まず、日々のTo Doリストを見てみます。たいていの場合は「しなければならないこと」をリストアップしているかと思います。ですが、本質的な意味で「しなければならないこと」はありません。どんなことでも、自分の意志で自分がしたくてしているものです。
「そうはいっても、この面倒な事務作業なんてやりたくないけど、でも、やらないと仕事が進まないし、周りにも迷惑がかかってしまう!」そんな声もあるでしょうか。では、その「面倒な事務作業」をすることで得ているものはなんでしょう。仕事の効率化や周りとの調和などかもしれません。「しなければならない」のではなく、なにかを得るために自分で選んでそれをしている。そのことにまずは気づきましょう。
その上で、To Doリストに書かれていることが本当に自分にとって、必要なのかを見極めます。明日すればいいことは、明日すればいいのです。いずれにしても仕事や家事に終わりはありませんし、人は自分がいつ死ぬかを選ぶことはできません。自分も、大切な人も、明日、死んでしまうかもしれないわけです。だとしたら、今日、今、自分がほんとうにやりたいことを見極めることはある意味では効率的なのではないかとおもうのです。
To Doリストに書くべきは、今日自分がしたいこと。「しなければならない」とおもってしていることがあるなら、いったい何を得るためにそれを自分がしているのかに気づきます。それは誰かの基準ではなく自分の基準で生きる、はじめの一歩になるとおもいます。
今日の1枚:
猫のTo Do リストには何も書いていなそうです。それとも「そのときどきで気が向いたことをする」なんて書いてあるのでしょうか。いやいや、それどころか、To Doリストなんてものがないでしょうか。
明日の後編に続く>>
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