• このエントリーをはてなブックマークに追加
読んで、食べて、心がスッと軽くなる。料理僧の深い言葉とレシピ集
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

読んで、食べて、心がスッと軽くなる。料理僧の深い言葉とレシピ集

2016-10-19 07:00
    家庭、仕事、人間関係......どれも手を抜かずに頑張りたいけれど、そうもいかないのが現実。もっと心に余裕をもって、穏やかに生活できないのかな? と自己嫌悪になることもしばしば。そんななか、「一人で頑張りすぎていませんか?」「他人のことばかり気にしていませんか?とやさしく問いかけてくれる本を見つけました。 心穏やかに暮らすヒントは「食」のなかに

    浄土真宗東本願寺派緑泉寺の住職で、料理僧をされている青江覚峰さん。食を通じた仏教の普及に取り組んでいらっしゃる青江さんは、著書『お寺のしあわせごはん』のなかで、おうちで簡単に作ることができる精進料理のレシピを、仏様の教えとともに紹介されています。

    『お寺のしあわせごはん』青江覚峰 / 1,296円(税込)

    仏様の教えを実践するのはむずかしいことだと思っていましたが、誰にとっても身近な「食」のなかにそのヒントが隠されているのだそう。

    たとえば、青江さんのオリジナル料理である「無明椀(むみょうわん)」というお料理は、がんもどきの上に型抜きしたニンジンをのせ、さらにその上にごく薄く切ったダイコンをのせたもの。食べる人は、ダイコンの下にニンジンらしきものがあることはわかるけれど、それがたしかにニンジンなのかはわかりません。

    無明椀

    賢い人とは、多くを知っている人ではなく、できる、知っている、わかっていると思うことほど、ますます注意深く見極めようとする謙虚な態度をとれる人です。

    (『お寺のしあわせごはん』p.61より引用)

    わかったつもりで本質がみえていない状態のことを、仏教では愚かであることを示す「無明」ということから誕生したお料理です。

    精進料理ですから、もちろん肉や油は使わずヘルシーなものばかり。楽しく作って、おいしく食べながらその意味を知るうちに、心も体もスッキリできそうです。

    学研プラス

    あわせて読みたい

    10秒で気分転換。いつでもどこでもスイッチを入れるかんたんな方法
    ゆるやかランニングで叶える、心地よい自分再発見(Sponsored)
    ヨガで見つけた自分のトリセツ(Sponsored)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2016/10/057943templefood.html
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。