「全然ストイックじゃないですよ。習慣になっちゃっただけです」と笑顔でさらりとかわす田熊さん。そんな田熊さんに、美しさと健康の秘密を伺い日々のインスタグラムも覗いてみました。
30代半ばから、半日断食をスタート
田熊さんの一日は、水牛の発酵バターである「ギー」と「MCTオイル」 を入れたオーガニックコーヒーからはじまります。コーヒーを飲むタイミングは起床から1時間半以内が重要だとか。
「いろいろと試してみた結果、この組み合わせがベストでした。MCTオイルはココナッツオイルから中鎖脂肪酸だけを抽出した無味無臭のオイルで、脳の機能を増進させてくれる働きがあると言われています。朝、コーヒーと撹拌した良質な油を一緒に摂ると、呼吸をしていれば脂肪を燃焼してくれる身体をつくることができます」
田熊ゆいさん(@takumayui)が投稿した写真 - 2016 5月 17 4:10午後 PDT
このコーヒーを飲むとさほど空腹感を感じず過ごすことができ、蓋付きのボトルに多めにつくっておけば小腹が空いたときの飲みものとして重宝するのだそうです。
「コーヒーを飲んで1時間くらいすると少しお腹が空いてきます。我が家では毎朝、コールドプレスジュースをつくり家族で飲んでいます。旬のオーガニック野菜をたっぷりと効率よく摂れるジュースでいただくことで、家族が健康でいられるような気がします」
田熊ゆいさん(@takumayui)が投稿した写真 - 2016 2月 24 5:55午後 PST
コールドプレスジュースを飲んだ1時間ほど後、オーガニックプロテインを飲むと、時計の針はだいたい10時頃。そこから約1時間ほど軽い運動(ポイントは有酸素運動であること)をすることで、午後の身体の働きを変えられることができるのだとか。
田熊ゆいさん(@takumayui)が投稿した写真 - 2016 6月 28 6:46午前 PDT
基本的に、午前中は固形物を食べない田熊さん。30代半ばになった頃から、自分には3食の食事は必要ないと感じ、このスタイルを確立したといいます。
田熊ゆいさん(@takumayui)が投稿した動画 - 2016 1月 13 6:51午後 PST
「前日の夕食後から翌日のお昼前まで、基本的には固形物を食べないので、ランチは好きなものをいただくようにしています。午前中に運動をして代謝を上げているので、肉や魚、炭水化物をしっかり食べてもちゃんと消化できるんですよ」
食、健康、教育......自然のリズムに合わせる生活
興味のあることに関してはとことん研究するタイプという田熊さん。だからこそ、このこだわりのライフスタイルが確立されたのでしょう。とはいえ、東京で生活していた独身時代は夜型の生活で、不健康の健康好きを自称していたというから驚きです。
「鎌倉に来て10年。鎌倉に引っ越したことでライフスタイルはガラリと変わりましたね。だって鎌倉には深夜に空いているお店なんてありませんから。夜は寝るしかないんです(笑)」
ひとり目の妊娠子育て中、食や健康、教育など自分の興味のある分野について勉強し、実生活を通して実験してきた結果が、今のライフスタイルに結びついているのだそう。
「バリバリと働いていた20代のときよりも明らかに体調は良いですよ。この10年、外食も減りましたし、自分でしっかりと選んだ安心安全な食材でお料理できるのも良い。身体に悪いことが何もないんです。ですからうちの子どもたち、とくに上の子はほとんど風邪もひきませんし、ひいたとしてもすぐに治っちゃう。私自身体調を崩したとしても、ハーブやビタミン剤を摂って一晩眠れば、だいたい翌朝には復活しているんです」
田熊ゆいさん(@takumayui)が投稿した写真 - 2016 5月 25 4:13午前 PDT
午後はお母さん業に専念
ランチはだいたい打ち合わせを兼ねてが多いそうですが、ときには女友だちと弾丸箱根トリップ、なんてこともあるのだそう。基本的にはお子さんたちの帰宅するまでがお仕事タイム、帰宅後はお母さん業に専念しているとのこと。
「子育てで大切にしていることは、子どもたちの話をしっかり聞くことと、おやつはできるだけ身体に良いものを食べさせることでしょうか。糖代謝の盛んな子どもにとっては、甘いものは必要。ただそれを白砂糖や添加物たっぷりの市販品で与えるのではなく、できるだけ余計なものが入っていないおやつを選んでいます。時間のないときや、おやつの買い置きがないときなどに使えるのがオーガニックのポップコーンの素。フライパンですぐにできますし、100%天然素材でできた粉末の和風だしをふりかけるなどアレンジ次第でいくらでも食べられちゃうんです」
田熊ゆいさん(@takumayui)が投稿した写真 - 2014 11月 15 8:32午後 PST
買い物はお店へ信頼。料理は素材にこだわって
「我が家の夕食は、とっても粗食ですよ」という田熊さん。無農薬発芽玄米を発芽状態にしてから炊く、昔ながらのお味噌汁、旬の魚、生命力溢れるお野菜、それだけあれば十分なのだそう。贅沢をいえばちゃんと育てられたお肉。こだわりの調味料を使えば、シンプルな味付けでも十分に美味しいものに。
「買い物に一番時間をかけるんです。買うときに裏面をしっかりと確認すれば安心じゃないですか。産地とかわからないことはお店の方に質問します。その地で生活することにおいて、通う店の人と信頼関係を築くのも大事な作業ですし、買い物って一番身近にある企業への投票だと思っています。ですから、真摯にもの作りをしていない製品や企業には一円も使いたくないんです。みんながそうすれば、世の中にちゃんとした物や会社だけが残ると思いませんか?」
夜はお子さんたちと一緒に寝ることが多く、早ければ20時半くらいに寝かしてしまうことも。睡眠は美しく健康的な身体をつくるためのベース。だからこそ、昼間しっかりと身体を動かし、身体のリズムに合わせた良質な食事をいただくことが大切なのですね。
次回は、田熊さん直伝のオリジナルワークアウトとデトックスプログラムや、これからやっていきたいことなどについて伺います。
撮影協力・HOA CAFE
住所:神奈川県鎌倉市材木座6-4-24
TEL:0467-84-7079
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