人生をより豊かにしたい! もっと活き活きと人生を生きたい! そう考えるときに、しっかりと向き合う必要が出てくるのが「お金」です。
お金があることで、人生の行動に、さまざまな選択肢が持てるようになります。資格を取るための勉強もできますし、自分の仕事環境をよりよいものに整えたり、自分を充分にケアしたり、旅行に行って世界の素晴らしさに触れたり......さまざまな経験をすることができます。
本来、お金は私たちに豊かさをもたらしてくれる素晴らしいツールです。しかし、「お金が欲しい」とか、「もっと豊かになりたい」と思うことを、卑しいとか、贅沢だと思ってしまう人もいるんですね。
今回は、こうしたお金に対するメンタルブロックを外して、より豊かさを手に入れるための3つのコツをお伝えしていきたいと思います。
サービスを受け取るためのツールだと認識する
たとえば、世界には、自分だけでは作ることのできない服を作ってくれるデザイナーがいて、その素材を用意してくれる人、私たちのところまで届けてくれる人がいます。
お金は、こうした人に、「対価や感謝を伝え、その優れたサービスを受け取るためのツール」なんですね。つまり、お金の交換の本質には、「自分ができないことに対する感謝」が存在しています。
この感謝をしっかり持っていくことで、必要以上にお金に対して「お金は汚い」「こだわることは卑しい」とか、「贅沢はいけない」と思わずに済むようになります。
「より豊かで素晴らしいサービスを受け取り、人生で喜びを増やしていくための感謝のやり取りである」とニュートラルに捉えてみましょう。
自己価値を表すものであると認識する
そしてこれは、自分が受け取る報酬に対しても同じです。
自分がしている仕事には「他の人がしていないことに時間やエネルギーをかけて貢献している」という本質があります。
だからこそ、自分の人生の時間やエネルギーをかけているという意味で、しっかりと対価をもらうことを考えていいんですね。
「私はこれだけの仕事をしている」「私はこれだけ、人生の貴重な時間を使って、この人がやらない仕事をしている」と、対価に対して正当に自分の価値を受け取るようにしましょう。
同時に、「自分の時間や貢献が貴重で限りあるものである」という意識を持つ必要もあります。この意識がないと、自分を低く見積もってしまい、安い賃金で働いてしまったり、劣悪な職場で働き続けてしまったりしますから、注意しましょう。
素晴らしい経験をもたらすものだと認識する
また、私たちの世界は、さまざまな人が存在していて、さまざまな場所があり、さまざまな美や感性が存在しています。
便利な携帯、美しい海の広がる場所、新鮮で美味しい食事、心地よさを感じるやわらかいリネンや、自分の体型にあった綺麗な色の洋服......。お金はこうした喜びの経験を、自分にもたらしてくれます。
さまざまな経験は、特別な誰かだけのものではなく、本来誰もが得てよいものです。
私たちの世界には、自分にはできないことをできる人がいます。お金があることで、その人たちに助けてもらうこともできますし、自分が今いる場所で得られない感動を、旅行などを通して得ることもできます。
お金があることを「贅沢」と捉えるのではなく、豊かなチャンスが広がることだと肯定的に捉えてみましょう。
人生は、不満と苦しみを感じるものにもできますし、より便利で、助けられ、美しく素晴らしい経験を得ていくものにもできます。
お金を嫌わずに、しっかりと自分の人生の軸にしてみてくださいね。
top-image via Shutterstock
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