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伝統はトレンドになじむ。450年の歴史から生まれた會津木綿スニーカー
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伝統はトレンドになじむ。450年の歴史から生まれた會津木綿スニーカー

2016-06-10 21:00
    ファッションのなかに、スニーカーが欠かせない昨今。そろそろベーシックデザインから脱して、自分らしさを表現できる一足が欲しくなってきました。

    伝統と最新の黄金バランスをもつスニーカー

    綿製のものが多いスニーカーは、自然素材の衣類にこだわっている私にとって、素材的にもありがたい存在。なかでも、450年の歴史を刻む伝統の木綿を使ったスニーカーがあると知った日は、本当に胸が躍りました。

    その木綿は、縞模様が特徴の「會津木綿」。

    昔は紺地に白い縞といったシンプルなものが主流でしたが、現在では「縞」というより「ストライプ」という言葉の方がしっくりくるくらい、カラフルでポップな柄も増えています。

    生地と織りは伝統を守り、デザインは現代的。まさに求めていた黄金バランスです。

    伝統をつぎの世に伝えるために

    「會津木綿」は、城下町であった会津の伝統産業でした。全盛期には織元が数百軒ありましたが、現在はたった2軒のみ。

    そこで、福島県の呉服店「としの坊」店主、澁谷俊昭さんが立ち上がり、會津木綿にしかできない、オリジナリティあふれるファッションアイテムを数々考案。伝統を守りつつ、次の世代にまで伝えるべく進化させているそうです。

    會津木綿を使った「會津コットンスニーカー」は、表地と裏地に別の柄を組合せてあります。ハイカットと折り返して履くローカットでは、違う表情になる仕掛け。可能な限り、地元職人さん達のハンドメイドで仕上げられています。

    ハンドメイドならではのオリジナリティ

    つま先とホール周り、ヒールカウンター部は上質なスエードを使用、インソールには衝撃吸収素材を入れて長時間歩いても疲れにくくするなど、全体の質感や実用性もしっかり考えられています。

    また、今回用意された4タイプのデザイン(カラー)にはカラーネーム(白虎、朱雀、玄武、青龍)があり、それぞれのネームがアルファベット筆記体で刺繍されます

    主張せず、さり気なく入っているところに、會津木綿への敬意とデザインへのこだわりを感じます。

    サイズ展開は24cm~、販売開始は8月予定。価格は19,800円(送料、税別)ですが、6月29日まで開催中のクラウドファンディングから注文すると、お得に手に入るそうです。

    ストーリーに共感して靴を選ぶのも、なんだか自分らしい感じがします。

    會津コットンスニーカーとしの坊

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