cuisine」のチャンネル登録者数は244万人にのぼります(2022年3月現在)。
高嶋さんはプラントベースのスープやタコ焼き、アイスクリームやキムチなど「これ、食べたかった!」というレシピをエモーショナルな動画で提案。世界中のヴィーガンから多数の賞賛コメントが寄せられる人気チャンネルです。
「Eggplant and Tomato Curry ☆ ナスとトマトのカレー」の動画には、「fantastic. Fantastic!」といった、海外ユーザーからのコメントが続々と寄せられている。そんな高嶋さんが監修したターカリーとフルーツブレッドは、ヴィーガンでなくても毎日食べたくなるような逸品。
特に筆者が感動したのは「ターカリーオニオンブラウン」。冷凍のターカリーを湯煎で温めるだけでお店で食べるような、もしかしたらお店よりおいしいかもしれない本格的なターカリーの出来上がります。
スパイスの香りとオニオンの甘み、しゃきしゃきしたれんこんの食感がなんともいえずあとを引き、あっという間に完食。動物性の食材を一切使っていないとは思えない深みのある味わいでした。
また、商品の購入が難しい人へも配慮し、全フードのレシピ動画を「Peaceful Cuisine」にて順次公開予定とのこと。一度食べて気にいったメニューもまだ食べていないけど気になっているメニューも、自宅で作れるとは粋な計らいですね。
地球環境に優しい食べ物は、人の体にも心にも優しい
プラントベースフードは低脂肪かつ繊維質を多く含む植物由来のため、健康的なのはもちろんのこと、地球環境保護の一助になり精神的な充足も感じられます。
観光庁の資料「飲食事業者等における ベジタリアン・ヴィーガン対応ガイド」(※)によると、ベジタリアンなどの人口は欧米諸国を中心に増加しているとのこと。日本でも環境問題など社会課題への意識だけでなく、健康への配慮として野菜中心の食生活をはじめたいという人が増えているように感じます。
おいしいプラントベースフードを食べてみたいという方や、ご自身のプラントベースメニューのレパートリーを増やしたいという方などに「EATART」のアースフレンドリーフードはぴったり。ここから、プラントベースライフをはじめてみてはいかがですか?
※「飲食事業者等における ベジタリアン・ヴィーガン対応ガイド」観光庁 参事官(外客受入担当) 令和2年4月版
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瓶の蓋があかないときは! 握力不問の裏技5つを紹介
──ライフハッカー[日本版]より転載大きなビンに入ったピクルスやジャムを開けようとして、ビクともしない蓋に遭遇したことは誰でもあるでしょう。
握力が足りないのか、手が滑るのか、蓋はビクともしません。
シリコングリップやビンのオープナーがあればそれを使ったり、キッチンタオルで手が滑らないように握って開けることができますが、そのような方法でも開けられないときは、以下に挙げる方法を知っておくと便利です。
1. ゴムなどを利用して手が滑らないようにする
蓋や手が濡れていたら、もちろん手が滑って開けられません。
水気を拭き取って、滑らずにしっかり握れるように、キッチンタオル(またはグリップ力の強いシリコン)を使います。
それがダメなら、ゴム類を利用します。ラップや皿洗い用のゴム手袋を使うか、太めの輪ゴムを蓋のまわりに巻きつけると滑りにくくなってしっかり掴めるようになります。
または、オープンハンドグリップ(指を曲げない握りかた)をトライしてもいいでしょう。これは見ておわかりのように簡単ではないのですが。
2. 蓋を軽くたたく(加減は重要です)
「木製スプーン」で蓋の上部や側面を軽くたたくのが良い(その衝撃でビンと蓋の間に空間が生まれて封が開くので)と述べている記事が多くあります。
それも悪くはないのですが、蓋をカウンターの角に何度か軽くたたきつけてみるオプションもあります(蓋全体が均等にたたきつけられるようにビンを回してやってみてください)。
蓋をガンガンたたきつけるのはNGなので、この技には精度と自制心を要します。でも、利用している者としては、慎重さと適度な力を必要とするこの方法をオススメします。
3. フォーク類をレバーにする
手のひらでビンの底をバシバシたたく「水撃作用」法を試しても効果なしだったら、フォーク類の出番です。
バターナイフ、スプーン、栓抜き、マイナスドライバーなどをビンと蓋の隙間に差し込んで、蓋をビンから浮かすようにレバーとしてゆっくりと動かします。
蓋がポコっとなれば封は開いたことになるので、あとは蓋を回して普通に開けられます。
4. ビンの蓋を温める
熱によって、蓋が膨張して封が緩くなります。30〜60秒ほど蛇口から流したお湯に蓋をつけるか、お湯を入れた容器にビンを逆さまにして置きます。
ヘアドライヤーで蓋を温めることもできますが、熱くなった金属製の蓋を素手で触るのはNG。手袋やハンドタオルを使って開けてください(この方法は、すでに開けたビンが中身のネバネバのせいで開かない場合にも使えます)
5. 粘着テープで持ち手をつくってひっぱる
いろいろやってもダメだったら、ついにプライドを捨てて他人にお願いすべきときが来たのでしょうか。
いえいえ、まだ諦めるのは早いです。最後の切り札、粘着テープの出番です。これはちょっと変わった方法です。
粘着テープを長さ約20cmに切ります。 長い辺を横にしたときテープの上の端を蓋の上に貼り、下側を蓋の下に押し込みます(貼る部分の長さは数〜10cmほどです。蓋の側面の一部をテープで覆う感じですね)。 テープの残った部分を半分に折って持ち手のようにします。 持ち手が蓋の上に貼ったテープと90度の角度をなすようにビンを置きます。 利き手でないほうの手でビンをしっかり持ち、利き手で持ち手を引っ張ります(引っ張って中身が飛び出したりする可能性もあるのでキッチンタオルを用意してください)。どうですか。粘り強く頑張ったかいがありましたね。お疲れさまでした!
Sarah Showfety – Lifehacker US [原文]
訳 :ぬえよしこimage via Shutterstock
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広くなくても快適にできる。手の延長のような、使いやすい台所の作り方
料理家・松本日奈さんが、台所を中心にまわる日常や「おいしい」に関わるモノやコト、台所仕事の負担を軽くして楽しいものにかえる“ひと工夫”をつづる連載「テーブルに ひと工夫」。今回は、日奈さんが自身の“台所作り”について語ってくれました。
毎日の小さな“おいしい”が生まれる場所
蒸籠や鍋などが並ぶ造作棚。連載4回目でお気に入りの調理道具として紹介した「STAUB ラ ココット de GOHAN」もここに。私は家にいるとき、そのほとんどを台所で過ごします。
台所は、毎日の小さな“おいしい”が生まれる場所。その日の疲れを癒やし、次の日のエネルギーになるような穏やかな食事は、居心地よい台所から生まれると思っています。
そんな台所で呼吸をするようにリズミカルに、おもしろがりながら食事を作るのが私の理想です。
道具や調味料の“スタメン”は、それぞれに定位置を決めて、使いたいときは意識せずとも手が伸びるような仕組みづくりを。よく「うちの台所は狭いから……」などという声を聞くことがありますが、台所の快適さは広さに比例しないと思っています。
私にとって心地よい台所とは、手の延長のような台所。使いやすいお気に入りの道具や調味料が、手を伸ばせば届くところにあり、意識せずに元の場所に戻せて、料理の音や香り、味のことだけ気にかけていられるような空間です。
生活リズムに沿って、日々料理をする
作業がひとつ済んだら汚れや水気を拭き、鍋の様子を見ながらコンロまわりを拭き……。生徒さんに「いつもふきんで拭いてますよね」と言われて、無意識にやっていることに気づきました(笑)。毎日の献立は、まず自分が食べたいと思うものを考えます。そして「どんなふうに切ると食べやすいかな」「今日は暑かったからいつもよりあっさりの味付けがいいかな」などと食べる人を思い、そのときの素材の状態をよく見て、使い慣れた道具で支度して、テーブルに並べます。
「ああ、今日もおいしかった」「こういうのが食べたい気分だったんだよね」と、私の料理に飽きずにつきあってくれる家族の声が、自分を受け入れてくれたような気分にもしてくれて、心で「よしっ」とガッツポーズをするのです。
3月のお料理教室にて。「さっそく夕食に作ってみた」という生徒さんもいて、小さな“おいしい”の広がりをうれしく感じました。長かった次女の受験のあれこれが落ち着き、次女も私たち家族も互いを労い、ほっとひと息ついています。
これまで家事の手伝いをほとんどしなかった次女は、余裕ができたのか、みずから淡々と朝ごはんの支度をしてくれるようになりました。何だかうれしい。
自分と家族の生活リズムに沿って日々料理をする。それは懐が深く、いきいきと命を育てる行為。どうか毎日のごはんが穏やかに続きますように。
松本日奈(まつもと・ひな)
料理家。北イタリア留学中に現地の料理人やマンマから料理を学ぶ。オリーブオイルや白バルサミコなどの調味料を使い、シンプルで素材を生かした家庭料理を提案。レシピ開発やケータリング、ひな弁と活動の幅を広げる。自宅などで開催する料理教室は毎回キャンセル待ちになるほどの人気ぶり。目黒区鷹番にある食材店「ラ・プティット・エピスリー」を営む夫、ふたりの娘、愛犬と暮らす。インスタグラム写真・文/松本日奈